2010年 05月 15日
眠くて眠くて。 |
こちらにもどってほとんど1週間が経とうとしているのに、まだ時差ぼけがなくなりません。
お昼前後や夕方6時くらいから猛烈に眠くなるという状態はおとといあたりから脱しましたが、あいかわらず眠い。ちょっと横になるかなと思った瞬間に眠っているし、一旦寝入ってしまうとなかなか起きられない日々です。
一般に、時差ぼけは東向きの旅行で辛いのです。だから欧州→日本よりは、日本→欧州の方がずっと楽なはず。確かに実感を持ってわかります。それでも今回なかなか回復しないのは、天候の悪さのせいだと思うのです。
とにかく帰ってからこちら、ずうっと天気が悪い。そして寒い。そして雨模様。さんさんと降り注ぐ5月の太陽を浴びて元気に活動していれば、体内時計も早々に回復したはずです。それが1日中ずっと夕暮れ時のような暗さなのです。寒い、暗い、なんとなく眠さがまとわりつく、ちょっと横になって休もうかな、爆睡、そんな悪循環が延々と続いた一週間でした。
そのせいで一番迷惑したのは夫のようです。夕食の支度の前に眠り込んだり、子供部屋の床で眠り込んだりしたわたしを起こすために3時間もかかったそうで、数日前に「もう、君を起こすのはやめた。どこでどんな風に寝ていても僕は知らない。自分で勝手に起きなさい」と怖い顔で宣言されました。自分ではまったく覚えていないのですが、起こそうとする夫との間に会話があるらしい。そして何とか少しでも多く眠ろうと、あらゆる言い訳を駆使し、悪口雑言(?)を吐くのだそうです。無意識下の言葉とはいえ、さすがにそれほど酷いことは言っていないはずと信じていますが、夫は「今度ビデオをとって見せてやる!本当に不愉快なんだ」と言います。
今、土曜日の朝です。久しぶりに空が明るくて太陽の光が差し込んできます。昨夜も子どもの就寝と同時に眠ったので、ばっちり8時間睡眠できました。寝るのに飽きて起き出すなんて本当に久しぶりのことです。この週末で一気に時差ぼけを脱し、自分は悪い夢を見ていたのだと夫が信じるくらいの状態に持っていきたいものです。
ちなみに、この1週間のようなシケた天気のことを、フランス語で「腐った天気」と言うことがあります。le temps pourri (ル タン プリ)です。le temps はお天気のことで、pourri は「腐った」。初めて聞いた時はぎょっとしましたが、雨続きでお日様の顔も拝めず、薄暗くジメジメした陰鬱な毎日を送っていると、そう言いたくなる気持ちもよくわかります。腐った天気があるということは、腐ってない天気もあるということで、そんな腐ってない天気(=太陽)を待ちわびるフランス人の気分がよく現れているような気がするのです。
お昼前後や夕方6時くらいから猛烈に眠くなるという状態はおとといあたりから脱しましたが、あいかわらず眠い。ちょっと横になるかなと思った瞬間に眠っているし、一旦寝入ってしまうとなかなか起きられない日々です。
一般に、時差ぼけは東向きの旅行で辛いのです。だから欧州→日本よりは、日本→欧州の方がずっと楽なはず。確かに実感を持ってわかります。それでも今回なかなか回復しないのは、天候の悪さのせいだと思うのです。
とにかく帰ってからこちら、ずうっと天気が悪い。そして寒い。そして雨模様。さんさんと降り注ぐ5月の太陽を浴びて元気に活動していれば、体内時計も早々に回復したはずです。それが1日中ずっと夕暮れ時のような暗さなのです。寒い、暗い、なんとなく眠さがまとわりつく、ちょっと横になって休もうかな、爆睡、そんな悪循環が延々と続いた一週間でした。
そのせいで一番迷惑したのは夫のようです。夕食の支度の前に眠り込んだり、子供部屋の床で眠り込んだりしたわたしを起こすために3時間もかかったそうで、数日前に「もう、君を起こすのはやめた。どこでどんな風に寝ていても僕は知らない。自分で勝手に起きなさい」と怖い顔で宣言されました。自分ではまったく覚えていないのですが、起こそうとする夫との間に会話があるらしい。そして何とか少しでも多く眠ろうと、あらゆる言い訳を駆使し、悪口雑言(?)を吐くのだそうです。無意識下の言葉とはいえ、さすがにそれほど酷いことは言っていないはずと信じていますが、夫は「今度ビデオをとって見せてやる!本当に不愉快なんだ」と言います。
今、土曜日の朝です。久しぶりに空が明るくて太陽の光が差し込んできます。昨夜も子どもの就寝と同時に眠ったので、ばっちり8時間睡眠できました。寝るのに飽きて起き出すなんて本当に久しぶりのことです。この週末で一気に時差ぼけを脱し、自分は悪い夢を見ていたのだと夫が信じるくらいの状態に持っていきたいものです。
ちなみに、この1週間のようなシケた天気のことを、フランス語で「腐った天気」と言うことがあります。le temps pourri (ル タン プリ)です。le temps はお天気のことで、pourri は「腐った」。初めて聞いた時はぎょっとしましたが、雨続きでお日様の顔も拝めず、薄暗くジメジメした陰鬱な毎日を送っていると、そう言いたくなる気持ちもよくわかります。腐った天気があるということは、腐ってない天気もあるということで、そんな腐ってない天気(=太陽)を待ちわびるフランス人の気分がよく現れているような気がするのです。
by poirier_AAA
| 2010-05-15 15:58
| 日々の断片
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