2011年 03月 01日
消費者のつぶやき |
土曜日に買い出しに出かけた夫がインスタントコーヒーを買ってきました。我が家は朝のカフェオレ用にインスタントコーヒーを常備しているのです。
しかし、今回夫が買って来たのは瓶入りでした。普段は詰め替え用を買っている我が家ですので、何故今回は瓶入りを買ったのかと聞いてみました。すると一言、こっちが安かったから、と。
わたしはね、それはおかしい、まだ十分使える容器が残っているのに新しいのを買うのはどうよ、だいたいキミは消費者の責任をどう考えているのかね、というようなことを申しました。
しかし夫も言うのです。詰め替え用の方がどう考えても生産コストは低いはず。それなのに高く売られていると言うことは利益マージンが厚いということでしょ。消費者のエコ意識を逆手に取って儲けようとするメーカーに、ホイホイとお金を落としてやろうとは思いませんよ、と。しかも瓶入りならガラス部分をリサイクルできます。アルミやプラスチックはゴミになるだけです。
わたし、これを聞いて考え込んでしまいました。
一体、こういう商品のパッケージにかかる原価ってどれくらいなんでしょうね?アルミとかプラスチックとかいう素材によって、どれだけ原価が違ってくるのかしら?
容器を作る段階では、明らかに瓶入りの方が作業行程が多いでしょ。
輸送コストだって、コンパクトな詰め替え用が断然安いはず。
ということは、瓶入り商品の値段の方が高いはずなのです。
でも実際はそうじゃない。
それが仮に生産者に儲けさせるためとわかっても、少しでも無駄を省こう、ゴミを少なくしようと考えるならば、消費者としては詰め替え用を買うべきなのかもしれません。
瓶はリサイクルできるというけれど、リサイクルの過程で必ず再びエネルギーを使わなければなりません。瓶の蓋はプラスチックだから、これはそのままの形でゴミになるんでしょう。フランスはアルミ包装を分別していないから、詰め替え用のパックもにただのゴミになります。単純にゴミになる部分を比べたら本体を買っても詰め替え用を買っても、大して変わらないような気がします。問題は、ガラス部分のリサイクルを良いと考えるか悪いと考えるか、でしょうか。
どちらを選ぶにしても、結局は買うことでゴミを出しているんですよね、わたしたちって。本当にゴミを減らしたいと思ったら、“作らず買わず”しか方法がないのかも。
そんなに新しいものばっかり揃えておく必要なんてないじゃないですか。使えるのに捨てちゃうなんてもったいないでしょ。使えるものは修理して、手を入れて、とことん使い倒せば良い。商品のパッケージだってそう。こちらのパン屋さんやマルシェのお店みたいに、最低限の包装で十分。24時間営業のコンビニだって、実はそれほど必要でもない。人間、便利さを求め始めたらきりがないです。一度フランスのようなところに住んでしまうと、無ければ無いでなんとかなるさと割り切れるようになってしまうのです。
それじゃあ雇用がなくなってしまうじゃないか、と思われるかもしれません。でも、雇用を増やすために無駄をどんどん生み出して、それを消費せよもっと消費せよと煽られて、更なる消費のために更に働かねばならないと悪循環に陥っているのが現代なのでは?必要なだけ作って、必要な分だけ買うという生活なら、実はそんなに頑張って稼ぐ必要なんてないかもしれない。もっと緩く働いて、余暇を楽しむ暇だってできるかもしれない。ほとんどの時間を会社に拘束されるという今の生活から解放されたら生活に手をかけるゆとりも生まれるから、忙しい人向けの時間短縮商品だってそんなに必要なくなるでしょ。24時間お店を開けておく必要だってない。これってかなりのエネルギー節約になると思いません?
発端はインスタントコーヒーの詰め替えの話だったのですけれど、例えば農林畜産業の現状を見るにつけ、わたしたちって何をしているんだろうと思わないではいられません。消費は美徳だなんて絶対に嘘だし、競争があるおかげで良いものが手に入るというのも、少しは本当かもしれないけれど、ほとんど詭弁だと思います。競争があるとしても、それは最終的にはコストを如何に下げるかという競争に行きつきます。それで生産者や商品の品質や環境への影響などが優先されるはずもありません。生産者の誇りは踏みにじられ、消費者は安い粗悪品を選ぶしかない。コストさえ抑えられるなら、森が消えようが公害の垂れ流しをしようが構うもんか、でしょ。そして、そこで儲かったお金は決して全員を潤したりしないんです。儲かる人と儲からない人の差が、働けば働くほど開いていく。
こんなことをツラツラと思いつくままに語っておりましたら、消費命の日本人のキミが何を言うか、と夫に笑われました。それを言っちゃあお終いです。でも、そういう消費大国で消費文化にどっぷり浸った○十年の後でヨーロッパを経験している身としましては、消費しか考えない文化の限界も感じるわけです。(ヨーロッパも変わってきているのは事実ですが)
まとまりのない話ですみません。先週、農業(畜産)大国フランスを実感するイヴェントに出かけたものですから、生産業者をどうやったら守れるか、食料生産と流通はどうあるべきか、消費者は何が出来るか、などについてずっと考えていたのです。生産量という本質的な部分から輸送、包装などの流通段階まで含めて無駄を極力減らすこと、きちんと作られたものを適正な価格で手に入れること。こういうことを考えていくと、単に食料品の流通問題にとどまらず、生活の在り方、ひいては社会の仕組み自体を考え直すキッカケになりそうです。
しかし、今回夫が買って来たのは瓶入りでした。普段は詰め替え用を買っている我が家ですので、何故今回は瓶入りを買ったのかと聞いてみました。すると一言、こっちが安かったから、と。
わたしはね、それはおかしい、まだ十分使える容器が残っているのに新しいのを買うのはどうよ、だいたいキミは消費者の責任をどう考えているのかね、というようなことを申しました。
しかし夫も言うのです。詰め替え用の方がどう考えても生産コストは低いはず。それなのに高く売られていると言うことは利益マージンが厚いということでしょ。消費者のエコ意識を逆手に取って儲けようとするメーカーに、ホイホイとお金を落としてやろうとは思いませんよ、と。しかも瓶入りならガラス部分をリサイクルできます。アルミやプラスチックはゴミになるだけです。
わたし、これを聞いて考え込んでしまいました。
一体、こういう商品のパッケージにかかる原価ってどれくらいなんでしょうね?アルミとかプラスチックとかいう素材によって、どれだけ原価が違ってくるのかしら?
容器を作る段階では、明らかに瓶入りの方が作業行程が多いでしょ。
輸送コストだって、コンパクトな詰め替え用が断然安いはず。
ということは、瓶入り商品の値段の方が高いはずなのです。
でも実際はそうじゃない。
それが仮に生産者に儲けさせるためとわかっても、少しでも無駄を省こう、ゴミを少なくしようと考えるならば、消費者としては詰め替え用を買うべきなのかもしれません。
瓶はリサイクルできるというけれど、リサイクルの過程で必ず再びエネルギーを使わなければなりません。瓶の蓋はプラスチックだから、これはそのままの形でゴミになるんでしょう。フランスはアルミ包装を分別していないから、詰め替え用のパックもにただのゴミになります。単純にゴミになる部分を比べたら本体を買っても詰め替え用を買っても、大して変わらないような気がします。問題は、ガラス部分のリサイクルを良いと考えるか悪いと考えるか、でしょうか。
どちらを選ぶにしても、結局は買うことでゴミを出しているんですよね、わたしたちって。本当にゴミを減らしたいと思ったら、“作らず買わず”しか方法がないのかも。
そんなに新しいものばっかり揃えておく必要なんてないじゃないですか。使えるのに捨てちゃうなんてもったいないでしょ。使えるものは修理して、手を入れて、とことん使い倒せば良い。商品のパッケージだってそう。こちらのパン屋さんやマルシェのお店みたいに、最低限の包装で十分。24時間営業のコンビニだって、実はそれほど必要でもない。人間、便利さを求め始めたらきりがないです。一度フランスのようなところに住んでしまうと、無ければ無いでなんとかなるさと割り切れるようになってしまうのです。
それじゃあ雇用がなくなってしまうじゃないか、と思われるかもしれません。でも、雇用を増やすために無駄をどんどん生み出して、それを消費せよもっと消費せよと煽られて、更なる消費のために更に働かねばならないと悪循環に陥っているのが現代なのでは?必要なだけ作って、必要な分だけ買うという生活なら、実はそんなに頑張って稼ぐ必要なんてないかもしれない。もっと緩く働いて、余暇を楽しむ暇だってできるかもしれない。ほとんどの時間を会社に拘束されるという今の生活から解放されたら生活に手をかけるゆとりも生まれるから、忙しい人向けの時間短縮商品だってそんなに必要なくなるでしょ。24時間お店を開けておく必要だってない。これってかなりのエネルギー節約になると思いません?
発端はインスタントコーヒーの詰め替えの話だったのですけれど、例えば農林畜産業の現状を見るにつけ、わたしたちって何をしているんだろうと思わないではいられません。消費は美徳だなんて絶対に嘘だし、競争があるおかげで良いものが手に入るというのも、少しは本当かもしれないけれど、ほとんど詭弁だと思います。競争があるとしても、それは最終的にはコストを如何に下げるかという競争に行きつきます。それで生産者や商品の品質や環境への影響などが優先されるはずもありません。生産者の誇りは踏みにじられ、消費者は安い粗悪品を選ぶしかない。コストさえ抑えられるなら、森が消えようが公害の垂れ流しをしようが構うもんか、でしょ。そして、そこで儲かったお金は決して全員を潤したりしないんです。儲かる人と儲からない人の差が、働けば働くほど開いていく。
こんなことをツラツラと思いつくままに語っておりましたら、消費命の日本人のキミが何を言うか、と夫に笑われました。それを言っちゃあお終いです。でも、そういう消費大国で消費文化にどっぷり浸った○十年の後でヨーロッパを経験している身としましては、消費しか考えない文化の限界も感じるわけです。(ヨーロッパも変わってきているのは事実ですが)
まとまりのない話ですみません。先週、農業(畜産)大国フランスを実感するイヴェントに出かけたものですから、生産業者をどうやったら守れるか、食料生産と流通はどうあるべきか、消費者は何が出来るか、などについてずっと考えていたのです。生産量という本質的な部分から輸送、包装などの流通段階まで含めて無駄を極力減らすこと、きちんと作られたものを適正な価格で手に入れること。こういうことを考えていくと、単に食料品の流通問題にとどまらず、生活の在り方、ひいては社会の仕組み自体を考え直すキッカケになりそうです。
by poirier_AAA
| 2011-03-01 19:22
| 世情を考える
|
Comments(8)
うんうん、分かりますよこのコーヒーの話。
私が思うに単に詰め替え用を高く売りたいというのだけじゃ
なくて以前は他のメーカーのものを使っていた人に新しく
こちらの商品を使ってみてくださいなっていうアピールも
あって安くなってるんじゃないかなって思ったりもします。
まんまとその罠にはまって現在使用している商品もあります
が・・・
消費社会でお金が回りみんなが豊かになるはずが、行き着いた
先はとても豊かとはいえない生活ではないかと今の日本を見て
思いますね~。時間の余裕もなければ買えるものを徹底的に
ムダ買いして物があふれる家になってたり。。コンビにやなに
やらと便利なお店もそうでそこで夜中に働いている人(低賃金
で)のことを考えるわけでもなく使い捨てのような人材で
まかなっている企業。また電車も遅くまでやっているからと
今度は会社も遅くまで残ってギリギリ働く人たち。
ひっそりとつつましく暮らしたいなんて考える間もなく
毎日を送っている人達が多数ではないでしょうかねぇ?
豊かさって・・・って追求する心さえもすでに消費され
ちゃったんじゃないでしょうか。。
私が思うに単に詰め替え用を高く売りたいというのだけじゃ
なくて以前は他のメーカーのものを使っていた人に新しく
こちらの商品を使ってみてくださいなっていうアピールも
あって安くなってるんじゃないかなって思ったりもします。
まんまとその罠にはまって現在使用している商品もあります
が・・・
消費社会でお金が回りみんなが豊かになるはずが、行き着いた
先はとても豊かとはいえない生活ではないかと今の日本を見て
思いますね~。時間の余裕もなければ買えるものを徹底的に
ムダ買いして物があふれる家になってたり。。コンビにやなに
やらと便利なお店もそうでそこで夜中に働いている人(低賃金
で)のことを考えるわけでもなく使い捨てのような人材で
まかなっている企業。また電車も遅くまでやっているからと
今度は会社も遅くまで残ってギリギリ働く人たち。
ひっそりとつつましく暮らしたいなんて考える間もなく
毎日を送っている人達が多数ではないでしょうかねぇ?
豊かさって・・・って追求する心さえもすでに消費され
ちゃったんじゃないでしょうか。。
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poirier_AAA at 2011-03-02 01:55
>cocoさん、こんにちは。
書きながら支離滅裂だよねと思っていたので、わかりますとコメントを戴いて、なんだかホッとしてしまいました。
わたしは日本で働いていた時はほとんど何も考えていなかったんです。でもこちらに住むようになってから、あまり買わない人たちとか、ほとんど自給自足している義両親の生活を間近に見るうちに、そんなに買い続ける必要なんてないんだよね〜と感じるようになりました。働かないで休んでばっかりというフランス人の生活も、生活するための最低ラインさえしっかりしていれば、それはそれで良いんじゃないかとすら思ってしまうんですよ。完全に世の中のグローバル化と逆行しちゃうんですけれどね。
書きながら支離滅裂だよねと思っていたので、わかりますとコメントを戴いて、なんだかホッとしてしまいました。
わたしは日本で働いていた時はほとんど何も考えていなかったんです。でもこちらに住むようになってから、あまり買わない人たちとか、ほとんど自給自足している義両親の生活を間近に見るうちに、そんなに買い続ける必要なんてないんだよね〜と感じるようになりました。働かないで休んでばっかりというフランス人の生活も、生活するための最低ラインさえしっかりしていれば、それはそれで良いんじゃないかとすら思ってしまうんですよ。完全に世の中のグローバル化と逆行しちゃうんですけれどね。
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kanafr at 2011-03-03 06:27
フランスに住み始めた頃、日本の何でもいつでもある便利さが凄く懐かしく感じていました。だから帰国するたび便利!と思う日本の商品を山のように抱えて来たり送ったりしました。
でも、考えるとそういうたぐいの物なければないで、生活できてしまう、つまり本当に必要なものなんて、そんなにないんですね。
そんな事に気づいた頃、これが人間としてあるべき姿なんじゃないかって思い始めた訳です。
遅くまで仕事してタクシーで深夜帰宅していた日本での仕事時代、残ったものは多少のお金は残ったかもしれませんが、身体はボロボロ、いつもトゲトゲしていました。
経済的な豊かさはある程度あった方がいいですが、必要以上の豊かさは必要ないですよね。ホ○○モンと呼ばれたIT長者はお金で買えない物はないって豪語していましたが、心の豊かさは買えないでしょって思います。
もっと安くとメーカーの競争させ下請けを泣かせれば消費者は買うから消費が動く事にはなりません。ただと負のスパイラルを生むだけです。
作り手が誇りをもてるような適正価格で物を売ってこそ消費が動くと思うのです。
でも、考えるとそういうたぐいの物なければないで、生活できてしまう、つまり本当に必要なものなんて、そんなにないんですね。
そんな事に気づいた頃、これが人間としてあるべき姿なんじゃないかって思い始めた訳です。
遅くまで仕事してタクシーで深夜帰宅していた日本での仕事時代、残ったものは多少のお金は残ったかもしれませんが、身体はボロボロ、いつもトゲトゲしていました。
経済的な豊かさはある程度あった方がいいですが、必要以上の豊かさは必要ないですよね。ホ○○モンと呼ばれたIT長者はお金で買えない物はないって豪語していましたが、心の豊かさは買えないでしょって思います。
もっと安くとメーカーの競争させ下請けを泣かせれば消費者は買うから消費が動く事にはなりません。ただと負のスパイラルを生むだけです。
作り手が誇りをもてるような適正価格で物を売ってこそ消費が動くと思うのです。
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poirier_AAA at 2011-03-03 17:08
>kanafrさん、こんにちは。
わたしも渡仏直後は日本の何でも揃った生活が懐かしくてたまりませんでした。でも、4年も経つと要るものなんてわずかしかないんだなぁと悟り、気分も身の回りも少しずつ軽くなって来たような気がするんです。日本にいた頃、どれだけ物に縛られていたことか。毎日どれだけ「買って」いたことか。なんて無駄なことをしていたんだろうと思うのです。
フランスは日本やアメリカのような大量消費一辺倒ではない落ち着いた社会だと感じていたんですが、現大統領になってから雰囲気が大分変わりましたよね。以前kanafrさんのご友人が「フランスっぽさがなくなってつまらない」と仰ったのも、フランスがアメリカ型大量消費社会の色に染まり始めたからでしょうね。個人的にはこの流れがフランスに活気をもたらすとは全く考えられないんですよ。むしろ自分の首を絞めているだけです。自分が持っているものを大事にせずに他の国の安い物を買い漁っていたら、気がついた時には国がぼろぼろになっていた、なんてことにならないよう、今ここで何とかしなければいけないと思います。
わたしも渡仏直後は日本の何でも揃った生活が懐かしくてたまりませんでした。でも、4年も経つと要るものなんてわずかしかないんだなぁと悟り、気分も身の回りも少しずつ軽くなって来たような気がするんです。日本にいた頃、どれだけ物に縛られていたことか。毎日どれだけ「買って」いたことか。なんて無駄なことをしていたんだろうと思うのです。
フランスは日本やアメリカのような大量消費一辺倒ではない落ち着いた社会だと感じていたんですが、現大統領になってから雰囲気が大分変わりましたよね。以前kanafrさんのご友人が「フランスっぽさがなくなってつまらない」と仰ったのも、フランスがアメリカ型大量消費社会の色に染まり始めたからでしょうね。個人的にはこの流れがフランスに活気をもたらすとは全く考えられないんですよ。むしろ自分の首を絞めているだけです。自分が持っているものを大事にせずに他の国の安い物を買い漁っていたら、気がついた時には国がぼろぼろになっていた、なんてことにならないよう、今ここで何とかしなければいけないと思います。
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kanafr at 2011-03-04 08:53
まさしく私が普段思ってる事をコメレスしていただきました。
私も現大統領になって、本当にアメリカナイズされてきたって思います。
やっぱり元々がフランス人じゃないから平気で自国をアメリカナイズさせられるんだろうって内心毒づいています。
ブッシュと共にヴァカンスを過ごし、イタリアの現大統領の事を最も尊敬するっていう人ですからね。日本もひどいけれどこの国もひどくなりつつですが、まだ人間らしい不便さを守り、こういう農業のイヴェントで食育を真剣にやろうという姿勢が見られるので大丈夫かなと思うんですけれどね。
私も現大統領になって、本当にアメリカナイズされてきたって思います。
やっぱり元々がフランス人じゃないから平気で自国をアメリカナイズさせられるんだろうって内心毒づいています。
ブッシュと共にヴァカンスを過ごし、イタリアの現大統領の事を最も尊敬するっていう人ですからね。日本もひどいけれどこの国もひどくなりつつですが、まだ人間らしい不便さを守り、こういう農業のイヴェントで食育を真剣にやろうという姿勢が見られるので大丈夫かなと思うんですけれどね。
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poirier_AAA at 2011-03-04 16:39
>kanafrさん、こんにちは。
やっぱり同じように感じていらっしゃいましたか。彼のお金大好き&お金持ち大好き姿勢は、見ているこちらが恥ずかしくなるほどです。canal plusのギニョールで、あわよくばおこぼれにあずかろうとベタンクール夫人の周りに政治家(含む大統領)が群がるシーンが頻繁に出てくるんですが、そういう風刺が存在することに少し安心します。大統領は恥知らずでも、国民にはまだまだ骨のある人たちがいるのが、この国の救いかなぁと感じますよ。
やっぱり同じように感じていらっしゃいましたか。彼のお金大好き&お金持ち大好き姿勢は、見ているこちらが恥ずかしくなるほどです。canal plusのギニョールで、あわよくばおこぼれにあずかろうとベタンクール夫人の周りに政治家(含む大統領)が群がるシーンが頻繁に出てくるんですが、そういう風刺が存在することに少し安心します。大統領は恥知らずでも、国民にはまだまだ骨のある人たちがいるのが、この国の救いかなぁと感じますよ。
私もブリタの詰替えカートリッジを買おうとしたら、本体付きの方が安いということに遭遇したことがあります。家庭の懐具合は時には地球への配慮を上回ります。。企業の経営努力、はたまた戦略も絡んできますしね。話しは少々ずれますが、今の日本の状況をあまり解ってませんが、欧州諸国は割とビオ商品が沢山ありますよね。でもあのビオ製品の巨大な棚を見ると、どこからがビオなのか、ビオ製品がそんなに大量生産できるものなのかという疑問が頭をもたげてきます。ビオと言えば売れる、価格上乗せできるというような企業の思惑が感じられなくもありません。
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poirier_AAA at 2011-03-05 01:30
>mjさん、
そうなんです、家庭の懐具合と地球への配慮のどっちかと迫られると消費者って弱いんですよね。心痛んでも無い袖は振れないですし。
わたし、このBio商品には少しばかり懐疑的です。このあいだBio shopに行ったのですが、小豆が中国産だったんです。今の中国で本当にBio生産の商品管理ができているの?と思いました。そして更にモヤシの種の緑豆を見つけたんですが、原産地名が書いてないんです。他のブロッコリとかアルファルファの箱にはきちんと書いてあるのに。緑豆ってほとんど中国産のはずだけれど明記できない理由があるのかしら?なんて深読みしてしまいました。企業側の思惑がないわけがない、という気がしますよね。
そうなんです、家庭の懐具合と地球への配慮のどっちかと迫られると消費者って弱いんですよね。心痛んでも無い袖は振れないですし。
わたし、このBio商品には少しばかり懐疑的です。このあいだBio shopに行ったのですが、小豆が中国産だったんです。今の中国で本当にBio生産の商品管理ができているの?と思いました。そして更にモヤシの種の緑豆を見つけたんですが、原産地名が書いてないんです。他のブロッコリとかアルファルファの箱にはきちんと書いてあるのに。緑豆ってほとんど中国産のはずだけれど明記できない理由があるのかしら?なんて深読みしてしまいました。企業側の思惑がないわけがない、という気がしますよね。