2009年 03月 25日
男の子の不思議 |
子供が1歳を過ぎた頃から、何度も考えたことです。
まわりの大人が与えるから、女の子はお人形で、男の子は乗り物で遊ぶのが好きなんだとばかり思っていました。でもそうじゃないんですね。
乗り物系のおもちゃを持っていない頃から、うちの男の子たちは車、それも大型車にただならぬ興味を示しました。
鼻が凍るような冬の日、カーキャリアから1台ずつ車をショールームに運び込む作業を、えんえんと見続けさせられたこと。
清掃車のおじさんの仕事を見るのが好きで、清掃車の後について道を連れ歩かれたこと。
クレーン車、ブルトーザーなどを見るために、近所の工事現場めぐりをさせられたこと。
おかげさまで、母は何人の働くおじさんたちと顔見知りになったことでしょう。
男の子のDNAには、乗り物に興味を持つべしという情報が刷り込まれているに違いありません。大きくなるにしたがって、いろいろな方面に興味を示すようになるにしろ、はじまりは絶対これでしょう。
このまま乗り物系の愛好者になるのか、それともある年齢で車に見向きもしなくなるのか、親としては興味しんしんです。
写真は1歳の頃から愛読している絵本。
こびとたちが、ブルトーザー、クレーン車、ミキサー車などなど、名前も知らないような大型作業車を操ってケーキを作り上げるおはなしです。粉を運ぶ、バターを削る、卵を割る、オーブンにケーキ型を入れる、クリームで飾る、メッセージのついたビスケットをのせる・・・といった作業のひとつひとつに、ふさわしい作業車がでてきて活躍します。しかも、こびとたちに動きがあって、細部まで楽しめるんです。
このところ数ヶ月、この本を読むのが毎晩のおやすみ前の日課です。
by poirier_AAA
| 2009-03-25 20:48
| 子どもと暮らす
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