2017年 11月 21日
今日のポルトガル語 |
この秋のポルトガル語は、これまでになく順調に進んでいる。
現在形から始まった勉強も先週からめでたく過去形に入り、
いま使っている本もそろそろ終わりが見えはじめた。
さて、これが終わったらどういう勉強をしようか?
いろいろと考えているところだ。
今日勉強した課には長い文章が出てきた。
うわ〜長い。字もいつもより小さ〜い。一瞬ぐっと詰まったのだが、
uma história de amor(恋愛物語)とあるので恐る恐る読んでみた。
なんと、コテコテの恋愛物語であった。
あまりにもコテコテだったので思わず一気読みしてしまったよ。
それはこんな話。(おヒマな方だけどうぞ)
********
リカルドはリスボンに住む舞台俳優でした。
ある日、リカルドは海でクララと出会います。
二人はつき合い始めました。
クララはリカルドを心から愛していましたが、
リカルドは彼女を愛していたわけではなく、
大企業経営者の父を持つ娘と結婚したかったのでした。
しばらくして、リカルドは劇場でサンドラと知り合います。
サンドラはブラジルの女優でした。
リカルドはサンドラに夢中になります。
数週間というものサンドラは毎週金曜日にリカルドの家を訪ねました。
クララは何も気がついていません。
ある日、サンドラはリカルドに結婚をもちかけました。
リカルドはそれはできないと言います。
クララの父親の財産がどうしても必要なのだ、と。
この返事を聞くとすぐ、サンドラはリカルドとの別れを決意し、
ブラジルに帰ることにしました。
リカルドはそれを知りません。
彼女を探して、長いことリスボンを歩き回りました。
彼女はついにみつかりませんでした。
やがてリカルドはクララと結婚し、サンドラを忘れました。
数ヶ月がたったころでしょうか、
リカルドは偶然にもサンドラと再会したのです。
それはクララの父親が主催したパーティーでのことでした。
クララはリカルドに、サンドラは父の新しい恋人だと紹介しました。
同時に、父親が財産を失ったこと、
その事業を資産家であるサンドラの家族が援助することになったと話します。
リカルドにとっては不運なことに、
サンドラはリカルドとの過去をすべてクララに告白し、
リカルドがクララと結婚したのはお金のためだったと話してしまいます。
これを聞いたクララはたちまち結婚を続ける気持ちを失い、
数日のうちに彼と別れてしまいました。
********
ダメねぇ、リカルド。
コテコテ過ぎて、かえって先が知りたくなってしまうという(笑)。
案外こういうハレタホレタ、くっついた離れた、が
地道な外国語学習に彩りを添え、
長い文章に取り組むモチベーションを与えてくれるのかもしれない。
by poirier_AAA
| 2017-11-21 04:01
| 言葉を学ぶ
|
Comments(4)
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Mtonosama at 2017-11-21 06:02
え、そこでおしまい?
続きが知りたいです。
続きが知りたいです。
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fusk-en25 at 2017-11-21 07:40
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poirier_AAA at 2017-11-21 21:29
> Mtonosamaさん、こんにちは。
残念ながらここで終わりなんです。
まだまだ初級なので、込み入ったことが書いてあったら早々に挫折してしまいそうです。
このくらいの量と内容だと「わたしでもわかった!」と達成感を味わえるんですよね。
残念ながらここで終わりなんです。
まだまだ初級なので、込み入ったことが書いてあったら早々に挫折してしまいそうです。
このくらいの量と内容だと「わたしでもわかった!」と達成感を味わえるんですよね。
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poirier_AAA at 2017-11-21 21:33
> fusk-en25さん、こんにちは。
ははは、色っぽいの、いいかもしれません。
そういえば高校の時の英語の副読本がアメリカの高校生の学園モノ(恋愛あり)だったのです。あの娘は好きな男の子とうまくいくのか、先が知りたいばかりにあっという間に全編読み終えてしまった女生徒がたくさんいましたよ。(いまどき女生徒なんていわないか。。。)
ははは、色っぽいの、いいかもしれません。
そういえば高校の時の英語の副読本がアメリカの高校生の学園モノ(恋愛あり)だったのです。あの娘は好きな男の子とうまくいくのか、先が知りたいばかりにあっという間に全編読み終えてしまった女生徒がたくさんいましたよ。(いまどき女生徒なんていわないか。。。)