2019年 01月 28日
耳慣れぬ |
年末からなんとはなしにバタバタして、
気がつけばもう2月が目の前に来ていました。
時間の経つのが早すぎて、もうびっくりです。
あきれるほど遅ればせながらですが、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、先日、息子が大勢の人の前で文章を読み上げる機会がありました。
わたしは後ろの方にいたし、
前方にはわたしよりも背の高い人がたくさんいたので、
誰が壇上にあがっているのか、目で確かめることはできませんでした。
本人からの予告もなかったので、まさか息子が出てくるとは思いもしませんでした。
声が耳に入った瞬間、ハッとしました。
この声、知ってる!うちの子だ。
変声期特有の少ししゃがれた、でも下がりきっていない声。
これは息子Aだ!
思わず隣の席にいた知人に囁いてしまいました。
これ、うちの息子Aですよ!
その集まりが終わって、会場から出たところで息子たちと合流しました。
ちょっと、A、朗読するなんて話、教えてくれなかったじゃない!
そんなふうに息子Aに話しかけたら、息子Aはムッとして言いました。
あれ、ボクじゃないから。Bだから。
息子Bにもムッとされました。
なに、梨の木ちゃんはボクの声がわからないわけ?
え?え?そうなの?
でも、あれ、息子Aの声だったよね?
息子Bの声は、まだそこまで低くなってないよね?
納得いかない気持ちでいっぱいでしたが、
朗読したのは間違い無く息子Bだったとの目撃証言もあり、
これは動かしようもない事実でありました。
かなりショックでした。主に2つの点で。
一番大きかったのは、息子の声を聞き分けられなかったショックです。
これまでは姿を見ずとも声だけで双子を100%識別できていたのに。
もう母親の「特別」じゃないんだよ、と成長を見せつけられたような感じです。
二つ目のショックは、息子Bの声の変化に追いつけていなかったことです。
普段しゃべっている時の声は、確かにBよりもAの方が低いのです。
でも、朗読させると、なぜか二人ともほとんど同じ声だった!
これには心底びっくりしました。
よそいきの声(落ち着いた声)だと、そうか、もうこんなに低いんだ。。。
うちの子より2歳年上の男の子を持つお母さんが、
夫の声と息子の声が聞き分けられなくて困っちゃうのよ、
などと以前話してくれたのですが、
ということは、我が家の場合はじきに3人の声が判別不可能になるのか???
靴のサイズはとっくの昔にわたしを追い越していて、
身長もいままさにわたしを越しつつあり、
そのくせ体重はわたしより大幅に少なく(うう、ショック)、
声も日々低くなって、
1日がかりの大宴会の後でも夕食を心配するほど容赦無く腹をすかせ、
息子たちふたりとも、まことに順調に成長中。
この1月で、無事に13歳になりました。
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by poirier_AAA
| 2019-01-28 21:54
| 子どもと暮らす
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