2017年 03月 10日
掃除ですっきり |
前にどこかで読んだことがある。
窓の掃除は雨の日の翌日(できれば曇った日)がいいのだそうだ。
なにゆえ雨の日の翌日かといえば、
湿気によって窓枠やガラスにこびりついた汚れが緩んで落としやすくなるからで、
曇った日がいいのは、ガラスの曇り具合が見えやすいからだそうだ。
雨の多いジメジメした日ばかり続いたこの一週間。
今朝は朝から明るい曇り空だったので、
「やるなら今日しかない!」一気に気持ちが盛り上がって
ベランダの掃除にとりかかった。
しばらく放りっぱなしだったベランダの鉢植えを確認すると、
どれも元気に春めいていた。
野ざらしの骸骨のようだった紫陽花からは場違いなほど鮮やかな緑が噴き出し、
寒さでダメになったかもしれないと諦めていたゼラニウムですら、
そこここに小さな葉をつけている。生き延びたのだ。
プランターに紛れ込んだ雑草も元気いっぱいだ。
それぞれの鉢植えから枯葉などを取り除いて綺麗にし、
(湿気で土が緩んでいるから雑草を取り除くのも簡単!)
たっぷり水をやり、ついでにベランダの大掃除もした。
冬の間に埃や排気ガスでくすんでしまったベランダの手すりも、
きれいに水拭きしたら眩しいくらい明るい色が蘇った。
(雨降りの後だとベランダの汚れも楽々とれるの!)
すっかりきれいになったベランダは見違えるように春めいて見えた。
清々しいねぇ、ひとりで何回もベランダを眺めて嬉しさに浸った。
春の喜びはいつもこんなふうだ。
冬の間にいつのまにか溜まってしまったもの(脂肪、埃、モノ)を
少しずつ片付けて、家も体も頭の中もスッキリさせる。
そうして春の盛りから夏に向けて一気に飛び立てるように準備を整える。
春分前の今頃の季節こそ大掃除に最も適しているのでは、と思っている。
年末のように寒さに震えて掃除する必要もないし、
太陽も明るくなっているから汚れも見えやすい。
春先に窓を磨きカーテンを洗うと、一気に家の中が明るくなる。
なにより春が近づくと体を動かしたくてたまらなくなる。
このチャンスを逃す手はないよね!と思うのである。
さて、ベランダは春の準備が整った。
今度はどこをきれいにしようかな。
by poirier_AAA
| 2017-03-10 21:21
| 日々の断片
|
Comments(2)
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Mtonosama at 2017-03-12 05:37
お天気続きなので、窓磨きはせず、ひたすらゴロゴロしていた土曜でした。雨の後でも磨かない怠け者です(^-^;
昨日は震災から6年目。3月11日だけではなくいつもいつも報道しないといけない、と思いながらTVを見ていました。
朝日新聞に、当日仕事で東北に行っており、津波から逃れるため高台に逃げたというお笑いコンビのサンドウィッチマンの記事が出ていました。(彼らは東北出身でもあるのですが)。
彼の同級生も津波の被害にあい、子どもと奥さんを亡くしたそうです。亡くなった子どもの口に入り込んだ泥を拭い取ってあげ、数日後に発見された奥さんの荼毘をすませたその友人は「ちょっと息子に会ってくる」と言って、その場を立ち去り、自殺したのだそうです。そんな悲しい話がいっぱいあるのに、私たちが忘れていってはいけませんよね。つらい季節です。
昨日は震災から6年目。3月11日だけではなくいつもいつも報道しないといけない、と思いながらTVを見ていました。
朝日新聞に、当日仕事で東北に行っており、津波から逃れるため高台に逃げたというお笑いコンビのサンドウィッチマンの記事が出ていました。(彼らは東北出身でもあるのですが)。
彼の同級生も津波の被害にあい、子どもと奥さんを亡くしたそうです。亡くなった子どもの口に入り込んだ泥を拭い取ってあげ、数日後に発見された奥さんの荼毘をすませたその友人は「ちょっと息子に会ってくる」と言って、その場を立ち去り、自殺したのだそうです。そんな悲しい話がいっぱいあるのに、私たちが忘れていってはいけませんよね。つらい季節です。
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poirier_AAA at 2017-03-13 23:19
> Mtonosamaさん、こんにちは。
何を書いたらいいのか、と迷う3月11日です。
地震も津波も大変なことでした。
それでも、あの原発事故さえなかったら、と思わないではいられません。
切ないとか悲しいとかだけでは済まない複雑な気持ちです。
何を書いたらいいのか、と迷う3月11日です。
地震も津波も大変なことでした。
それでも、あの原発事故さえなかったら、と思わないではいられません。
切ないとか悲しいとかだけでは済まない複雑な気持ちです。