2015年 11月 03日
得意でなくても頑張る |
知り合いのウクライナ女性に道で声をかけられた。
彼女の娘とうちの息子は今学校で同じクラスにいる。
女の子はまだフランス語がわからないから、
普段は別のフランス語補習クラスにいて、
算数の時間だけ一般クラスに戻って一緒に勉強している。
その算数の時間の先生が怖いからいやだ、
女の子がそう言って学校に行くのを嫌がっているのだという。
算数の時間の先生というのは、つまりは息子の担任の先生だ。
それを聞いて彼女は先生をつかまえて直接話そうとしたそうである。
ところが、どうやら先生が逃げた。
わたしは英語は話せないから、
そう言って手を振りながら話をするのを拒んだというのだ。
どうしたらいいかしら? そう聞いてきた。
彼女はウクライナ人で、普段は当然自分の言葉で話していて、
最近フランスに来てフランス語を習い始めたのでまだうまく話せない。
だから大事な用事の時は英語でコミュニケーションを取ろうと頑張っている。
わたしとも英語で話す。
といっても、彼女の英語もわたしの英語と似たり寄ったりで、
頑張って単語を絞り出しては文を組み立てている状態。
お世辞にも「上手い」という部類じゃない。
息子の話から想像するに、担任の先生の英語も似たり寄ったりなのだ。
発音も完全にフランス人。フランス風に英語を読んでしまう。
で、先生はそういう自分の英語にかなりコンプレックスを抱いている。
わたしはウクライナ女性の話を聞きながら思った。
先生、そこで逃げたらダメだよ。それは誠実ではない。
先生が英語がうまく話せないのと同じように、
ウクライナ人女性にとっても英語はまるっきり外国語なのだ。
それでも、必要に差し迫られて頑張って意思の疎通を図ろうとしている。
彼女には他の選択肢がない。
一方、先生の方にはさしせまって話し合いたいという強い望みがない。
おまけにまわりは自分と同じ言葉を話す人ばかり。
困ったことも愚痴もなんでも全部わかってもらえる。
同じ外国語でも、必死さの度合いが全然ちがう。
⚪︎⚪︎語は下手だから話したくない。
そういう人がいるけれど、
たいていの場合、それを言う人は強い立場にある。
まだあれかこれかと選択に迷うだけの余地がある、と言ってもいい。
差し迫った問題を抱えている人には選択の余地はない。
自分が使えるものは全部使って、なんとか道をつけようとする。
ここに英語がわかる人はいないのか!とか
ここにフランス語がわかる人はいないのか!とか
外国で自分の母語をふりかざして怒り狂っている人には同情は感じないけれど、
自分の言葉の通じない外国で、
なんとか自分の言いたいことをわかってもらおうと英語で頑張る人を、
英語が下手だからと相手にしないってのはどうよ?と思うのである。
とりあえず、わたしならこうするとアドヴァイスしてみた。
それでうまくいかなければ、きっとまた相談に来るだろう。
自分も間違いだらけのフランス語で日々なんとか凌いでいる状態。
フランス語の壁に阻まれて困っている人を見ると他人事とは思えない。
息子の担任の先生も決して悪い人じゃないのだ。
だから頑張ってどーんと受けて立ってほしい。
どっちもがんばれ〜と思っているのである。
彼女の娘とうちの息子は今学校で同じクラスにいる。
女の子はまだフランス語がわからないから、
普段は別のフランス語補習クラスにいて、
算数の時間だけ一般クラスに戻って一緒に勉強している。
その算数の時間の先生が怖いからいやだ、
女の子がそう言って学校に行くのを嫌がっているのだという。
算数の時間の先生というのは、つまりは息子の担任の先生だ。
それを聞いて彼女は先生をつかまえて直接話そうとしたそうである。
ところが、どうやら先生が逃げた。
わたしは英語は話せないから、
そう言って手を振りながら話をするのを拒んだというのだ。
どうしたらいいかしら? そう聞いてきた。
彼女はウクライナ人で、普段は当然自分の言葉で話していて、
最近フランスに来てフランス語を習い始めたのでまだうまく話せない。
だから大事な用事の時は英語でコミュニケーションを取ろうと頑張っている。
わたしとも英語で話す。
といっても、彼女の英語もわたしの英語と似たり寄ったりで、
頑張って単語を絞り出しては文を組み立てている状態。
お世辞にも「上手い」という部類じゃない。
息子の話から想像するに、担任の先生の英語も似たり寄ったりなのだ。
発音も完全にフランス人。フランス風に英語を読んでしまう。
で、先生はそういう自分の英語にかなりコンプレックスを抱いている。
わたしはウクライナ女性の話を聞きながら思った。
先生、そこで逃げたらダメだよ。それは誠実ではない。
先生が英語がうまく話せないのと同じように、
ウクライナ人女性にとっても英語はまるっきり外国語なのだ。
それでも、必要に差し迫られて頑張って意思の疎通を図ろうとしている。
彼女には他の選択肢がない。
一方、先生の方にはさしせまって話し合いたいという強い望みがない。
おまけにまわりは自分と同じ言葉を話す人ばかり。
困ったことも愚痴もなんでも全部わかってもらえる。
同じ外国語でも、必死さの度合いが全然ちがう。
⚪︎⚪︎語は下手だから話したくない。
そういう人がいるけれど、
たいていの場合、それを言う人は強い立場にある。
まだあれかこれかと選択に迷うだけの余地がある、と言ってもいい。
差し迫った問題を抱えている人には選択の余地はない。
自分が使えるものは全部使って、なんとか道をつけようとする。
ここに英語がわかる人はいないのか!とか
ここにフランス語がわかる人はいないのか!とか
外国で自分の母語をふりかざして怒り狂っている人には同情は感じないけれど、
自分の言葉の通じない外国で、
なんとか自分の言いたいことをわかってもらおうと英語で頑張る人を、
英語が下手だからと相手にしないってのはどうよ?と思うのである。
とりあえず、わたしならこうするとアドヴァイスしてみた。
それでうまくいかなければ、きっとまた相談に来るだろう。
自分も間違いだらけのフランス語で日々なんとか凌いでいる状態。
フランス語の壁に阻まれて困っている人を見ると他人事とは思えない。
息子の担任の先生も決して悪い人じゃないのだ。
だから頑張ってどーんと受けて立ってほしい。
どっちもがんばれ〜と思っているのである。
by poirier_AAA
| 2015-11-03 18:12
| 日々の断片
|
Comments(10)
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fusk-en25 at 2015-11-03 18:31
ひょっとしてウクライナの子供は算数が嫌いなのかしら。
これ難しい問題ですね。
先生も普段その生徒が苦手なのかもしれない。
うまく算数が教えられなくて。
親が何かそれに言っても答えられないのが判っていて。
要望を「聞いておきます」だけでは済まないだろうから。。
ウクライナの方もちょっとパニックなんでしょうか?
息子は1年生の最初の3ヶ月はフランス語補習クラスにいました。
日本の子供は算数はできますからね。言葉がわからなくても。
しかも1年生だったし。。
これ難しい問題ですね。
先生も普段その生徒が苦手なのかもしれない。
うまく算数が教えられなくて。
親が何かそれに言っても答えられないのが判っていて。
要望を「聞いておきます」だけでは済まないだろうから。。
ウクライナの方もちょっとパニックなんでしょうか?
息子は1年生の最初の3ヶ月はフランス語補習クラスにいました。
日本の子供は算数はできますからね。言葉がわからなくても。
しかも1年生だったし。。
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poirier_AAA at 2015-11-03 20:04
>fuskさん、こんにちは。
それがね、逆なのです。
お母さん曰く、娘は国の学校ではクラスで一番算数が出来た、算数で問題になるなんて考えられない、と。親も心配していなかったんでしょう。算数の時間に怒られるなんて天地がひっくり返るようなショックだったのかもしれません。
まぁこちらの先生もよく言えば個性的、悪く言えばアクが強すぎみたいな人も結構いますから、なにかの拍子に先生の気に入らないことをしてしまったのかもしれない、先生の虫の居所が悪かったのかもしれない、とも思います。いずれにしても直接話せば解決する問題ですよね。
息子さんご自身はとても大変だったでしょうが、客観的に見ると小学校1年はちょうど読み書きの基礎を習う時期ですから、編入タイミングとしては理想的だったかもしれません。この女の子のように小学校4年生に編入ともなると、クラスのフランス語もずいぶん難しくなっていて大変そうです。フランス育ちでもずいぶん差がついてしまっています。
しかしフランスの算数、、、、フランスより進度が遅い国もあるんでしょうか?
それがね、逆なのです。
お母さん曰く、娘は国の学校ではクラスで一番算数が出来た、算数で問題になるなんて考えられない、と。親も心配していなかったんでしょう。算数の時間に怒られるなんて天地がひっくり返るようなショックだったのかもしれません。
まぁこちらの先生もよく言えば個性的、悪く言えばアクが強すぎみたいな人も結構いますから、なにかの拍子に先生の気に入らないことをしてしまったのかもしれない、先生の虫の居所が悪かったのかもしれない、とも思います。いずれにしても直接話せば解決する問題ですよね。
息子さんご自身はとても大変だったでしょうが、客観的に見ると小学校1年はちょうど読み書きの基礎を習う時期ですから、編入タイミングとしては理想的だったかもしれません。この女の子のように小学校4年生に編入ともなると、クラスのフランス語もずいぶん難しくなっていて大変そうです。フランス育ちでもずいぶん差がついてしまっています。
しかしフランスの算数、、、、フランスより進度が遅い国もあるんでしょうか?
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fusk-en25 at 2015-11-03 21:08
本文を読んでからずーっと考えていたのですが。
算数と数学との違いとも言えるかもしれない。
フランスは算数は確かに不得手な国ですが、
数学になると俄然、強いですね。
おそらく算数についても数学に至る道のような捉え方をしているのではないか。だからフランス語ができないと解り難い。
フランスの学校に行っている日本人は算数時代はよくできるのです。
ただし中学になって数学になったら落ちてくる例が多い。
科学的?合理的に?ものを考える習慣が少ないからか?どうなんでしょうね。
子供の話は確かによく聞いてやらないといけない反面
また鵜呑みにしてしまうと。
子供は自分の都合のいいことを(子供だけでないか。。笑)
言うものですからね。
親がパニックにならないのが一番いいのかもしれない。
算数と数学との違いとも言えるかもしれない。
フランスは算数は確かに不得手な国ですが、
数学になると俄然、強いですね。
おそらく算数についても数学に至る道のような捉え方をしているのではないか。だからフランス語ができないと解り難い。
フランスの学校に行っている日本人は算数時代はよくできるのです。
ただし中学になって数学になったら落ちてくる例が多い。
科学的?合理的に?ものを考える習慣が少ないからか?どうなんでしょうね。
子供の話は確かによく聞いてやらないといけない反面
また鵜呑みにしてしまうと。
子供は自分の都合のいいことを(子供だけでないか。。笑)
言うものですからね。
親がパニックにならないのが一番いいのかもしれない。
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pallet-sorairo at 2015-11-03 22:32
>しかしフランスの算数、、、、フランスより進度が遅い国もあるんでしょうか?
どんなに遅いんでしょ??
でも、大人になっても困らないほどに進むとしたらそれでもよいのかもしれませんね(^^ゞ
今回のフラン旅行で、タクシーの運転手さんはほとんど英語で話してくれました。外国語からきしダメな私にでも何だか聞き取れることが多いので不思議に思っていたら、「英語が母語の人じゃないから」と言われて目からうろこ。
得意じゃないけど一生懸命頑張って話してくれて、とっても助かりました。なんとかコミュニケーションをとろうとする姿勢がお互いに通じ合うってことがまずは大事なんですよね。
どんなに遅いんでしょ??
でも、大人になっても困らないほどに進むとしたらそれでもよいのかもしれませんね(^^ゞ
今回のフラン旅行で、タクシーの運転手さんはほとんど英語で話してくれました。外国語からきしダメな私にでも何だか聞き取れることが多いので不思議に思っていたら、「英語が母語の人じゃないから」と言われて目からうろこ。
得意じゃないけど一生懸命頑張って話してくれて、とっても助かりました。なんとかコミュニケーションをとろうとする姿勢がお互いに通じ合うってことがまずは大事なんですよね。
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poirier_AAA at 2015-11-04 17:23
>fuskさん、こんにちは。
そう言われると確かにそうですね。お釣りの計算すらおぼつかない人がいる一方で、数学の最先端を行く人もいます。
前に子どもの教育の本で読んだのですが、算数ができるかどうかも結局国語(言葉)の力に依るところが多いらしいです。計算に行き着く前に問題文が理解できないことが往々にしてある、と。例えば「3人がそれぞれ〜したら」とか「A君は〜、B君は〜した場合」とかいった仮定が具体的に想像できないと、計算に結びつけられないんですよね。
フランスも最近はずいぶん学校教育の質が落ちてきていると言われていますけれど、フランス語だけは徹底して勉強させますから(それも情緒偏重型ではなくて分析読解型で)、それを理数系の勉強でうまく生かして伸びる子がたくさんいるのでしょう。
うふふ。親でも子でも先生でも話を鵜呑みにしたらダメですね。みんなすこしずつ「自分の都合」が入ってしまうものですから。
そう言われると確かにそうですね。お釣りの計算すらおぼつかない人がいる一方で、数学の最先端を行く人もいます。
前に子どもの教育の本で読んだのですが、算数ができるかどうかも結局国語(言葉)の力に依るところが多いらしいです。計算に行き着く前に問題文が理解できないことが往々にしてある、と。例えば「3人がそれぞれ〜したら」とか「A君は〜、B君は〜した場合」とかいった仮定が具体的に想像できないと、計算に結びつけられないんですよね。
フランスも最近はずいぶん学校教育の質が落ちてきていると言われていますけれど、フランス語だけは徹底して勉強させますから(それも情緒偏重型ではなくて分析読解型で)、それを理数系の勉強でうまく生かして伸びる子がたくさんいるのでしょう。
うふふ。親でも子でも先生でも話を鵜呑みにしたらダメですね。みんなすこしずつ「自分の都合」が入ってしまうものですから。
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poirier_AAA at 2015-11-04 17:38
>そらいろのパレットさん、こんにちは。
タクシーの運転手さん、いい人にあたってよかったですね。
小さな要素ですけど、そこでいい気持ちになるかどうかが旅の質や満足度を左右しますものね。
通訳者のようなプロフェッショナルはもちろん別ですけど、普通の人にとっては、試験で測れるような語学力ではなくて「相手になんとかして伝えたい」という気持ちの強さの方がずっと役に立つような気がしているのです。あと、すごく基本的ですけど目を見て挨拶するとか、きちんとお礼を言うとか人としての態度もかなり見られていると思います。
フランスの算数、子どもの宿題を見ながら「こんなのでいいのか〜」といつも唸っています(頭の中でこっそり、笑)。うちは小学4年生ですが、未だに九九の2の段3の段の復習をしていらっしゃいとか宿題がでるんですよ。。。
タクシーの運転手さん、いい人にあたってよかったですね。
小さな要素ですけど、そこでいい気持ちになるかどうかが旅の質や満足度を左右しますものね。
通訳者のようなプロフェッショナルはもちろん別ですけど、普通の人にとっては、試験で測れるような語学力ではなくて「相手になんとかして伝えたい」という気持ちの強さの方がずっと役に立つような気がしているのです。あと、すごく基本的ですけど目を見て挨拶するとか、きちんとお礼を言うとか人としての態度もかなり見られていると思います。
フランスの算数、子どもの宿題を見ながら「こんなのでいいのか〜」といつも唸っています(頭の中でこっそり、笑)。うちは小学4年生ですが、未だに九九の2の段3の段の復習をしていらっしゃいとか宿題がでるんですよ。。。
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helebore at 2015-11-05 17:59
大体英語圏のひとって傲慢(?)なことが多い気がします。どこに行っても英語で通すみたいな。。。うちのだんなさん、そこそこフランス語が出来るのにとりあえず「英語しゃべれる?」って聞いてだめだと分かってからフランス語に切り替えますもの。とか「あの事務員に英語出来る?って聞いたら「Non!」って全然トライしようともしなかった」とか愚痴っていますよー。すごいごうまんでしょー。でもそれに気づかないのね。。。
あと面白いのが、このへん(アルザス)では、ごめんフランス語あんまり出来ないの、と言うとドイツ語は?って必ず聞かれます。英語よりドイツ語の方が馴染みがあるんでしょうね。
どこに行っても自国語で通そうとする、のも、ここは自分の国だから自国語しかしゃべらない、というのもちょっとさみしいですよね。
あと面白いのが、このへん(アルザス)では、ごめんフランス語あんまり出来ないの、と言うとドイツ語は?って必ず聞かれます。英語よりドイツ語の方が馴染みがあるんでしょうね。
どこに行っても自国語で通そうとする、のも、ここは自分の国だから自国語しかしゃべらない、というのもちょっとさみしいですよね。
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poirier_AAA at 2015-11-05 18:48
>heleboreさん、こんにちは。
そうなんですよねぇ、英語圏の人(特にアメリカの人?)はその傾向がすごく強いような感じを持っています。あとフランス人(特にパリ周辺のフランス人)もわりとその傾向が強くて、欧州内だったらフランス語通じるはずだよね、みたいな強気に出ることがあるので側で見ていて感じ悪いぞ〜と思ってしまうのです。
ご主人の反応、面白いですね。ご本人のフランス語と相手の英語を比べたら、ご自分のフランス語の方がよほど上手でしょうにそれでも、相手の英語がどんなに下手でもやっぱり英語がいいのでしょうか?そこらへんの感覚がちょっと想像できないんです。ふつうは相手持ち札と自分の持ち札を比べて効果の高い方を選びますよねぇ。こんどこっそり探りを入れてみてください(笑)
日々言葉で苦労しているので半分くらいはやっかみが入ってるかもしれないですけど、言葉は複数知っている方が面白いんじゃないかな〜と思っています。なんというか、自分が平面じゃなくて多面になるような気がして。
そうなんですよねぇ、英語圏の人(特にアメリカの人?)はその傾向がすごく強いような感じを持っています。あとフランス人(特にパリ周辺のフランス人)もわりとその傾向が強くて、欧州内だったらフランス語通じるはずだよね、みたいな強気に出ることがあるので側で見ていて感じ悪いぞ〜と思ってしまうのです。
ご主人の反応、面白いですね。ご本人のフランス語と相手の英語を比べたら、ご自分のフランス語の方がよほど上手でしょうにそれでも、相手の英語がどんなに下手でもやっぱり英語がいいのでしょうか?そこらへんの感覚がちょっと想像できないんです。ふつうは相手持ち札と自分の持ち札を比べて効果の高い方を選びますよねぇ。こんどこっそり探りを入れてみてください(笑)
日々言葉で苦労しているので半分くらいはやっかみが入ってるかもしれないですけど、言葉は複数知っている方が面白いんじゃないかな〜と思っています。なんというか、自分が平面じゃなくて多面になるような気がして。
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kanafr at 2015-11-06 11:05
小学4年になると、文章題も増えてきますしね。一つ一つ理論だてて解かせる意味で、計算式だけではなく図に描いたりさせますから、フランス語ができないと大変になってきますよね。日本の算数と違う単位も出てきますし...。
多分、その方のお子さんはそこが引っ掛かっているのかなあって思いました。
日本の算数で役に立つのは、九九でしょうか?
でもそれも丸暗記だけしか教えなかったら、単に計算が早くなるだけです。
九九の理論が分かるような教え方はできていないんじゃないかなあって思います。
先生の問題で言えば、確かに色々ありますよねぇ。外国人だからと差別意識が一杯な教師もいましたもの。
多分、その方のお子さんはそこが引っ掛かっているのかなあって思いました。
日本の算数で役に立つのは、九九でしょうか?
でもそれも丸暗記だけしか教えなかったら、単に計算が早くなるだけです。
九九の理論が分かるような教え方はできていないんじゃないかなあって思います。
先生の問題で言えば、確かに色々ありますよねぇ。外国人だからと差別意識が一杯な教師もいましたもの。
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poirier_AAA at 2015-11-07 18:59
>kanafrさん、こんにちは。
このお母さんの前では話してくれなかったのですが、家に帰って息子が話してくれたところによると、この子の場合は算数以前の問題がいろいろあったようです。持って来るべきものを持ってきていない、宿題をやってきていない、先生に無断で学校を休む、などなど。担任の先生としてもフランス語ができないのに算数だけ教えろと言われても、という部分があるのでしょう。だけやっぱりフランス語ができないことが話をややこしくしている印象でした。ともかく学校と親が話し合って、この子が気持ち良く通えるようにするしかないと思いました。
計算ができる、ということだけではダメなんですよね。算数の問題もけっきょく言葉を通して考えるしかないですから。小学校高学年になってからの編入は、そういう意味でかなり大変ですよね。
このお母さんの前では話してくれなかったのですが、家に帰って息子が話してくれたところによると、この子の場合は算数以前の問題がいろいろあったようです。持って来るべきものを持ってきていない、宿題をやってきていない、先生に無断で学校を休む、などなど。担任の先生としてもフランス語ができないのに算数だけ教えろと言われても、という部分があるのでしょう。だけやっぱりフランス語ができないことが話をややこしくしている印象でした。ともかく学校と親が話し合って、この子が気持ち良く通えるようにするしかないと思いました。
計算ができる、ということだけではダメなんですよね。算数の問題もけっきょく言葉を通して考えるしかないですから。小学校高学年になってからの編入は、そういう意味でかなり大変ですよね。