2009年 10月 28日
マルシェの風景 |
今日はパリのマルシェの様子を紹介しようと思います。
売り物や店に向ってカメラを構えるのがどうも苦手で(失礼な気がして)、歩きながらささっとシャッターを押したものばかりです。写りがあまり良くないのはそんな理由があってのことです。
まずはマルシェの花形、八百屋の店先。
果物部分ばかりですが、1枚目の写真の奥の方にカリフラワーやアーティチョーク、売り子のお姉さんの後ろに青物野菜が見えます。だいたいのお店では向って左側が野菜、右側が果物という並びにしているような感じがします。クレモンティーヌと呼ばれるみかんが出始め、どのお店でも可愛らしいオレンジ色の球体が山積みです。葉っぱがついているのがコルシカ産のクレモンティーヌで、味も値段もスペイン産を上回ります。ぶどうやかりんごもこの季節ならではの果物ですね.
次は魚屋。
個人的に尾頭付きが好きなのでその部分ばかり写っていますが、左手にはちゃんと切り身や3枚おろしもあります。そして偶然ウニを見つけたので、吸い寄せられるように写真を撮ってしまいました。ウニの左隣はラングスティーヌ(スカンピ)という手長エビ、左上には殻付きホタテ貝、右上には牡蠣が見えます。中央には鮭の切り身とカレイ。いずれもお値段高めの商品ばかりが集まるコーナーでした。
肉屋
お兄さんがかがみ込んでいる辺りには、調理済みの総菜が湯気を立てています。
花屋
種類ごと色ごとにまとめられた花屋の店先は美しく、はっと目が引きつけられます。
その他にもこんなお店がありますよ。
まずはりんご専門店。いろいろな種類のりんご、シードルなどもあります。コンポート用に形の悪いりんごを安く買うこともできるので便利です。
それからセーターとか。(ウール100%、15ユーロなり)
こちらはポルトガル食材店。丸ごとバカリャウが並んでいます。
ストッキング、下着、靴下、子供服、靴、バッグ、スカーフ、アクセサリー、台所雑貨、絨毯、椅子の張り替え、CD、DVD、手芸用品、パンやお菓子、などなど、ありとあらゆるものが売られていてなかなか見応えがありますよ。
マルシェの開かれる場所には前日に屋台の骨組みが準備されます。当日朝、トラックに商品を積んでお店の人がやってきて、屋台の天井のシートを広げ、商品を置く台を設置し、商品を美しく並べ、商品の名前と値段を書いては貼り出し、そうしてお客を迎えます。マルシェが終わると、再び商品や備品を全部トラックに片付けます。そこにパリ市の清掃車がやって来て、お店から出た箱類、野菜クズなどを全部集めたのち最後に水を撒いて掃除します。掃除がすんだ頃を見計らってまたパリ市の大型トラックがやってきて、今度は残った屋台骨を解体してトラックに積んで引き上げて行くのです。
こういう手間のかかる作業が毎日パリのどこかしらで行われているというのが凄いです。大型スーパーも便利な冷凍食品店もあるけれど、やはりマルシェがあるからこそ家庭の食卓が元気でいられるように思うのです。
売り物や店に向ってカメラを構えるのがどうも苦手で(失礼な気がして)、歩きながらささっとシャッターを押したものばかりです。写りがあまり良くないのはそんな理由があってのことです。
まずはマルシェの花形、八百屋の店先。
果物部分ばかりですが、1枚目の写真の奥の方にカリフラワーやアーティチョーク、売り子のお姉さんの後ろに青物野菜が見えます。だいたいのお店では向って左側が野菜、右側が果物という並びにしているような感じがします。クレモンティーヌと呼ばれるみかんが出始め、どのお店でも可愛らしいオレンジ色の球体が山積みです。葉っぱがついているのがコルシカ産のクレモンティーヌで、味も値段もスペイン産を上回ります。ぶどうやかりんごもこの季節ならではの果物ですね.
次は魚屋。
個人的に尾頭付きが好きなのでその部分ばかり写っていますが、左手にはちゃんと切り身や3枚おろしもあります。そして偶然ウニを見つけたので、吸い寄せられるように写真を撮ってしまいました。ウニの左隣はラングスティーヌ(スカンピ)という手長エビ、左上には殻付きホタテ貝、右上には牡蠣が見えます。中央には鮭の切り身とカレイ。いずれもお値段高めの商品ばかりが集まるコーナーでした。
肉屋
お兄さんがかがみ込んでいる辺りには、調理済みの総菜が湯気を立てています。
花屋
種類ごと色ごとにまとめられた花屋の店先は美しく、はっと目が引きつけられます。
その他にもこんなお店がありますよ。
まずはりんご専門店。いろいろな種類のりんご、シードルなどもあります。コンポート用に形の悪いりんごを安く買うこともできるので便利です。
それからセーターとか。(ウール100%、15ユーロなり)
こちらはポルトガル食材店。丸ごとバカリャウが並んでいます。
ストッキング、下着、靴下、子供服、靴、バッグ、スカーフ、アクセサリー、台所雑貨、絨毯、椅子の張り替え、CD、DVD、手芸用品、パンやお菓子、などなど、ありとあらゆるものが売られていてなかなか見応えがありますよ。
マルシェの開かれる場所には前日に屋台の骨組みが準備されます。当日朝、トラックに商品を積んでお店の人がやってきて、屋台の天井のシートを広げ、商品を置く台を設置し、商品を美しく並べ、商品の名前と値段を書いては貼り出し、そうしてお客を迎えます。マルシェが終わると、再び商品や備品を全部トラックに片付けます。そこにパリ市の清掃車がやって来て、お店から出た箱類、野菜クズなどを全部集めたのち最後に水を撒いて掃除します。掃除がすんだ頃を見計らってまたパリ市の大型トラックがやってきて、今度は残った屋台骨を解体してトラックに積んで引き上げて行くのです。
こういう手間のかかる作業が毎日パリのどこかしらで行われているというのが凄いです。大型スーパーも便利な冷凍食品店もあるけれど、やはりマルシェがあるからこそ家庭の食卓が元気でいられるように思うのです。
by poirier_AAA
| 2009-10-28 20:29
| パリを歩く
|
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