2011年 02月 08日
ルーヴルにて |
昨日の日曜日は月の第一日曜日だったので、久しぶりにルーヴル美術館に行ってきました。入場無料の第一日曜日はとても混むという話ですが、わたしたちはいつもゆっくりと昼食を食べてから出かけるので、入館するのは3時過ぎ。その頃になると列に並ぶ必要もなくなります。
子どもたちも少しは成長したと見え、展示物に興味を示すようになって来ました。子どもならではの視点(大人とは視線の位置が違います)ありコメントありで、なかなか面白いです。
今回見た中でのヒットはリシュリュー翼にあるナポレオン3世のアパルトマンです。わたしも初めて足を踏み入れた場所でした。これが適当な形容詞が見つからないくらい豪華な室内装飾でして、度肝を抜かれました。あまり良い写真ではありませんが、いくつかご覧下さい。
最初に目に入る部屋がこんな感じです。天井の装飾、シャンデリア、壁紙、扉の装飾、室内の美術品などが美しく、既にうっとりします。
子どもは正直です。
ママン、ママンのお家よりずっときれいだねぇ。
(当たり前です。比べるのが間違っています)
しばらく行くと、更に豪華さがグレードアップします。
なんでしょう、このまばゆさ。
見て下さい、この天井の高さ。
こういう天井って、どうやって煤払いするんでしょうね?
こんな重そうなシャンデリアをいくつも下げられるなんて、天井にはどれだけの強度があるのでありましょうか。
こちらはサロンです。
広い室内に、カーテンの赤と同じ色を張った椅子が何脚も置いてあります。
この部屋は陽が射すので、天井画や装飾までよく見えます。それにしても豪華であります。
ここでお子様のお言葉。
ママン、ここピカピカだね。
ボクもこういうお家に住んでみたいよ。
(へぇー、それで汚い手で壁を触りまくるのかな?)
最後に大きなダイニングルームです。
ここまでくると、食べ物が美味しいとか食事は楽しく、というレヴェルを完全に超越してしまっている感じがします。社交の場としての食事会、ですね。
滅多に見られないものを見たので、目と感覚のいい保養になりました。でも、あまりにも自分とは接点がないものばかりだったので消化しきれなかったかもしれません。美術館を出てこんな空を見た時は、なんだか気持ちがすっきりしたのでした。
家に帰りついた子どもの第一声が「ママン、このお家は全然きれいじゃないね」でした。残念ながら我が家の財政状況と美的センスではこれが精一杯です。文句がある場合は自分で稼いで、更に洗練された美意識も身につけて何とかしましょうね。
あら、楽しみだわ〜。
子どもたちも少しは成長したと見え、展示物に興味を示すようになって来ました。子どもならではの視点(大人とは視線の位置が違います)ありコメントありで、なかなか面白いです。
今回見た中でのヒットはリシュリュー翼にあるナポレオン3世のアパルトマンです。わたしも初めて足を踏み入れた場所でした。これが適当な形容詞が見つからないくらい豪華な室内装飾でして、度肝を抜かれました。あまり良い写真ではありませんが、いくつかご覧下さい。
最初に目に入る部屋がこんな感じです。天井の装飾、シャンデリア、壁紙、扉の装飾、室内の美術品などが美しく、既にうっとりします。
子どもは正直です。
ママン、ママンのお家よりずっときれいだねぇ。
(当たり前です。比べるのが間違っています)
しばらく行くと、更に豪華さがグレードアップします。
なんでしょう、このまばゆさ。
見て下さい、この天井の高さ。
こういう天井って、どうやって煤払いするんでしょうね?
こんな重そうなシャンデリアをいくつも下げられるなんて、天井にはどれだけの強度があるのでありましょうか。
こちらはサロンです。
広い室内に、カーテンの赤と同じ色を張った椅子が何脚も置いてあります。
この部屋は陽が射すので、天井画や装飾までよく見えます。それにしても豪華であります。
ここでお子様のお言葉。
ママン、ここピカピカだね。
ボクもこういうお家に住んでみたいよ。
(へぇー、それで汚い手で壁を触りまくるのかな?)
最後に大きなダイニングルームです。
ここまでくると、食べ物が美味しいとか食事は楽しく、というレヴェルを完全に超越してしまっている感じがします。社交の場としての食事会、ですね。
滅多に見られないものを見たので、目と感覚のいい保養になりました。でも、あまりにも自分とは接点がないものばかりだったので消化しきれなかったかもしれません。美術館を出てこんな空を見た時は、なんだか気持ちがすっきりしたのでした。
家に帰りついた子どもの第一声が「ママン、このお家は全然きれいじゃないね」でした。残念ながら我が家の財政状況と美的センスではこれが精一杯です。文句がある場合は自分で稼いで、更に洗練された美意識も身につけて何とかしましょうね。
あら、楽しみだわ〜。
by poirier_AAA
| 2011-02-08 06:23
| パリを歩く
|
Comments(2)
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by
kanafr at 2011-02-09 07:48
ルーブルもヴェルサイユもそうですが、所謂西洋のこういうキンキラまばゆいお部屋をみると、やはり肉食の生活を主とされる方達じゃないと住めないなあと思ってしまうのです。
部屋の調度品に負けそうですもの。
やたら膨らんだスカートやレースヤリボンで飾り立て、男性は鬘でボリュームアップ女性は船か鳥かごなんぞを一緒に結いあげて盛り上げていたのはその為かと思いました。
そういう事とは別にしてお子様達が、このお部屋に刺激され将来ドーンとお城をプレゼントしてくれるかもしれませんよ。楽しみじゃないですかぁ。
その時は見学させてくださいね。
部屋の調度品に負けそうですもの。
やたら膨らんだスカートやレースヤリボンで飾り立て、男性は鬘でボリュームアップ女性は船か鳥かごなんぞを一緒に結いあげて盛り上げていたのはその為かと思いました。
そういう事とは別にしてお子様達が、このお部屋に刺激され将来ドーンとお城をプレゼントしてくれるかもしれませんよ。楽しみじゃないですかぁ。
その時は見学させてくださいね。
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by
poirier_AAA at 2011-02-09 17:40
>Kanafrさん
老後はお城で、なんてなったらいいですよね。見栄えが悪いからと下働きにまわされないよう、わたしもせっせと肉食して外見を保とうと思います。
こういうところを見ると、裏方がどれだけ必要だったんだろうといつも考えてしまいます。料理する人、掃除する人、洗濯する人、生半可な数ではありませんよね。豪華な衣装をまとって社交に明け暮れる自分を想像する前に天井の煤払いのことを考えてしまった私は、根っからの労働者階級だと思います。
老後はお城で、なんてなったらいいですよね。見栄えが悪いからと下働きにまわされないよう、わたしもせっせと肉食して外見を保とうと思います。
こういうところを見ると、裏方がどれだけ必要だったんだろうといつも考えてしまいます。料理する人、掃除する人、洗濯する人、生半可な数ではありませんよね。豪華な衣装をまとって社交に明け暮れる自分を想像する前に天井の煤払いのことを考えてしまった私は、根っからの労働者階級だと思います。