2015年 03月 17日
太っ腹なパン屋 |
小学校3年生の息子たち。
学校でお金の計算の仕方を習った。
去年もたしかお金の勘定の仕方を習ったはずだけれど、
今年は「おつりをもらう」勉強らしい。
習ったことはすぐに試してみたくなる質なので、
パン屋に行くと必ず言う。
ボクに払わせて。
2人いるからいつも誰が払うかで喧嘩になる。
1人がお金を渡す係になり、もう1人がおつりを受け取って金額を確認する。
それで2人ともお金を触れるので、めでたしめでたし。
そして母親は列に並んでいる間に質問する。
1€15のバゲットを買って2€払うと、おつりはいくらでしょう?
息子Aが先に計算できて、意気揚々として言った。
85ユーロ!
惜しい。。。。(といっていいものか?)
わたしは大きくため息をつきながら言う。
あ〜そんな太っ腹なパン屋さんがいたら、毎日買い物に行きたいよ。
息子Aは最初きょとんとしていたが、
じきに理由がわかって息子Bと一緒にげらげら笑い始めた。
買い物に行くたびに儲かったら、欲しいレゴもすぐに買えるね!
ところで、フランス人はお釣りを渡す時にも足し算で計算する。
例えば、1ユーロ15サンチームのバゲットに2ユーロ出したら、
これで1ユーロ50、これで2ユーロ、と
少しずつ小銭を出して2ユーロに達するところまで続ける。
出した小銭がおつりになるというわけ。
単純に引き算すれば済む話じゃない、とわたしは思っていた。
でも理由がわかった。学校の先生がそう教えるのである。
横に1本線を引いておいて、左端に1€15、右端に2€と書く。
1€15から1€50に行くまでに35サンチーム。
1€15から2€に行くまでに50サンチーム。
全部合わせて、答えは85サンチーム。
はい、よくできました。
引き算でも足し算でも考えていることは同じなわけだけれど、
足し算風に考える方が好きなんだね、きっと。
太っ腹な店員にはお目にかかったことがない。
でも、計算できなくて少なく渡して来る店員にはあったことがある。
だからやっぱり暗算できないとお財布は痩せていってしまうのである。
あぁ小学校の算数は大事ですね。
学校でお金の計算の仕方を習った。
去年もたしかお金の勘定の仕方を習ったはずだけれど、
今年は「おつりをもらう」勉強らしい。
習ったことはすぐに試してみたくなる質なので、
パン屋に行くと必ず言う。
ボクに払わせて。
2人いるからいつも誰が払うかで喧嘩になる。
1人がお金を渡す係になり、もう1人がおつりを受け取って金額を確認する。
それで2人ともお金を触れるので、めでたしめでたし。
そして母親は列に並んでいる間に質問する。
1€15のバゲットを買って2€払うと、おつりはいくらでしょう?
息子Aが先に計算できて、意気揚々として言った。
85ユーロ!
惜しい。。。。(といっていいものか?)
わたしは大きくため息をつきながら言う。
あ〜そんな太っ腹なパン屋さんがいたら、毎日買い物に行きたいよ。
息子Aは最初きょとんとしていたが、
じきに理由がわかって息子Bと一緒にげらげら笑い始めた。
買い物に行くたびに儲かったら、欲しいレゴもすぐに買えるね!
ところで、フランス人はお釣りを渡す時にも足し算で計算する。
例えば、1ユーロ15サンチームのバゲットに2ユーロ出したら、
これで1ユーロ50、これで2ユーロ、と
少しずつ小銭を出して2ユーロに達するところまで続ける。
出した小銭がおつりになるというわけ。
単純に引き算すれば済む話じゃない、とわたしは思っていた。
でも理由がわかった。学校の先生がそう教えるのである。
横に1本線を引いておいて、左端に1€15、右端に2€と書く。
1€15から1€50に行くまでに35サンチーム。
1€15から2€に行くまでに50サンチーム。
全部合わせて、答えは85サンチーム。
はい、よくできました。
引き算でも足し算でも考えていることは同じなわけだけれど、
足し算風に考える方が好きなんだね、きっと。
太っ腹な店員にはお目にかかったことがない。
でも、計算できなくて少なく渡して来る店員にはあったことがある。
だからやっぱり暗算できないとお財布は痩せていってしまうのである。
あぁ小学校の算数は大事ですね。
by poirier_AAA
| 2015-03-17 22:18
| 子どもと暮らす
|
Comments(4)
Commented
by
Mtonosama at 2015-03-18 08:38
え~!難かしい。
単純に足したり引いたりは楽しいけど、
フランス式お買いもの計算はできません(-_-;)
単純に足したり引いたりは楽しいけど、
フランス式お買いもの計算はできません(-_-;)
0
Commented
by
saheizi-inokori at 2015-03-18 10:45
昨日、テレビに出ていた夜市の八百屋のおじいさん、坊やに「大根下さい(一本)」といわれて、「はい、もう一本。一本百円、これでいくらになるかな。」。
坊やが「二百円」といって200円出すと、にっこり笑って「しっかり勉強せえよ」、100円返して、大根は二本、楽しくなりました。
坊やが「二百円」といって200円出すと、にっこり笑って「しっかり勉強せえよ」、100円返して、大根は二本、楽しくなりました。
Commented
by
poirier_AAA at 2015-03-18 18:47
>Mtonosamaさん、こんにちは。
ねっ、なんだか難しいですよね。
わたしも最初に目の前でやられた時はびっくりしました。
今はもうだいぶ馴れましたけど。
ところで、ドイツでのお釣りの渡し方は日本みたいなのでしょうか?
ねっ、なんだか難しいですよね。
わたしも最初に目の前でやられた時はびっくりしました。
今はもうだいぶ馴れましたけど。
ところで、ドイツでのお釣りの渡し方は日本みたいなのでしょうか?
Commented
by
poirier_AAA at 2015-03-18 18:57
>saheiziさん、こんにちは。
そうそう、子どもはいろんな大人に気にしてもらいながら大きくなるんですよね。
こちらだと、大人1人の買い物だとニコリともしない店員が、子どもがぎこちなくお金を渡すとニッコリしてくれることもしょっちゅうです。それに、大人が子どもに対してきちんと話しかけますね。そういう雰囲気に助けられていると感じます。ありがたいことです。
そうそう、子どもはいろんな大人に気にしてもらいながら大きくなるんですよね。
こちらだと、大人1人の買い物だとニコリともしない店員が、子どもがぎこちなくお金を渡すとニッコリしてくれることもしょっちゅうです。それに、大人が子どもに対してきちんと話しかけますね。そういう雰囲気に助けられていると感じます。ありがたいことです。