2011年 12月 02日
ヴェネツィア旅行記〜その4 |
ヴェネツィアといえば海の都。
当然のことながら魚介類がおいしいのであります。
あさり、手長エビ、イカスミ、といったパスタが本当に美味しかった。
それから、前菜に出てくる魚介類の盛り合わせ(さっと茹でてオリーヴオイルで和えたもの)も蟹も、小魚の唐揚げの盛り合わせも、まるでポルトガルにいるみたい〜と懐かしくなった干だらの料理も、どれも美味しくいただきました。考えてみたらわたしは旅行中ずっと魚介尽くしで、肉といったら生ハムを少しくらいしか食べませんでした。それでもお腹も心も幸せに満足していて、全然お肉が恋しくなりません。
しかし、野菜は恋しくなりました。
外食だと、どうしても野菜が足りなくなります。
そんなわけで、現地のマルシェ(イタリア語だとメルカード?)に行ってみました。
リアルト橋から少し行ったところにあるマルシェ、まず八百屋のスタンドが見えて来ます。このカラフルな色をみただけで、もう心拍数があがってしまいます。 八百屋を超えて奥にずんずん入っていくと、今度は魚屋のスタンドが並ぶ場所に着きます。この日は完全に出遅れて、早い店はもう店じまいを始めていました。めぼしい魚はもう売れてしまっているだろうとがっかりしましたが、それでも奥にはまだたくさん商品を並べている店もありました。 魚を買おうね、と話したときから鮭を食べたいと言っていた息子たちでしたが、目の前で飛び跳ねている小エビや小さい魚をみてあっさりと意見を替えました。
今日はこれを食べる!
いろいろなものを試してみたかったので、ワカサギみたいな小さい魚と、ぴょんぴょん飛び跳ねている小エビと、今が旬というシャコを少しずつ買い求めました。
店の前で双子が揃って「これ買って〜」と飛び跳ねているものですから、店の男性も上機嫌で魚をオマケしてくれました。グラツィエ!ムッシュー。
八百屋のスタンドでは、葉付きの新鮮な人参を1キロ、日本のキャベツみたいに柔らかいとんがりキャベツを1玉、ポロ葱を1本、ニンニクをひとつ、プチトマトを500グラム、リンゴとみかんを1キロずつ買いまして、そのまま宿に戻りました。
今回利用した宿は、ホテルではなくて短期滞在用のアパートでキッチンがついているのです。調理器具は一通り揃っているし、お皿やグラス、調味料や栓抜きの類いもきちんとあります。大きな冷蔵庫もあります。これを利用しない手はありません。
というわけで、昼はレストランで食べ、夜はアパートで野菜スープやパスタ、試してみたい魚を食べたりしておりました。
ヴェネツィアはおそらくイタリアでは一番物価が高い街なんだそうです。
外食をしても、素材を買うにしても、とても高いと言われています。
でも、パリと比べたら特別高くはないよね、という気がしました。
確かに全体的に高めだとは思います。でも魚は新鮮だし、料理も悪くないし、これなら同じお金を使うのでもパリよりもずっとずっと何倍もマシではないかと思ったのでした。
ともあれ、ヴェネツィアは食事の面でも十分に楽しませてもらいました。
魚介類の好きな人なら是非、と言いたいです。
当然のことながら魚介類がおいしいのであります。
あさり、手長エビ、イカスミ、といったパスタが本当に美味しかった。
それから、前菜に出てくる魚介類の盛り合わせ(さっと茹でてオリーヴオイルで和えたもの)も蟹も、小魚の唐揚げの盛り合わせも、まるでポルトガルにいるみたい〜と懐かしくなった干だらの料理も、どれも美味しくいただきました。考えてみたらわたしは旅行中ずっと魚介尽くしで、肉といったら生ハムを少しくらいしか食べませんでした。それでもお腹も心も幸せに満足していて、全然お肉が恋しくなりません。
しかし、野菜は恋しくなりました。
外食だと、どうしても野菜が足りなくなります。
そんなわけで、現地のマルシェ(イタリア語だとメルカード?)に行ってみました。
リアルト橋から少し行ったところにあるマルシェ、まず八百屋のスタンドが見えて来ます。このカラフルな色をみただけで、もう心拍数があがってしまいます。
今日はこれを食べる!
いろいろなものを試してみたかったので、ワカサギみたいな小さい魚と、ぴょんぴょん飛び跳ねている小エビと、今が旬というシャコを少しずつ買い求めました。
店の前で双子が揃って「これ買って〜」と飛び跳ねているものですから、店の男性も上機嫌で魚をオマケしてくれました。グラツィエ!ムッシュー。
八百屋のスタンドでは、葉付きの新鮮な人参を1キロ、日本のキャベツみたいに柔らかいとんがりキャベツを1玉、ポロ葱を1本、ニンニクをひとつ、プチトマトを500グラム、リンゴとみかんを1キロずつ買いまして、そのまま宿に戻りました。
今回利用した宿は、ホテルではなくて短期滞在用のアパートでキッチンがついているのです。調理器具は一通り揃っているし、お皿やグラス、調味料や栓抜きの類いもきちんとあります。大きな冷蔵庫もあります。これを利用しない手はありません。
というわけで、昼はレストランで食べ、夜はアパートで野菜スープやパスタ、試してみたい魚を食べたりしておりました。
ヴェネツィアはおそらくイタリアでは一番物価が高い街なんだそうです。
外食をしても、素材を買うにしても、とても高いと言われています。
でも、パリと比べたら特別高くはないよね、という気がしました。
確かに全体的に高めだとは思います。でも魚は新鮮だし、料理も悪くないし、これなら同じお金を使うのでもパリよりもずっとずっと何倍もマシではないかと思ったのでした。
ともあれ、ヴェネツィアは食事の面でも十分に楽しませてもらいました。
魚介類の好きな人なら是非、と言いたいです。
by poirier_AAA
| 2011-12-02 19:59
| イタリア
|
Comments(6)
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との
at 2011-12-03 13:32
x
シャコもあるんですか!?
シンプルに茹でただけのシャコを食べたい。
ここ数日の日本は寒いですが、ベネチアも寒そうですね。
シンプルに茹でただけのシャコを食べたい。
ここ数日の日本は寒いですが、ベネチアも寒そうですね。
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poirier_AAA at 2011-12-03 18:56
>殿様、こんにちは。
シャコ、あるんですよ〜。美味しかったです。
シャコがあんなに美味しいとは知りませんでした。
寒くないわけではありませんでしたが、お天気がよくて日射しはあったし、まだ冬本番という寒さではなかったです。写真で見ると、結構みな着込んでいますよね。でも、気持ちの上ではまだまだ相当の余裕があると思います。
東京も寒いみたいですね。
風邪をひかないように気をつけて下さいね!
シャコ、あるんですよ〜。美味しかったです。
シャコがあんなに美味しいとは知りませんでした。
寒くないわけではありませんでしたが、お天気がよくて日射しはあったし、まだ冬本番という寒さではなかったです。写真で見ると、結構みな着込んでいますよね。でも、気持ちの上ではまだまだ相当の余裕があると思います。
東京も寒いみたいですね。
風邪をひかないように気をつけて下さいね!
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saheizi-inokori at 2011-12-03 21:04
ワインもうまいのでしょうね。
白でやりたいなあ。
白でやりたいなあ。
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coco
at 2011-12-03 22:24
x
外ご飯が続くと野菜不足て分かります!!
どんなに美味しい物を毎日頬張っていても恋しくなる
のが家庭の味だもんね~。作る側から言わせてもらうと
“自分の味”とも言いたいところ・・・
この華やかなマーケット見てると先の記事であった
運搬方法なんかを考えるとそれだけでありがたい
気がしてきますよー。生産者さん、猟師さん・漁師さん、
それからそれを運搬してくれた人達皆に感謝したい
ですね!!!
どんなに美味しい物を毎日頬張っていても恋しくなる
のが家庭の味だもんね~。作る側から言わせてもらうと
“自分の味”とも言いたいところ・・・
この華やかなマーケット見てると先の記事であった
運搬方法なんかを考えるとそれだけでありがたい
気がしてきますよー。生産者さん、猟師さん・漁師さん、
それからそれを運搬してくれた人達皆に感謝したい
ですね!!!
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poirier_AAA at 2011-12-03 22:31
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by
poirier_AAA at 2011-12-03 22:49
>cocoさん、こんにちは。
そうなんですよね。やっぱり外で食べると決定的に野菜が足りない。長期滞在するためには、絶対に自分の台所が必要ですよね。
我が家なんて野菜家族なので、これだけの野菜(果物とニンニクは抜かしてね)を1食で食べ切りましたよ〜。ほとんどゾウの家族です。
外から運ばれてくる以上、値段が高くなるのは仕方ないんですよね。食べるって、生き物の命をもらうだけじゃなく、何人もの人の世話になることでようやく達成できる行為なんだなぁと思います。まさに「いただきます」なんですよね。
そうなんですよね。やっぱり外で食べると決定的に野菜が足りない。長期滞在するためには、絶対に自分の台所が必要ですよね。
我が家なんて野菜家族なので、これだけの野菜(果物とニンニクは抜かしてね)を1食で食べ切りましたよ〜。ほとんどゾウの家族です。
外から運ばれてくる以上、値段が高くなるのは仕方ないんですよね。食べるって、生き物の命をもらうだけじゃなく、何人もの人の世話になることでようやく達成できる行為なんだなぁと思います。まさに「いただきます」なんですよね。