2010年 09月 01日
久しぶりのマルシェ |
ヴァカンス帰りに義両親から山のように分けてもらった野菜もそろそろ底を尽いてきたので、久しぶりにマルシェに買い出しに行きました。
お気に入りの八百屋さんが7月半ばから夏休みに入ってしまったこともあり、なんとなく足が遠のいていたのです。考えてみたら1ヶ月以上ご無沙汰していたかもしれません。
夏休みも終わっていつもの顔ぶれが戻り、再び息を吹き返した感じのあるマルシェでした。いつものお店が出揃ったことももちろんですが、八百屋の主役がすっかり秋の果物に取って替わっているのが、これまた活気を感じさせます。
そんなわけで、今日は本能のおもむくままにいろいろ買い漁ってまいりました。久しぶりのマルシェ、懐かしの八百屋のおじさん、旬の果物ときのこが山盛り、と条件が揃ったら、これはもう逆らえません。こんなものを買ってきました。
左から、レザン・イタリアン、ミラベル、セップ茸、無花果、ジロール茸です。
レザン・イタリアンは、つまりイタリアの葡萄ということですが、夏の終わりに出回ります。夫はこれが大好物。甘いけれど後味はさっぱりしていて美味しいのです。お隣の黄色いミラベルは、これもフランス人が大好きな果物なんだそうです。形は豆プラムのようですが、酸味がなく蜜のように甘い。食べ始めるとやめられなくなってポイポイと口に入れてしまいます。そのお隣の濃い紫色は、言わずと知れたイチジク。良く熟れているのを選んでもらったので、これも蜜のように味が濃くて美味しかったです(実は、こっそり味見済み)。
右上にあるきのこ2種は、これも秋の王様、おしもおされぬ花形役者です。中央の立派な一本がセップ茸。(イタリアではポルチーニ茸と呼ばれます)きのこの中では群を抜いて値段が高く、また香りも素晴らしいことから、松茸のような存在感といえましょうか。お隣の紙袋から覗いている小振りの黄金色のきのこは、ジロール茸です。お値段はぐっとお手頃なのに香りも歯ごたえも楽しめるので、オムレツに入れたりキッシュに入れたりと大活躍します。
久しぶりにマルシェにいくと、本当に興奮して財布のヒモがゆるんでしまいます。マルシェの八百屋は、わたしにとっては本屋に次ぐ鬼門かもしれません。洋服や靴、宝石やバックの売り場に行ってもほとんど興奮しないけれど、新鮮な野菜果物(+魚)の類いと本のあるところでは、完全に理性がふっとびます。どちらも頭や体の糧になるでしょ、というのは苦しい言い訳。
今朝9時の外の気温は13℃でした。寒いので秋冬用のカーディガンを羽織り、麻のストールをぐるぐると首に巻いて出かけました。今は真っ青に晴れているパリ。窓から秋の高い空が見えて気分がいいです。最高気温は23℃の予想。太陽が出ると温かくなるので嬉しいパリなのであります。
お気に入りの八百屋さんが7月半ばから夏休みに入ってしまったこともあり、なんとなく足が遠のいていたのです。考えてみたら1ヶ月以上ご無沙汰していたかもしれません。
夏休みも終わっていつもの顔ぶれが戻り、再び息を吹き返した感じのあるマルシェでした。いつものお店が出揃ったことももちろんですが、八百屋の主役がすっかり秋の果物に取って替わっているのが、これまた活気を感じさせます。
そんなわけで、今日は本能のおもむくままにいろいろ買い漁ってまいりました。久しぶりのマルシェ、懐かしの八百屋のおじさん、旬の果物ときのこが山盛り、と条件が揃ったら、これはもう逆らえません。こんなものを買ってきました。
左から、レザン・イタリアン、ミラベル、セップ茸、無花果、ジロール茸です。
レザン・イタリアンは、つまりイタリアの葡萄ということですが、夏の終わりに出回ります。夫はこれが大好物。甘いけれど後味はさっぱりしていて美味しいのです。お隣の黄色いミラベルは、これもフランス人が大好きな果物なんだそうです。形は豆プラムのようですが、酸味がなく蜜のように甘い。食べ始めるとやめられなくなってポイポイと口に入れてしまいます。そのお隣の濃い紫色は、言わずと知れたイチジク。良く熟れているのを選んでもらったので、これも蜜のように味が濃くて美味しかったです(実は、こっそり味見済み)。
右上にあるきのこ2種は、これも秋の王様、おしもおされぬ花形役者です。中央の立派な一本がセップ茸。(イタリアではポルチーニ茸と呼ばれます)きのこの中では群を抜いて値段が高く、また香りも素晴らしいことから、松茸のような存在感といえましょうか。お隣の紙袋から覗いている小振りの黄金色のきのこは、ジロール茸です。お値段はぐっとお手頃なのに香りも歯ごたえも楽しめるので、オムレツに入れたりキッシュに入れたりと大活躍します。
久しぶりにマルシェにいくと、本当に興奮して財布のヒモがゆるんでしまいます。マルシェの八百屋は、わたしにとっては本屋に次ぐ鬼門かもしれません。洋服や靴、宝石やバックの売り場に行ってもほとんど興奮しないけれど、新鮮な野菜果物(+魚)の類いと本のあるところでは、完全に理性がふっとびます。どちらも頭や体の糧になるでしょ、というのは苦しい言い訳。
今朝9時の外の気温は13℃でした。寒いので秋冬用のカーディガンを羽織り、麻のストールをぐるぐると首に巻いて出かけました。今は真っ青に晴れているパリ。窓から秋の高い空が見えて気分がいいです。最高気温は23℃の予想。太陽が出ると温かくなるので嬉しいパリなのであります。
by poirier_AAA
| 2010-09-01 21:00
| 日々の断片
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