2013年 10月 01日
ポルトガルの音楽 |
前にも書いたことがありますが、
うちの息子たちはポルトガルでお祭りに行くのが大好きです。
目的は綿飴でもなければ行列でもなく、夜の部の音楽。
舞台でミュージシャンたちが楽器を弾いたり歌ったり、
舞台の下では住民たちが老いも若きも踊っている、それがいいのです。
そんなに好きなら、と、
数年前に「ポルトガルのお祭り」と題したCDを買いました。
思った通り子どもは夢中になり、
もはや車の中ではポルトガルの音楽しか聞かせてもらえない状態になりました。
一昨年も去年も、ポルトガルに行くたびに1枚ずつCDが増え、
今年もまた同じようにCDを買って来た我が家であります。
字を読むようになった子どもたちは、歌手の名前まで覚え込み、
耳が腐るほど何回も聞いているので、
ふっと気がつくと、家の中で2人で遊びながら歌っている!
いやいや、毎度のことながら子どもの耳の良さには驚きます。
そんな息子たちが、今年の夏のお祭りで耳にして気に入ったのがこちらです。
José Malhoa(ジョゼ・マリョーア)の「A Morena do Kuduro」
上の動画、実は他の曲のヴィデオ・クリップの映像だけ借りて曲を載せたもの。
オフィシャルなヴィデオ・クリップも下に貼りますが、
わたしは子どもに頼まれてネット上でこの曲を探した時、
ちょっとびっくりしてしまって、これは見せられないなぁと思ったのでした。
ポルトガルでディスコテックに行ったとき、
確かにへそを出した若い女の子たちが体をくねらせて踊り狂っていましたが、
ポルトガルのお祭りでは普通はこんな様子は見られません。(念のため)
こういった雰囲気は、同じポルトガル語圏のブラジルの影響でしょうね。
オフィシャル・ヴィデオはこちらです。
こんなノリノリの曲を歌っている歌手が、
なんとポルトガルのご近所さんと体型がそっくりなおじさんだったことも、
娘と孫娘と、親子3代揃って活躍している芸能一家であることも、
知ってびっくりだったのであります。
ポルトガルの流行の歌には、
もちろん上のようなラテンっぽいノリノリの曲もあるのですが、
ポルトガルらしい雰囲気の曲もたくさんあります。
アコーディオンを弾きながら歌う歌手が多いことにも気がつきます。
ポルトガルから他国へ移民した人の故郷への愛情を歌った歌もあれば、
経済難の世相を反映した歌もあり、
ところ変われば歌も変わるものだなぁと感じました。
たとえばこれなんか(↓)タイトルからして熱いです。
「Sou Português」(我はポルトガル人なり)←わたしでもわかる!
日本ではこういう歌は出て来ないような気がしませんか。
週末ちょっと長いドライヴをして、
その間ずっとポルトガルの歌を聞いていたものですから、
最初の曲が耳についてしまって頭から離れません。
でもって、思い出すと体が動いてしまう。
中毒性のある曲なのであります。
たまにはこういう脂っこい音楽もよろしゅうございましょう?
うちの息子たちはポルトガルでお祭りに行くのが大好きです。
目的は綿飴でもなければ行列でもなく、夜の部の音楽。
舞台でミュージシャンたちが楽器を弾いたり歌ったり、
舞台の下では住民たちが老いも若きも踊っている、それがいいのです。
そんなに好きなら、と、
数年前に「ポルトガルのお祭り」と題したCDを買いました。
思った通り子どもは夢中になり、
もはや車の中ではポルトガルの音楽しか聞かせてもらえない状態になりました。
一昨年も去年も、ポルトガルに行くたびに1枚ずつCDが増え、
今年もまた同じようにCDを買って来た我が家であります。
字を読むようになった子どもたちは、歌手の名前まで覚え込み、
耳が腐るほど何回も聞いているので、
ふっと気がつくと、家の中で2人で遊びながら歌っている!
いやいや、毎度のことながら子どもの耳の良さには驚きます。
そんな息子たちが、今年の夏のお祭りで耳にして気に入ったのがこちらです。
José Malhoa(ジョゼ・マリョーア)の「A Morena do Kuduro」
上の動画、実は他の曲のヴィデオ・クリップの映像だけ借りて曲を載せたもの。
オフィシャルなヴィデオ・クリップも下に貼りますが、
わたしは子どもに頼まれてネット上でこの曲を探した時、
ちょっとびっくりしてしまって、これは見せられないなぁと思ったのでした。
ポルトガルでディスコテックに行ったとき、
確かにへそを出した若い女の子たちが体をくねらせて踊り狂っていましたが、
ポルトガルのお祭りでは普通はこんな様子は見られません。(念のため)
こういった雰囲気は、同じポルトガル語圏のブラジルの影響でしょうね。
オフィシャル・ヴィデオはこちらです。
こんなノリノリの曲を歌っている歌手が、
なんとポルトガルのご近所さんと体型がそっくりなおじさんだったことも、
娘と孫娘と、親子3代揃って活躍している芸能一家であることも、
知ってびっくりだったのであります。
ポルトガルの流行の歌には、
もちろん上のようなラテンっぽいノリノリの曲もあるのですが、
ポルトガルらしい雰囲気の曲もたくさんあります。
アコーディオンを弾きながら歌う歌手が多いことにも気がつきます。
ポルトガルから他国へ移民した人の故郷への愛情を歌った歌もあれば、
経済難の世相を反映した歌もあり、
ところ変われば歌も変わるものだなぁと感じました。
たとえばこれなんか(↓)タイトルからして熱いです。
「Sou Português」(我はポルトガル人なり)←わたしでもわかる!
日本ではこういう歌は出て来ないような気がしませんか。
週末ちょっと長いドライヴをして、
その間ずっとポルトガルの歌を聞いていたものですから、
最初の曲が耳についてしまって頭から離れません。
でもって、思い出すと体が動いてしまう。
中毒性のある曲なのであります。
たまにはこういう脂っこい音楽もよろしゅうございましょう?
by poirier_AAA
| 2013-10-01 17:48
| ポルトガル
|
Comments(10)
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saheizi-inokori at 2013-10-01 21:37
そうだよね、まさかあの陰鬱なフアドばかりじゃないよね。
ちょっと韓国のノリ。
ちょっと韓国のノリ。
0
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fusk
at 2013-10-01 23:18
x
ポルトガルの音楽はファドのイメージが強かったので
こんなノリノリの曲とは想像つきませんでした。
そう言えば。私の住んでいる市の夏至祭りにポルトガルのブースもあるんですが。こんな曲がかかっていたような気がしてきました。
煙がもうもうとしている炭火で焼いたおいしそうな鰯と共に。笑。
こんなノリノリの曲とは想像つきませんでした。
そう言えば。私の住んでいる市の夏至祭りにポルトガルのブースもあるんですが。こんな曲がかかっていたような気がしてきました。
煙がもうもうとしている炭火で焼いたおいしそうな鰯と共に。笑。
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germanmed at 2013-10-02 05:07
うわあ、いいですねえ。こんなお腹でなければ、一緒に踊りたいところです。あはは。
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Mtonosama at 2013-10-02 09:26
ポルトガルの音楽といえばファドと刷り込まれてしまっているの
で、ちょっと不思議な感じ。
でも、Sou Portuguêsのイントロって演歌みたいですね。
台風の影響で朝から雨が降っているので、こんな音楽もいいです。
脂っこいもの大歓迎♪ 湯豆腐ばかりじゃ枯れてしまいますから。
で、ちょっと不思議な感じ。
でも、Sou Portuguêsのイントロって演歌みたいですね。
台風の影響で朝から雨が降っているので、こんな音楽もいいです。
脂っこいもの大歓迎♪ 湯豆腐ばかりじゃ枯れてしまいますから。
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poirier_AAA at 2013-10-02 18:16
>saheiziさん、こんにちは。
もちろん。みんな踊れる曲が大好きなのです。
韓国の曲と似ていますか?わたし、そう言えばほとんど知らないですね。(それを言うなら今の日本の歌も全然わかりませんが)
もちろん。みんな踊れる曲が大好きなのです。
韓国の曲と似ていますか?わたし、そう言えばほとんど知らないですね。(それを言うなら今の日本の歌も全然わかりませんが)
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poirier_AAA at 2013-10-02 18:18
>fuskさん、こんにちは。
そうなんですよ。ファドはちょっと別枠で、普通のお祭りのときはこういう楽しい曲にあわせて熟年カップルも踊っていますよ。
夏至のお祭りですか。それは行ってみたいですねぇ。わたし、ポルトガル人ではないんですけれど、妙にあのイワシを焼く匂いに誘われてしまうのです。きっと他にも美味しいものがたくさん出ているでしょうね。いや、是非行ってみなくては。
そうなんですよ。ファドはちょっと別枠で、普通のお祭りのときはこういう楽しい曲にあわせて熟年カップルも踊っていますよ。
夏至のお祭りですか。それは行ってみたいですねぇ。わたし、ポルトガル人ではないんですけれど、妙にあのイワシを焼く匂いに誘われてしまうのです。きっと他にも美味しいものがたくさん出ているでしょうね。いや、是非行ってみなくては。
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poirier_AAA at 2013-10-02 18:20
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poirier_AAA at 2013-10-02 18:22
>mtonosamaさん、こんにちは。
そうなんです。巧い言い方がわからないんですが、なんだかとっても「ベタ」な感じのするイントロとかサビも多いです。ベタだなぁ〜と思いながら、それでもなんとなく耳について、気がつくと鼻歌を歌っていたりして。
そういえばむかし「北酒場」とかありましたよね。(古いな〜)
あれもノリノリ演歌でした。
そうなんです。巧い言い方がわからないんですが、なんだかとっても「ベタ」な感じのするイントロとかサビも多いです。ベタだなぁ〜と思いながら、それでもなんとなく耳について、気がつくと鼻歌を歌っていたりして。
そういえばむかし「北酒場」とかありましたよね。(古いな〜)
あれもノリノリ演歌でした。
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gutsuri at 2013-10-03 00:23
お久しぶりです。
こちらに来て、ポルトガルの音楽を聴いて、気分が明るくなりました。一緒に身体も動いてきて、知らないうちにリズムを刻んでいました。
少し前から、何だか憂鬱な感じがしていて、秋なのよね~ 秋のせいでこんな気分になるのよね~ と思い、その切り替えに苦労していたのです。
明るくて軽くて楽しくて、ノリノリで、良いですね~
音楽を聴きながら書いています。
楽しかったですよ。
明るい気分になりました。おかげさまで・・・
こちらに来て、ポルトガルの音楽を聴いて、気分が明るくなりました。一緒に身体も動いてきて、知らないうちにリズムを刻んでいました。
少し前から、何だか憂鬱な感じがしていて、秋なのよね~ 秋のせいでこんな気分になるのよね~ と思い、その切り替えに苦労していたのです。
明るくて軽くて楽しくて、ノリノリで、良いですね~
音楽を聴きながら書いています。
楽しかったですよ。
明るい気分になりました。おかげさまで・・・
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by
poirier_AAA at 2013-10-03 21:55
>gutsuriさん、こんにちは。
音楽、楽しんでいただけてよかったです。
明るくて軽くて、ときどきこういう曲を聞くと気分がスカッと晴れますよね。それに体が自然に動いてしまう感じも楽しいものです。
ポルトガルのお祭りだったら、下は3歳から上は年齢制限無しで、みんな思い思いに楽しんで踊っているんですよ。その「好きに楽しめば良い」ゆるい感じが大好きです。
夏から秋に季節が変わる時期は、どうしても気分が上を向かないことがありますよね。体が慣れるまでの辛抱とわかっていても、ちょっと辛いです。少しでもお役に立ててよかったです。
音楽、楽しんでいただけてよかったです。
明るくて軽くて、ときどきこういう曲を聞くと気分がスカッと晴れますよね。それに体が自然に動いてしまう感じも楽しいものです。
ポルトガルのお祭りだったら、下は3歳から上は年齢制限無しで、みんな思い思いに楽しんで踊っているんですよ。その「好きに楽しめば良い」ゆるい感じが大好きです。
夏から秋に季節が変わる時期は、どうしても気分が上を向かないことがありますよね。体が慣れるまでの辛抱とわかっていても、ちょっと辛いです。少しでもお役に立ててよかったです。