2011年 12月 08日
絵で見るヴェネツィア旅行 |
昨日に引き続き、親馬鹿シリーズ。
1年ほど前から子どものお絵描き熱が異様に高まっており、今回の旅行中も絵が描きたくてウズウズしていた息子たち。
とあるビザ屋に入った時、テーブルに紙製のランチョンマットが敷かれているのに気がついて、これに絵を描いても良いか、と尋ねて来た。う〜ん、じゃあ料理が来る前と食べ終わってからね、という約束で始まったお絵描き。気がつくと紙製のマットを使っている店が結構あって、昼ご飯を食べるたびに帰りはお絵描き済みの紙をもらって帰るという事態にあいなった。
つたない絵なのだけれど、そこには子どもたちなりのこだわりポイント(注目点)があるらしく、そんな話を聞いていると結構へぇ〜と思うこともあって面白かった。
そんな息子たちの絵に描かれたヴェネツィアを、今回はご紹介。
まずは、昨日もちょっと出て来たアカデミア橋。
これは木製の橋で、渡るためには階段を上り下りすることになる。時にフランス語で時に日本語で数えながら上り下りした橋。その階段が印象に残ったんだと思う。 左側の一番大きい人がパパ。その右隣の、長い耳が飛び出しているようにみえるのが髪の長い(当家比)ママン。橋の下には水。
続いて乗り物。これはパリからヴェネツィアまで編。
自宅からタクシーで空港まで(右下)。それから飛行機に乗り(中央)、ヴェネツィアに到着してからは水上バス(右上)で島まで移動。左上は夕暮れのラグーンで見た豪華客船(船の上に明りがともっている。左には小さく操舵士が座っている)。
次はヴェネツィアでの乗り物編。 画面下半分の大きな絵は、ヴェネツィア内の移動に使うヴァポレットと呼ばれる水上バスを上から見た図。船上には風を避けて座れる部屋のような場所があり、また人が立っていられる場所もある。右端には操舵室。画面中央の動物の腸みたいなモノは、船のもやい綱。ヴァポレットが駅に着く度に、係員がこの綱(ぶっといロープ)を岸の杭に括りつけて船を固定する。船が固定したところで船のドアを開けて人を移動させるようになっている。絵の中央には船から駅に移動しようとする人の姿あり。人の向かう先(画面の上の四角部分)が水上駅。駅の右隣には工事用の小さいクレーンを乗せた船あり。画面の右側は、この舳先でわかるかな?一度も乗らなかったゴンドラなり。
そして、これは子どもたちの初オペラの体験画。
油染みがついた紙でも使わずにはいられない、この執念。 小さい劇場で行われた「椿姫」を観に行った。これは多分1幕の図。中央にヴィオレッタ。左端がアルフレート。アルフレートの隣にはビスチェドレスを来た女性。舞台中央にはテーブルがあり、上には燭台と花がのっていた。手前にはオーケストラ。編成は1stヴァイオリン3人、2nd2人、あとは弦楽器も管楽器もすべて1人ずつしかいないという簡易オーケストラだった。中央で右手を振り上げているのが指揮者。その左側にヴァイオリンとトランペット。右側にはコントラバスと、実際には存在しなかった(でも前日見たコンサートにはあった)ピアノ。自分の注目する楽器しか描いてないのが可笑しい。
休憩時間込みで2時間半の舞台。無理だろうから2幕で切り上げても良いと思っていたのに、子どもたちが最後まで見たいと頑張った。最後まで見て、客が引ける中で舞台に近づき、コントラバスの人に楽器を触らせてもらい、特別演奏までしてもらうという豪華追加体験付き。初体験が楽しく終わって良かった。
子どもたちはヴェネツィアの地図も描いた。
大人にはさっぱりわからない地図だけれど、ここにはホテルあり、運河も海もあり、教会もあるのだそうだ。子どもの世界は丸く、自分をすっぽりと包み込んでいるのであった。
1年ほど前から子どものお絵描き熱が異様に高まっており、今回の旅行中も絵が描きたくてウズウズしていた息子たち。
とあるビザ屋に入った時、テーブルに紙製のランチョンマットが敷かれているのに気がついて、これに絵を描いても良いか、と尋ねて来た。う〜ん、じゃあ料理が来る前と食べ終わってからね、という約束で始まったお絵描き。気がつくと紙製のマットを使っている店が結構あって、昼ご飯を食べるたびに帰りはお絵描き済みの紙をもらって帰るという事態にあいなった。
つたない絵なのだけれど、そこには子どもたちなりのこだわりポイント(注目点)があるらしく、そんな話を聞いていると結構へぇ〜と思うこともあって面白かった。
そんな息子たちの絵に描かれたヴェネツィアを、今回はご紹介。
まずは、昨日もちょっと出て来たアカデミア橋。
これは木製の橋で、渡るためには階段を上り下りすることになる。時にフランス語で時に日本語で数えながら上り下りした橋。その階段が印象に残ったんだと思う。
続いて乗り物。これはパリからヴェネツィアまで編。
自宅からタクシーで空港まで(右下)。それから飛行機に乗り(中央)、ヴェネツィアに到着してからは水上バス(右上)で島まで移動。左上は夕暮れのラグーンで見た豪華客船(船の上に明りがともっている。左には小さく操舵士が座っている)。
次はヴェネツィアでの乗り物編。
そして、これは子どもたちの初オペラの体験画。
油染みがついた紙でも使わずにはいられない、この執念。
休憩時間込みで2時間半の舞台。無理だろうから2幕で切り上げても良いと思っていたのに、子どもたちが最後まで見たいと頑張った。最後まで見て、客が引ける中で舞台に近づき、コントラバスの人に楽器を触らせてもらい、特別演奏までしてもらうという豪華追加体験付き。初体験が楽しく終わって良かった。
子どもたちはヴェネツィアの地図も描いた。
大人にはさっぱりわからない地図だけれど、ここにはホテルあり、運河も海もあり、教会もあるのだそうだ。子どもの世界は丸く、自分をすっぽりと包み込んでいるのであった。
by poirier_AAA
| 2011-12-08 19:15
| 子どもと暮らす
|
Comments(2)
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by
coco
at 2011-12-08 23:27
x
食事が運ばれてくるまでにこの絵を描いてしまうなんて
かなり全速力ですねぇ~。私なんて思い出を絵にしようと
思ったら、う~ん、う~んって悩みながら書くと思う
けれど子供の記憶と独創性て本当に素晴らしいと思う!!
ところでオペラ見たんだ??はー、私なんて初めて
見たのは19歳ですよっ!豊かな大人になりますように★
かなり全速力ですねぇ~。私なんて思い出を絵にしようと
思ったら、う~ん、う~んって悩みながら書くと思う
けれど子供の記憶と独創性て本当に素晴らしいと思う!!
ところでオペラ見たんだ??はー、私なんて初めて
見たのは19歳ですよっ!豊かな大人になりますように★
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by
poirier_AAA at 2011-12-09 16:47
>cocoさん、こんにちは。
ほとんど全部記憶を絵にしているのです。子どもの頭のなかってすごいですよね。
オペラはなりゆきです。いくらなんでもまだ子どもには早すぎると思っていたのだけれど、チャンスと子どもの気持ちが重なって実現しました。子どもにとっては、良くわからないけど楽器はあるし歌を歌う人はいるし、衣装や舞台も物珍しいしで、わくわくする出し物に見えるんでしょう。敷居が低いうちに近づけたのは良かったかな、と思っています。
ほとんど全部記憶を絵にしているのです。子どもの頭のなかってすごいですよね。
オペラはなりゆきです。いくらなんでもまだ子どもには早すぎると思っていたのだけれど、チャンスと子どもの気持ちが重なって実現しました。子どもにとっては、良くわからないけど楽器はあるし歌を歌う人はいるし、衣装や舞台も物珍しいしで、わくわくする出し物に見えるんでしょう。敷居が低いうちに近づけたのは良かったかな、と思っています。