2013年 10月 22日
わたしは保守派 |
久しぶりに3歳の親戚の子に会ったところ、
いきなり「○×△✻★✧〜」と汚い言葉をニコニコ顔で吐かれて、
あまりのショックに、のけぞって倒れそうになりました。
思い返せばわが息子たちも、
小学校にはいるやいなや Pワード(英語ならFワード)を覚えて来て、
親をギョッとさせたものでした。
でも、ここまで凄い言葉はまだ聞いたことがありません。
(わたしにも初耳の言葉でした。でも汚い言葉であることはすぐわかります)
しかも、あの子はまだ3歳。
まだ満足に舌も回らないと言うのに、もうこの言葉ですか!?
でも、実際にそういうことが起こるのです。
子どもなんて意味がわかって発しているわけもありません。
大人が感情に任せて日常的に使っている言葉を耳から覚え込んでしまうのです。
で、そういう言葉を頻発する大人が周りにいる子が、
集団生活の中で他の子どもにもちゃんと伝えて行く。
悪い言葉ほど魅力的なものはないので、もう止めようがありません。
言葉ができるようになる、と簡単に言いますが、
ここでいう「言葉」は「自分の身の回りの社会言語」と言い換えても良い。
つまり、自分の周りで普通に通用する言語のことだと思うのです。
良い悪いの価値判断はまったく抜きにして、
うちの息子たちとこの3歳の男の子とでは、
周りの大人たちの言葉遣いがかなり違うようだと考えられます。
そして、わたしがもしこの子と同じ環境にいたら、
今なら絶対に使わないであろう言葉を日常使いしていたかもしれません。
そのくらい言葉には周囲の環境の影響が大きく出ると思います。
この点は自国で外国語を勉強している場合はとても難しいです。
学習者の常として、新しく覚えた言葉は試してみたくてたまりません。
要はその言葉を使うための状況さえ理解できればいいのです。
けれども、そんな無邪気な試みが現地の人にショックを与えることも多いです。
その言葉を普通に使ってもいいものかどうか、
特に成人である程度の社会的責任を持つ立場の人が使っても良い言葉かどうか、
これはよくよく気をつけるべきことだと思います。
独学で、まわりに確認できるネイティブがいないときは要注意と思いますし、
逆に、ネイティブならば誰でもいいと妄信するのも良くないでしょう。
3歳の子どもがオソロシイののしり言葉を使うのもショックですが、
身だしなみの良い上品な様子の日本の旅行者が、片言ながらも
「うぃ」と発音すべきところを「うぇ」と言ったり、
「ジュヌセパ」を「シェパ」などと言っているのを見ると、
あぁこの人はカジュアルな話し言葉中心の教材で勉強してしまったのか、
誰かきちんとアドヴァイスしてくれる人がいなかったのか、
などとつい余計なお節介で心を痛めてしまうのです。
何を言いたいかと言うと、
言葉は(例えそれが外国語でも)社会的な存在なので、
日本語で敬語を間違えないように気をつけて使うように、
TPOや自分に似合った言葉を選ぶ努力をすべきではないか、ということです。
特に言葉が自由自在に使えないうちは、
丁寧すぎると思われるくらいきちんとしている方が安全ではないかな、と。
一所懸命に覚えた言葉のおかげでふわっと開く心もあれば、
興味本位で試してみた言葉によって開きかけた心が閉まってしまうことだって、
なきにしもあらずですから。
‥‥と、今日はまったくもって余計なお世話の話でした。
いきなり「○×△✻★✧〜」と汚い言葉をニコニコ顔で吐かれて、
あまりのショックに、のけぞって倒れそうになりました。
思い返せばわが息子たちも、
小学校にはいるやいなや Pワード(英語ならFワード)を覚えて来て、
親をギョッとさせたものでした。
でも、ここまで凄い言葉はまだ聞いたことがありません。
(わたしにも初耳の言葉でした。でも汚い言葉であることはすぐわかります)
しかも、あの子はまだ3歳。
まだ満足に舌も回らないと言うのに、もうこの言葉ですか!?
でも、実際にそういうことが起こるのです。
子どもなんて意味がわかって発しているわけもありません。
大人が感情に任せて日常的に使っている言葉を耳から覚え込んでしまうのです。
で、そういう言葉を頻発する大人が周りにいる子が、
集団生活の中で他の子どもにもちゃんと伝えて行く。
悪い言葉ほど魅力的なものはないので、もう止めようがありません。
言葉ができるようになる、と簡単に言いますが、
ここでいう「言葉」は「自分の身の回りの社会言語」と言い換えても良い。
つまり、自分の周りで普通に通用する言語のことだと思うのです。
良い悪いの価値判断はまったく抜きにして、
うちの息子たちとこの3歳の男の子とでは、
周りの大人たちの言葉遣いがかなり違うようだと考えられます。
そして、わたしがもしこの子と同じ環境にいたら、
今なら絶対に使わないであろう言葉を日常使いしていたかもしれません。
そのくらい言葉には周囲の環境の影響が大きく出ると思います。
この点は自国で外国語を勉強している場合はとても難しいです。
学習者の常として、新しく覚えた言葉は試してみたくてたまりません。
要はその言葉を使うための状況さえ理解できればいいのです。
けれども、そんな無邪気な試みが現地の人にショックを与えることも多いです。
その言葉を普通に使ってもいいものかどうか、
特に成人である程度の社会的責任を持つ立場の人が使っても良い言葉かどうか、
これはよくよく気をつけるべきことだと思います。
独学で、まわりに確認できるネイティブがいないときは要注意と思いますし、
逆に、ネイティブならば誰でもいいと妄信するのも良くないでしょう。
3歳の子どもがオソロシイののしり言葉を使うのもショックですが、
身だしなみの良い上品な様子の日本の旅行者が、片言ながらも
「うぃ」と発音すべきところを「うぇ」と言ったり、
「ジュヌセパ」を「シェパ」などと言っているのを見ると、
あぁこの人はカジュアルな話し言葉中心の教材で勉強してしまったのか、
誰かきちんとアドヴァイスしてくれる人がいなかったのか、
などとつい余計なお節介で心を痛めてしまうのです。
何を言いたいかと言うと、
言葉は(例えそれが外国語でも)社会的な存在なので、
日本語で敬語を間違えないように気をつけて使うように、
TPOや自分に似合った言葉を選ぶ努力をすべきではないか、ということです。
特に言葉が自由自在に使えないうちは、
丁寧すぎると思われるくらいきちんとしている方が安全ではないかな、と。
一所懸命に覚えた言葉のおかげでふわっと開く心もあれば、
興味本位で試してみた言葉によって開きかけた心が閉まってしまうことだって、
なきにしもあらずですから。
‥‥と、今日はまったくもって余計なお世話の話でした。
by poirier_AAA
| 2013-10-22 20:51
| 言葉を学ぶ
|
Comments(12)
Commented
by
saheizi-inokori at 2013-10-22 21:57
崩すのは簡単でもいつも背筋をまっすぐにしてるのは付け焼き刃ではできないものね。私はちゃんと挨拶が出来ないまま終わります。
0
Commented
at 2013-10-22 22:45
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
kanafr at 2013-10-23 01:50
いやいや保守派なんておっしゃらないでください。
とっても大事な事だって思います。
確かに言葉を覚え始めた子供にとってちょっと覚えたての汚い言葉を言ったら、周りの大人がビックリする、笑うとかの反応が面白いんだって思いますけどね。
やはり、そこは凄く大人が反省しなきゃいけない事でちゃんと教えなきゃいけない事だって思いますよ。
大人が教えないから、大人になっても敬語も使えないのはどうかって思いますもの。
№2が近所にパン屋さんの修行に来た日本人の方の話仏語がまさに「うぇ」の仏語だったので、すぐ「仏語を習い始めた時周りがこういう環境だったでしょ?」って言いあてました。そして「正しい仏語じゃないよ」って一生懸命教えてましたが、本人はそれが格好いいって思って仕舞っているので最後までダメでしたね。
とっても大事な事だって思います。
確かに言葉を覚え始めた子供にとってちょっと覚えたての汚い言葉を言ったら、周りの大人がビックリする、笑うとかの反応が面白いんだって思いますけどね。
やはり、そこは凄く大人が反省しなきゃいけない事でちゃんと教えなきゃいけない事だって思いますよ。
大人が教えないから、大人になっても敬語も使えないのはどうかって思いますもの。
№2が近所にパン屋さんの修行に来た日本人の方の話仏語がまさに「うぇ」の仏語だったので、すぐ「仏語を習い始めた時周りがこういう環境だったでしょ?」って言いあてました。そして「正しい仏語じゃないよ」って一生懸命教えてましたが、本人はそれが格好いいって思って仕舞っているので最後までダメでしたね。
Commented
by
milletti_naoko at 2013-10-23 07:16
梨の木さん、こんばんは。親もですが、テレビや友達、いろんな出会いや機会を通して、子供は親は覚えてほしくないような言葉を、どんどん身につけていくんでしょうね。子供は親の言うことではなくて、することを見て育つと言いますが、話す言葉もそうなのでしょう。
わたしも、イタリア語は、日本語で主に書き言葉で覚えたので、最初のうちは、堅苦しい言い方をしたものでした。逆にこなれすぎ、馴れ馴れしすぎというのも問題ですよね。どういうときにはどういう表現を使うかという外国語のTPOは、まずは言語の習得、理解やコミュニケーションに必死なので、その違いが本当に分かるまでには、やはり時間がかかるし、実際にすんでみる必要があるのではないかと思います。日本語の授業でも、最初はやはりていねいなので無難で失礼のない「です・ます体」を教えていて、それで日本に留学したら、大学生たちが皆そんな言葉遣いは友人同士では使っていないので、イタリアに戻るなり、常体を勉強したいと言っていましたが、やっぱり最初は、ていねいな、ちゃんとした言葉遣いができることが大切だと思います。
わたしも、イタリア語は、日本語で主に書き言葉で覚えたので、最初のうちは、堅苦しい言い方をしたものでした。逆にこなれすぎ、馴れ馴れしすぎというのも問題ですよね。どういうときにはどういう表現を使うかという外国語のTPOは、まずは言語の習得、理解やコミュニケーションに必死なので、その違いが本当に分かるまでには、やはり時間がかかるし、実際にすんでみる必要があるのではないかと思います。日本語の授業でも、最初はやはりていねいなので無難で失礼のない「です・ます体」を教えていて、それで日本に留学したら、大学生たちが皆そんな言葉遣いは友人同士では使っていないので、イタリアに戻るなり、常体を勉強したいと言っていましたが、やっぱり最初は、ていねいな、ちゃんとした言葉遣いができることが大切だと思います。
Commented
by
poirier_AAA at 2013-10-23 20:09
>saheiziさん、こんにちは。
おっしゃるとおりです。崩すのはいつでもできるけれど、逆は一朝一夕ではどうにもなりません。
挨拶も難しいですね。日本を離れてしまった今は、ますます難しい。きっとあちこちで粗相をしているに違いありません。
おっしゃるとおりです。崩すのはいつでもできるけれど、逆は一朝一夕ではどうにもなりません。
挨拶も難しいですね。日本を離れてしまった今は、ますます難しい。きっとあちこちで粗相をしているに違いありません。
Commented
by
fusk
at 2013-10-23 20:10
x
フランス語には貴方をさす言葉が2つありますよね。
親しくなった人にvous 、tuをいつの時点に移行するのか?
いつも悩んでしまいます。
息子はまた日本語の敬語の使い方が難しいと子供の頃困っていました。
いつも親しくしている私の友人が、知らない大人を連れて来られた時に
慣れ親しんだおじさんに対してはどんな風に話せばいいのかが、難しかったようでした。
「心優しい」マッチョなヒーロも好きですが
しょぼくれた探偵も自分自身に近くて好きですね。笑。
親しくなった人にvous 、tuをいつの時点に移行するのか?
いつも悩んでしまいます。
息子はまた日本語の敬語の使い方が難しいと子供の頃困っていました。
いつも親しくしている私の友人が、知らない大人を連れて来られた時に
慣れ親しんだおじさんに対してはどんな風に話せばいいのかが、難しかったようでした。
「心優しい」マッチョなヒーロも好きですが
しょぼくれた探偵も自分自身に近くて好きですね。笑。
Commented
by
poirier_AAA at 2013-10-23 20:23
>鍵コメさん、こんにちは。
そうですよね、語学に限ったことでなく、まずはオーソドックスなものから覚えていくのが一番安心できる道なのだろうと思います。
ところでフランスですが、ラテン系の国はどこでも基本的にマッチョ(男性優位)だと感じています。とはいえ、日本と比べるとフランスの方がはるかに女性は生きやすいですね。女性だから○○をしなければ、という縛りが日本よりもずっと緩いです。例えば政治の世界でも女性の大臣が普通にいますし、90年代の初めには女性の首相(クレッソン)も登場しました。大統領の座を巡ってサルコジとセゴレーヌ・ロワイヤルが争ったのも記憶に新しいです。
↓の笑いも、ひょっとしたらお母さんのスカートの影に隠れる男の子を連想させたのかもしれない、などとも思うんですよ。どちらにしても恋愛劇に出てくる男性の様子としてはいささか情けなく見えたのでしょうね。
そうですよね、語学に限ったことでなく、まずはオーソドックスなものから覚えていくのが一番安心できる道なのだろうと思います。
ところでフランスですが、ラテン系の国はどこでも基本的にマッチョ(男性優位)だと感じています。とはいえ、日本と比べるとフランスの方がはるかに女性は生きやすいですね。女性だから○○をしなければ、という縛りが日本よりもずっと緩いです。例えば政治の世界でも女性の大臣が普通にいますし、90年代の初めには女性の首相(クレッソン)も登場しました。大統領の座を巡ってサルコジとセゴレーヌ・ロワイヤルが争ったのも記憶に新しいです。
↓の笑いも、ひょっとしたらお母さんのスカートの影に隠れる男の子を連想させたのかもしれない、などとも思うんですよ。どちらにしても恋愛劇に出てくる男性の様子としてはいささか情けなく見えたのでしょうね。
Commented
by
poirier_AAA at 2013-10-23 20:32
>kanafrさん、こんにちは。
なんだか最近、とみにNo.2君と意見が合うことが多くて、とても心強く嬉しいです♡
フランス語だけでなく英語でもそうだと思うのですが、砕けた話し方ができるのを「格好良い」と勘違いしてしまう人が多いような気がするんですよね。それは確かに仲間内では浮かずに済むかもしれませんけれど、人は仲間内だけで生きているわけにはいきませんもの。やっぱりどこに出ても相手にイヤな思いをさせない、相手から敬意を持って見てもらえるような言葉遣いを知っているべきだと思うのです。
最近、フランス人の喋り方を聞いても「うわ〜こういうのは勘弁して欲しい」ということが多くなり、好みがはっきりし過ぎて困っています。日本にいてもフランスにいても口うるさいオバサンとなってしまいました〜。
なんだか最近、とみにNo.2君と意見が合うことが多くて、とても心強く嬉しいです♡
フランス語だけでなく英語でもそうだと思うのですが、砕けた話し方ができるのを「格好良い」と勘違いしてしまう人が多いような気がするんですよね。それは確かに仲間内では浮かずに済むかもしれませんけれど、人は仲間内だけで生きているわけにはいきませんもの。やっぱりどこに出ても相手にイヤな思いをさせない、相手から敬意を持って見てもらえるような言葉遣いを知っているべきだと思うのです。
最近、フランス人の喋り方を聞いても「うわ〜こういうのは勘弁して欲しい」ということが多くなり、好みがはっきりし過ぎて困っています。日本にいてもフランスにいても口うるさいオバサンとなってしまいました〜。
Commented
by
poirier_AAA at 2013-10-23 20:42
>naokoさん、こんにちは。
トラックバック、ありがとうございます。
naokoさんのコメントと記事を読んで、イタリア語とフランス語だと少し様子がちがうのかな?と思うことがありました。もちろんフランス語も書き言葉と話し言葉には大きな乖離がありますが、およそ日本でフランス語を勉強している限りは、そこまでおおきく「書き言葉」偏重にはならないような気がするのです。そして日本で教えられているフランス語ならば、基本はどこに出ても恥ずかしくないフランス語になるはずです。逆に、最近多くなって来た「生のフランス語」を売りにした教科書は個人的には要注意だと思っているのです。
↑で書いて下さった方がいますが、やはり崩すのは簡単、逆は至難、と思いますね。
トラックバック、ありがとうございます。
naokoさんのコメントと記事を読んで、イタリア語とフランス語だと少し様子がちがうのかな?と思うことがありました。もちろんフランス語も書き言葉と話し言葉には大きな乖離がありますが、およそ日本でフランス語を勉強している限りは、そこまでおおきく「書き言葉」偏重にはならないような気がするのです。そして日本で教えられているフランス語ならば、基本はどこに出ても恥ずかしくないフランス語になるはずです。逆に、最近多くなって来た「生のフランス語」を売りにした教科書は個人的には要注意だと思っているのです。
↑で書いて下さった方がいますが、やはり崩すのは簡単、逆は至難、と思いますね。
Commented
by
poirier_AAA at 2013-10-23 20:51
>fuskさん、こんにちは。
わたしはもう、迷ったらvousで行くことにしています(笑)。でもvousと呼ぶことで相手をがっかりさせていることもあるかもしれないなぁと思いますね。使い分け、難しいです。
そして、日本の敬語に至っては、いつか教える日がくるであろうかと、、、、そんなレヴェルですね。
探偵もの、わたしはもう圧倒的にしょぼくれた主人公が好きなんですよ。そんな、常に格好良くキマッた人なんているわけないも〜んと思ってしまう。そして、マッチョな人が出てくると反抗心がむらむらと沸き上がって来てしまうのです(笑)。心優しいマッチョ、なかなかに難しい条件だと思いますが、そんな探偵さんもいるのでしょうか?
わたしはもう、迷ったらvousで行くことにしています(笑)。でもvousと呼ぶことで相手をがっかりさせていることもあるかもしれないなぁと思いますね。使い分け、難しいです。
そして、日本の敬語に至っては、いつか教える日がくるであろうかと、、、、そんなレヴェルですね。
探偵もの、わたしはもう圧倒的にしょぼくれた主人公が好きなんですよ。そんな、常に格好良くキマッた人なんているわけないも〜んと思ってしまう。そして、マッチョな人が出てくると反抗心がむらむらと沸き上がって来てしまうのです(笑)。心優しいマッチョ、なかなかに難しい条件だと思いますが、そんな探偵さんもいるのでしょうか?
Commented
by
germanmed at 2013-10-24 15:30
こんにちは。
>特に言葉が自由自在に使えないうちは、
>丁寧すぎると思われるくらいきちんとしている方が安全ではないかな、と。
これ、私も痛感しています。
日本人の多い観光地のレストランで、お皿を下げながら「おいしかった?」と訊かれた事があり、「ああ、教えた人が悪かったんだなあ・・・」と思いました。
日本語の敬語は長くて大変ですが、夫には、片言だからこそ丁寧過ぎるくらいの表現を教えるようにしています。
また、小さな子どもが舌足らずに敬語を使うのは本当に可愛くて、命令口調でお願いされるのとは全く気分が違います。
>特に言葉が自由自在に使えないうちは、
>丁寧すぎると思われるくらいきちんとしている方が安全ではないかな、と。
これ、私も痛感しています。
日本人の多い観光地のレストランで、お皿を下げながら「おいしかった?」と訊かれた事があり、「ああ、教えた人が悪かったんだなあ・・・」と思いました。
日本語の敬語は長くて大変ですが、夫には、片言だからこそ丁寧過ぎるくらいの表現を教えるようにしています。
また、小さな子どもが舌足らずに敬語を使うのは本当に可愛くて、命令口調でお願いされるのとは全く気分が違います。
Commented
by
poirier_AAA at 2013-10-24 16:53
>germanmedさん、こんにちは。
そうなんです、日本人が外国の人に面白がって「軽い」日本語を教えてしまうこともあるんですよね。日本人と結婚したフランス人女性と話していた時に、「じじい」という日本語が出て来てショックを受けたことがあります。日本人の旦那様が身内の男性についてからかいを込めて使った言葉のようですが、これは他人相手には通用しない言葉ですよね。それをきちんと伝えないのは旦那さん側の無責任だと思いました。
日本語の敬語はとても難しいですね。先日行った日本食レストランで「〜になさいますか」「〜ですがよろしいでしょうか」とぎこちなく話す若い店員さんを見かけ、俄然好感を持ちました。相手に失礼がないようにと考える態度は、どんな文化にあっても必ずや好意を持って迎えられますよね。
そうなんです、日本人が外国の人に面白がって「軽い」日本語を教えてしまうこともあるんですよね。日本人と結婚したフランス人女性と話していた時に、「じじい」という日本語が出て来てショックを受けたことがあります。日本人の旦那様が身内の男性についてからかいを込めて使った言葉のようですが、これは他人相手には通用しない言葉ですよね。それをきちんと伝えないのは旦那さん側の無責任だと思いました。
日本語の敬語はとても難しいですね。先日行った日本食レストランで「〜になさいますか」「〜ですがよろしいでしょうか」とぎこちなく話す若い店員さんを見かけ、俄然好感を持ちました。相手に失礼がないようにと考える態度は、どんな文化にあっても必ずや好意を持って迎えられますよね。