2010年 12月 23日
女たるもの |
うちの息子たち、どういうわけだか女の子に好かれます。幼稚園のドアを入ると、息子たちの姿に気がついた女の子がさっと迎えに走って来たりします。そうすると「邪魔者は早く帰ってよ」と言わんばかりに、盛んに親を帰らせようとするのです。そして自分たちは満面の笑顔で女の子と手を繋いで走っていってしまいます。
あぁ母親よりも他の女の子がいいわけね。
思わず嫉妬にかられる女親であります。が、風が吹けば桶屋が儲かる、とでもいいましょうか、思わぬところで思わぬとばっちりをうけることになりました。
ママンはどうしてスカートをはかないの?
パンタロンばっかり穿いていて男の子みたいだよ。
最近しょっちゅうそんなことを言うのです。気まぐれ発言なんだろうと無視していたら、怒り始めました。
女の子なんだからスカートはいてよ。
今日のお迎えの時にはスカートで来てよねっ。
そんなこと急に言われましてもですね、この寒さで不用意にスカートなんぞはいたら忽ち風邪ひいちゃいますってば。そもそも何故そんなにスカートにこだわるのよ?
いろいろと話をしてみてようやく事態が把握できました。
息子たち、女の子の洋服がカラフルで選択肢に富んでいるのが滅茶苦茶羨ましかったみたいなのです。あんたたち、いっつも同じような色の同じような服ばっかり着ていて可哀想だね。見てよ今日のあたしの服、かわいいでしょ?今日はタイツも○○色なんだよ〜。そんなふうに、毎日女友達の服の自慢話を聞かされているらしいです。確かに、女の子なら髪も長くしていろいろいじれるし、着るものも長いのから短いのから選り取りみどりですからね。
男の子より女の子の方がずっと楽しそうじゃない?そんな気持ちに取り憑かれた息子たちが、ある時ハタと気がついたらしい。
女の子に生まれながら、その楽しさを十分に享受していない人がいるぞ!
そんなことでいいのか?
一番身近な女の子(?)が、男の子のように色気無く暮らしていることがどうにも我慢ならなくなったみたいです。で、スカートをはいてよ発言です。
気持ちはわからなくもありませんけどね。もとはといえば、大事な服にもおかまいなしに泥や砂まみれの手でしがみつく君たちとつきあわなきゃならなかったから、必要に迫られてこんな色気のない格好するようになったんですからね。そこのところ、忘れてもらっちゃ困るんですよ。
それに冬にスカートなんて、事はそう簡単じゃないんです。
なぜなら、
今スカートをはくとなったらロングブーツが必須である。
母親はロングブーツを持っていない。
買いにいくときは、実際にスカートをはいて行った方が良い。
スカートをはくためにはタイツをはかなければならない。
欧州の乾燥のせいで、母親のかかとはタイツがはけないほど荒れている。
それに手持ちのスカートは全部5年以上前のものばっかり。入るのか?
というわけで、これからせっせとかかとのお手入れとサイズダウンに励んで、何としても新年のソルド前にロングブーツをゲットしなければと考える今日この頃です。
間に合うんでしょうか?
そう、女でいるのは楽しい部分もたくさんある。けれど日々の怠りない努力も必須なんですね。4歳のお肌つやつやの男の子には、この涙ぐましい水面下の努力なんて絶対に理解できません。でも、確かに息子の言うことにも一理あるんです。ここで心機一転、見た目にちゃんとした女になるのか?5年間放任して来た外見は、どうにかしようとなると並大抵の努力じゃ済まないはず。それだけの情熱と努力を維持できるのでしょうか?
とりあえず、汚らしかったり見苦しかったりしないことを目標に行こうと思います。
(目標、いきなり低し)
あぁ母親よりも他の女の子がいいわけね。
思わず嫉妬にかられる女親であります。が、風が吹けば桶屋が儲かる、とでもいいましょうか、思わぬところで思わぬとばっちりをうけることになりました。
ママンはどうしてスカートをはかないの?
パンタロンばっかり穿いていて男の子みたいだよ。
最近しょっちゅうそんなことを言うのです。気まぐれ発言なんだろうと無視していたら、怒り始めました。
女の子なんだからスカートはいてよ。
今日のお迎えの時にはスカートで来てよねっ。
そんなこと急に言われましてもですね、この寒さで不用意にスカートなんぞはいたら忽ち風邪ひいちゃいますってば。そもそも何故そんなにスカートにこだわるのよ?
いろいろと話をしてみてようやく事態が把握できました。
息子たち、女の子の洋服がカラフルで選択肢に富んでいるのが滅茶苦茶羨ましかったみたいなのです。あんたたち、いっつも同じような色の同じような服ばっかり着ていて可哀想だね。見てよ今日のあたしの服、かわいいでしょ?今日はタイツも○○色なんだよ〜。そんなふうに、毎日女友達の服の自慢話を聞かされているらしいです。確かに、女の子なら髪も長くしていろいろいじれるし、着るものも長いのから短いのから選り取りみどりですからね。
男の子より女の子の方がずっと楽しそうじゃない?そんな気持ちに取り憑かれた息子たちが、ある時ハタと気がついたらしい。
女の子に生まれながら、その楽しさを十分に享受していない人がいるぞ!
そんなことでいいのか?
一番身近な女の子(?)が、男の子のように色気無く暮らしていることがどうにも我慢ならなくなったみたいです。で、スカートをはいてよ発言です。
気持ちはわからなくもありませんけどね。もとはといえば、大事な服にもおかまいなしに泥や砂まみれの手でしがみつく君たちとつきあわなきゃならなかったから、必要に迫られてこんな色気のない格好するようになったんですからね。そこのところ、忘れてもらっちゃ困るんですよ。
それに冬にスカートなんて、事はそう簡単じゃないんです。
なぜなら、
今スカートをはくとなったらロングブーツが必須である。
母親はロングブーツを持っていない。
買いにいくときは、実際にスカートをはいて行った方が良い。
スカートをはくためにはタイツをはかなければならない。
欧州の乾燥のせいで、母親のかかとはタイツがはけないほど荒れている。
それに手持ちのスカートは全部5年以上前のものばっかり。入るのか?
というわけで、これからせっせとかかとのお手入れとサイズダウンに励んで、何としても新年のソルド前にロングブーツをゲットしなければと考える今日この頃です。
間に合うんでしょうか?
そう、女でいるのは楽しい部分もたくさんある。けれど日々の怠りない努力も必須なんですね。4歳のお肌つやつやの男の子には、この涙ぐましい水面下の努力なんて絶対に理解できません。でも、確かに息子の言うことにも一理あるんです。ここで心機一転、見た目にちゃんとした女になるのか?5年間放任して来た外見は、どうにかしようとなると並大抵の努力じゃ済まないはず。それだけの情熱と努力を維持できるのでしょうか?
とりあえず、汚らしかったり見苦しかったりしないことを目標に行こうと思います。
(目標、いきなり低し)
by poirier_AAA
| 2010-12-23 19:34
| 子どもと暮らす
|
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