2016年 09月 01日
壮大な夢。。。 |
夏休み中、子どもと一緒に本屋に行ったら、
子どもが「語学本が欲しい。買ってくれろ」と言う。
息子Aはスペイン語、息子Bはドイツ語をやりたいのだとか。
はぁ?なに言ってるの?
ポルトガル語と日本語をやるんじゃないの?
と言ったら、
それはもうできる。
放っておいてもやるからいいの。
そうじゃなくて他の言葉を知りたいの。
と、2人して頑張る。
ポルトガル語と日本語、なにが「できる」だよっ。
うそばっかり!
恥ずかしがって人前でしゃべらないくせに。
読むのだって書くのだってほとんどできないくせに。
いろいろ言いたいことはあったけれど、
興味がある、やってみたいと言うなら邪魔することもないかと思って、
並んでいる本の中で一番小さい(一番安い)会話集ならいいよ、と許した。
フランス語話者向けの発音案内がついているので、
子どもたちはすぐに数を数えたり、挨拶を練習したりし始めた。
それをみながら、
わたしの子どもの頃とは全然違うんだよなぁ〜としみじみ思った。
小学校を卒業する時、中学は大人の世界のように見えた。
なんといったって「英語」を習うんだから。。。
そもそも外国人というものを見たことがなかったし、
外国語だって聞いたことがあったかどうか。
そういう田舎で、外国なんて月と同じくらい遠かった。
外国といえば英語、だったし。
それがどうだ。
うちの息子たちなんて1歳にならないうちから国際線に乗っている。
ヴァカンスに出かけるというだけで、軽々といくつもの国境を越える。
父親と母親の得意な言葉が違う。
学校に行けばいろんな言葉をしゃべる子がいる。
道を歩けばこれまたいろんな言葉が聞こえて来る。
子ども時代に感覚として味わう世界の広さが全然違う。
そして、知らない言葉に対する垣根がとても低いような気がする。
フランス語はよれよれ、ポルトガル語はぽつりぽつり、英語はスカスカ、
そういうわたしだけれど、
次に何か言葉をやるならロシア語がいいなぁなんて漠然と思っている。
息子Aはスペイン語と、あとポーランド語かウクライナ語をやってみたいんだって。
息子Bはドイツ語とスウェーデン語がやりたいと。
あぁいっそのこと、このまま多言語学習愛好家族になっちゃおうか?
(多言語家族ではなくて、他言語学習愛好家族というのがポイント)
そんな冗談を言ってみたくなった。
いろんなことは思いつくがどれも長続きしない、我が家らしい話である。
by poirier_AAA
| 2016-09-01 22:55
| 日々の断片
|
Comments(2)
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by
Mtonosama at 2016-09-02 06:57
ドイツ語とはすっかり疎遠になってしまいました。
せいぜいBSの海外ニュースで日本語訳を外してZDFを聞く程度になってしまいました。
さ、さびしい・・・
せいぜいBSの海外ニュースで日本語訳を外してZDFを聞く程度になってしまいました。
さ、さびしい・・・
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by
poirier_AAA at 2016-09-02 17:48
> Mtonosamaさん、こんにちは。
あれ〜疎遠になってしまいましたか。
昨日、息子たちが「インディアナジョーンズ」をドイツ語で観ていました。
ドイツ語、ぜんぜんわからん〜。難しすぎる〜。
いや、これを字幕なしでみられるくらいになったらすごいですよ。
息子Bも「こんにちは」と「さようなら」を知ってるくらいじゃ歯が立たないんだなぁ〜と言いながら観ていました。あたりまえじゃ!
あれ〜疎遠になってしまいましたか。
昨日、息子たちが「インディアナジョーンズ」をドイツ語で観ていました。
ドイツ語、ぜんぜんわからん〜。難しすぎる〜。
いや、これを字幕なしでみられるくらいになったらすごいですよ。
息子Bも「こんにちは」と「さようなら」を知ってるくらいじゃ歯が立たないんだなぁ〜と言いながら観ていました。あたりまえじゃ!