2015年 04月 15日
忙しい |
忙という字を分解すると「こころを亡くす」。
いそがしい、いそがしいと口に出すのは、
自分はこころを亡くしてるんですよ〜と宣伝して回っているようなもの、
それをさも自慢げに言うのはおかしいよ、
と、どこかで読んだ。
しかし、わたしはいま、猛烈にいそがしい。
あと数日で学校のお休みが(ふたたび)始まるし、
ここのところずっと家の中の後ろ向き仕事ばかりが続いて、
自分でやろうと思っていたことはほとんど手をつけられなかった。
期限付きでやらなければいけないことはたくさんあるのに、
自由になる時間は限られている。
ほんとに全部出来るのか!?
考え始めると、どんどん、どんどん、こころが亡くなってゆくのである。
いや、こころは確かにそこにあるのだが、
こころの関わっているゆとりが無くなっているとでもいおうか。
台所で鍋がしゅうしゅう吹きこぼれている時なんか、
赤ん坊がミルクを欲しがって泣いているとわかっていても、
ともかくまずは台所に駆け込んでガスを止める。
赤ん坊には気の毒だけど、優先順位はどうしてもそうなっちゃう、
そんな感じ。
こころを亡くしているのだけれど、
ともかくどうにかせねばという気持ち(理性)だけはまだあって、
精神安定剤がわりにブログでも、と書きはじめた次第。
ブログを更新したら、もう一回冷静な頭でToDoリストを作るのだ。
そして、着実に1つずつ仕事を片付けて行く。
ほんとに不思議なのだけれど、
こんなふうにこころを亡くして焦っている時は、
妙に子どもの声が気に障るのである。
子どもが楽しそうにぎゃあぎゃあ騒いでいると、
いい加減にしてよ、仕事にならないよ、と言いたくなってしまう。
何にも関係ないのに。
一方、本に夢中になっている時は、
子どもの声なんかまったく気にせずに読み続けていられる。
子どもが喧嘩しようが家の中でチャンバラごっこを始めようが、我関せず。
わたしの前には本しかない。
残念ながら、やらなければならない仕事には読書ほどの喜びはない。
喜びはないけれど、とにかくやるしかない。
選択の余地はなし。
だからよけいに心が離れていくのかな。
情けないけど、こころ、亡くしてます。
いそがしい、いそがしいと口に出すのは、
自分はこころを亡くしてるんですよ〜と宣伝して回っているようなもの、
それをさも自慢げに言うのはおかしいよ、
と、どこかで読んだ。
しかし、わたしはいま、猛烈にいそがしい。
あと数日で学校のお休みが(ふたたび)始まるし、
ここのところずっと家の中の後ろ向き仕事ばかりが続いて、
自分でやろうと思っていたことはほとんど手をつけられなかった。
期限付きでやらなければいけないことはたくさんあるのに、
自由になる時間は限られている。
ほんとに全部出来るのか!?
考え始めると、どんどん、どんどん、こころが亡くなってゆくのである。
いや、こころは確かにそこにあるのだが、
こころの関わっているゆとりが無くなっているとでもいおうか。
台所で鍋がしゅうしゅう吹きこぼれている時なんか、
赤ん坊がミルクを欲しがって泣いているとわかっていても、
ともかくまずは台所に駆け込んでガスを止める。
赤ん坊には気の毒だけど、優先順位はどうしてもそうなっちゃう、
そんな感じ。
こころを亡くしているのだけれど、
ともかくどうにかせねばという気持ち(理性)だけはまだあって、
精神安定剤がわりにブログでも、と書きはじめた次第。
ブログを更新したら、もう一回冷静な頭でToDoリストを作るのだ。
そして、着実に1つずつ仕事を片付けて行く。
ほんとに不思議なのだけれど、
こんなふうにこころを亡くして焦っている時は、
妙に子どもの声が気に障るのである。
子どもが楽しそうにぎゃあぎゃあ騒いでいると、
いい加減にしてよ、仕事にならないよ、と言いたくなってしまう。
何にも関係ないのに。
一方、本に夢中になっている時は、
子どもの声なんかまったく気にせずに読み続けていられる。
子どもが喧嘩しようが家の中でチャンバラごっこを始めようが、我関せず。
わたしの前には本しかない。
残念ながら、やらなければならない仕事には読書ほどの喜びはない。
喜びはないけれど、とにかくやるしかない。
選択の余地はなし。
だからよけいに心が離れていくのかな。
情けないけど、こころ、亡くしてます。
by poirier_AAA
| 2015-04-15 19:30
| 日々の断片
|
Comments(6)
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at 2015-04-15 21:58
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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Mtonosama at 2015-04-16 07:07
「心を亡くすと書いて忙しい」。
「心が荒れると書いて慌ただしい」。
と粛々と(いま、この言葉、あの幹事長が使うと「強引に」と
いう意味に聞こえます)説いたPTAのご婦人がいましたっけ・・・
でも、その人、一人息子の高校受験失敗で、落ちた本人は楽し
くやっているのに、サングラスとマスクと帽子で顔を隠して身
をひそめるように歩いていたなぁ。
「心を亡くす」で、遠い昔のことを思い出しました。
「心が荒れると書いて慌ただしい」。
と粛々と(いま、この言葉、あの幹事長が使うと「強引に」と
いう意味に聞こえます)説いたPTAのご婦人がいましたっけ・・・
でも、その人、一人息子の高校受験失敗で、落ちた本人は楽し
くやっているのに、サングラスとマスクと帽子で顔を隠して身
をひそめるように歩いていたなぁ。
「心を亡くす」で、遠い昔のことを思い出しました。
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小鳥のさえずり
at 2015-04-16 07:15
x
梨の木さん
いえいえ、心をなくしてなんかいませんよ^_^
いつも冷静にご自分を分析していらして、その心は決してぶれない。
そして、梨の木さんの心には いつも人生への あったかい探究心があります。
ある意味 このブログから清々しさを感じるのは私だけではないと思うのです。
私の朝は、この梨の木さんのブログを読むことから始まります。
丁寧に入れた珈琲をのみながら読む時間は、私にとっては至福の時間。
さぁ、今日も一日がんばるぞ〜って思えます。
毎回、素敵なブログに感謝します🌹
いえいえ、心をなくしてなんかいませんよ^_^
いつも冷静にご自分を分析していらして、その心は決してぶれない。
そして、梨の木さんの心には いつも人生への あったかい探究心があります。
ある意味 このブログから清々しさを感じるのは私だけではないと思うのです。
私の朝は、この梨の木さんのブログを読むことから始まります。
丁寧に入れた珈琲をのみながら読む時間は、私にとっては至福の時間。
さぁ、今日も一日がんばるぞ〜って思えます。
毎回、素敵なブログに感謝します🌹
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poirier_AAA at 2015-04-16 16:27
>鍵コメさん、こんにちは。
わたしもつい最近、そのシリーズを人から貸していただいて一気読みしたところなんですよ。面白かったですねぇ。毎日食べているものが身体を作るのだよなぁとあらためて思いながら読みました。
うふふ、ご心配なく。必要なところはちゃんと手を抜いてやりますので(笑)。わたしも「埃では死なない」と楽々割り切ってしまえるのですが、今回ばかりは既に絶対必要なことばかりに絞ってしまってあるので、もう逃げ道はないのです。やるしかないっ、頑張ります(笑)。
わたしもつい最近、そのシリーズを人から貸していただいて一気読みしたところなんですよ。面白かったですねぇ。毎日食べているものが身体を作るのだよなぁとあらためて思いながら読みました。
うふふ、ご心配なく。必要なところはちゃんと手を抜いてやりますので(笑)。わたしも「埃では死なない」と楽々割り切ってしまえるのですが、今回ばかりは既に絶対必要なことばかりに絞ってしまってあるので、もう逃げ道はないのです。やるしかないっ、頑張ります(笑)。
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poirier_AAA at 2015-04-16 16:42
>Mtonosamaさん、こんにちは。
「粛々」という言葉が可哀想です。変な人に変な使われ方をしたせいで、顔に泥を塗られてしまって。イヤな感じですよね。
そのお母さん、お母さんも息子さんも気の毒だと思います。息子さんはきちんと何が大事か察しているのでしょうが、お母さんは息子さんよりも世間を気にしているのですから。そういう話を聞くと滅入りますね。
「粛々」という言葉が可哀想です。変な人に変な使われ方をしたせいで、顔に泥を塗られてしまって。イヤな感じですよね。
そのお母さん、お母さんも息子さんも気の毒だと思います。息子さんはきちんと何が大事か察しているのでしょうが、お母さんは息子さんよりも世間を気にしているのですから。そういう話を聞くと滅入りますね。
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poirier_AAA at 2015-04-16 16:49
>小鳥のさえずりさん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
過分なお言葉を頂戴して、あらぁと嬉しく舞い上がる一方で、これは変なことは書けないぞ、と妙に動揺している小心者です。どうぞあんまり期待せず、面白いことが書いてあったらめっけもの、くらいの気持ちで読んで下さいませ。
家族が出払った静かな朝にブログを書くのが日課です(最近はちょっとリズムが狂って来ましたが)。小鳥のさえずりさんの朝のコーヒーと同じで、わたしも1本記事を書くと気持ちの整理がついて「さて今日も頑張ろう」となるんですよ。
コメント、ありがとうございます。
過分なお言葉を頂戴して、あらぁと嬉しく舞い上がる一方で、これは変なことは書けないぞ、と妙に動揺している小心者です。どうぞあんまり期待せず、面白いことが書いてあったらめっけもの、くらいの気持ちで読んで下さいませ。
家族が出払った静かな朝にブログを書くのが日課です(最近はちょっとリズムが狂って来ましたが)。小鳥のさえずりさんの朝のコーヒーと同じで、わたしも1本記事を書くと気持ちの整理がついて「さて今日も頑張ろう」となるんですよ。