2017年 09月 21日
異国情緒 |
机を整理していたら、
ポルトガルで貰ったチラシが出てきました。
旅行会社の店先で、ふっと心を惹かれたツアーのチラシです。
といって、べつに旅行を計画しているわけでもありません。
このチラシも裏紙の束に仲間入りする運命です。
でもその前に、ツアーの内容をここに書き残しておきましょう。
ふっと見た瞬間、異国情緒をかきたてられたこのツアーの寄港先。
すごく素敵だったのです。
まず、ヴェネツィア。
それからイタリアの踵あたりにあるバーリ。
そこからギリシャにとんで、
イオニア海を臨む、ペロポネソス半島北西部にあるカタコロン。
エーゲ海に浮かぶ島、ミコノス。
アテネの近くの港、ピレウス。
次は隣国アルバニアの、ギリシャに近い場所にある街、サランダ。
次いでさらに北上してクロアチアのドゥブロヴニク。
アドリア海からイオニア海、エーゲ海まで足を伸ばすクルーズですね。
ツアーのイメージカラーを選ぶなら青と白、これしかありません。
街や海の名をつぶやくだけで、
しんしん冷える秋のパリから光り輝く夏に逆戻りできそうな心地がします。
最初に異国情緒を感じた、と書きましたけれど、
異国情緒というのはひょっとしたら言葉とも関係があるかもしれません。
フランス語が話せる者からみると、
言語がよく似ているイタリア、スペイン、ポルトガルなどは、
外国だけれど完全な外国ではない、といいましょうか、
隣の庭くらいの感覚で訪ねて行かれる場所のように感じます。
英語はちょっと別枠で考えるとして、
ドイツやオーストリア、スカンジナビア半島など(いわゆるゲルマン語系)だと
言葉がだいぶ離れてしまった感じがします(ときどき会う親戚くらいの感じ)。
でも、異国情緒を感じるところまではいかないかもしれません。
ギリシャ語だアルバニア語だ、スラブ系言語だとなると、
離れた感覚は圧倒的に大きくなり(ほとんど会う機会のない親戚くらい?)、
アラブ語だ中国語だタイ語だとなると、もう完全に別世界の感覚でしょうか。
ここで「異国情緒」という言葉が浮き上がってくるのです。
日本にいるときは、外国の風景ならなんでも「異国情緒」の対象でしたが、
フランスに住んでいるとだいぶ感覚も変わるようです。
バルカン半島方面、一度は訪ねてみたいものです。
by poirier_AAA
| 2017-09-21 18:01
| 日々の断片
|
Comments(2)
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by
Mtonosama at 2017-09-22 07:17
なんかパソコンがおかしく、送れるかどうか・・・
まさに青と白の世界ですね。
当地も透明なブルーの空です。
早く涼しくなってほしいです。
まさに青と白の世界ですね。
当地も透明なブルーの空です。
早く涼しくなってほしいです。
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poirier_AAA at 2017-09-22 22:54
> Mtonosamaさん、こんにちは。
ちゃんと受け取れましたよ!
パソコンの調子が悪いって、気がそがれますよね。
わたしもOSをアップグレードしたら日本語変換システムまで調子が変わっちゃって(先読みして変換しようとする、鬱陶しいヤツなのです)、いつもの調子が出ません。
パソコンやらネットに左右される生活って、、、憂鬱ですね。
ちゃんと受け取れましたよ!
パソコンの調子が悪いって、気がそがれますよね。
わたしもOSをアップグレードしたら日本語変換システムまで調子が変わっちゃって(先読みして変換しようとする、鬱陶しいヤツなのです)、いつもの調子が出ません。
パソコンやらネットに左右される生活って、、、憂鬱ですね。