2013年 11月 25日
子どもの反応 |
こんな寒い時にわざわざ来る客がいるのか?
おおいに疑問に思いながら出かけた遊園地でしたが、
けっこう人はたくさんいました。
みな防寒対策だけはしっかりしていましたが。
今年は子どもたちも精神的に成長したのか、
遊園地も自分たちで積極的に楽しむようになりました。
そしてこんなことまで言い出したのです。
あの、びゅんびゅん動く乗り物に乗ってみたい。
普段は危ないものには絶対に手を出そうとしない臆病者たちです。
ジェットコースター(フランス語だとモンターニュ・リュス)なんて、
いくらなんでもチャレンジングすぎるだろう?と思いました。
でもそう答えると、どうして乗ったら駄目なの、と五月蝿い。
言ってわからないなら試してみるしかなかろうと、
身長制限から言うと5歳くらいから乗れる乗り物に乗ってみることにしました。
たぶん、動き出して3秒後には2人とも激しく後悔していたと思います。
夫に抱きかかえられて乗っていた息子Aは顔面蒼白、
前に座っていた男の子が振り返って「怖かったの?」と聞いてくれたけれど、
返事もできないような有り様でした。
一方、わたしが腕に抱きかかえて乗っていた息子Bは、
最初の坂を下る場面で「こんなのいやだ〜、降りたいよう、こわいよ〜」
最初は泣いていたものの、そのうち本気で気持ち悪くなったようで、
乗り物を降りた時には座り込んで動けなくなってしまいました。
だからいわんこっちゃない。
やれやれと夫と2人で顔を見合わせました。
2人とも怖いことは大嫌いなのです。それは変わりません。
ただし、怖い目にあったときの反応が違うのがそれぞれの個性です。
Aは怖いということすら口に出せない。全部呑み込んでしまうのです。
一方Bはストレートに出してくる。泣いて、文句を言って、具合が悪くなる。
こんな乗り物に乗りたいと言い出すなんて、去年までは考えられませんでした。
少しは成長した証だろうと安心して試してしまったけれど、
ひょっとしてトラウマになってしまうかもしれない。
調子に乗り過ぎてしまったかもしれないな、と反省しました。
それで子どもたちの前では一切その話を口にするのは止めて、
せっせと別なことを話し、気分を変えるように努めました。
30分ほど経過して、ようやく2人の唇の色が戻ってきて、
なんとか普通の会話ができるようになったので、
最後に絶対に怖くない乗り物に乗って落ち着かせてから、遊園地を後にしました。
車に乗って4人だけの閉ざされた世界になったとき、
一気に子どもの口が開きました。
あの乗り物、あんなに怖いのにどうして乗りたい人がいるの?
あれ、なんていう名前なの?
ぼく、乗っている時に○○って思ったんだ。
自分たちから話をしたがる様子をみて、心底ほっとしました。
それから今日まで、2人とも遊園地のことが頭から去りません。
持っているおもちゃを駆使してジェットコースター作り、
きゃああああ〜きゃああああ〜とお客さんの叫びを真似して遊んでいます。
遊園地の地図を熟読してアトラクションの名前を覚え込み、
それぞれのアトラクションの身長制限まで全部そらんじている。
今度あそこに行く時には、これとこれに乗っても良い?
そんな話ばかりです。
怖いモノは大嫌いな2人だけれど、
怖いことは怖いがそれ以上のことはない、とわかったのでしょうか。
お化け屋敷は絶対に2度と入りたくないと言い続けているいるのに、
こちらは再挑戦してみたいと思う怖さなのでしょうか。
そんな、柄にもなくチャレンジ精神を発揮しちゃって、大丈夫かいな〜。
最初はトラウマを心配していたわたしたち夫婦ですが、
今は、次回どうやったらジェットコースターにつきあわずに済むか、
言い訳ばかりを考えている次第です。
おおいに疑問に思いながら出かけた遊園地でしたが、
けっこう人はたくさんいました。
みな防寒対策だけはしっかりしていましたが。
今年は子どもたちも精神的に成長したのか、
遊園地も自分たちで積極的に楽しむようになりました。
そしてこんなことまで言い出したのです。
あの、びゅんびゅん動く乗り物に乗ってみたい。
普段は危ないものには絶対に手を出そうとしない臆病者たちです。
ジェットコースター(フランス語だとモンターニュ・リュス)なんて、
いくらなんでもチャレンジングすぎるだろう?と思いました。
でもそう答えると、どうして乗ったら駄目なの、と五月蝿い。
言ってわからないなら試してみるしかなかろうと、
身長制限から言うと5歳くらいから乗れる乗り物に乗ってみることにしました。
たぶん、動き出して3秒後には2人とも激しく後悔していたと思います。
夫に抱きかかえられて乗っていた息子Aは顔面蒼白、
前に座っていた男の子が振り返って「怖かったの?」と聞いてくれたけれど、
返事もできないような有り様でした。
一方、わたしが腕に抱きかかえて乗っていた息子Bは、
最初の坂を下る場面で「こんなのいやだ〜、降りたいよう、こわいよ〜」
最初は泣いていたものの、そのうち本気で気持ち悪くなったようで、
乗り物を降りた時には座り込んで動けなくなってしまいました。
だからいわんこっちゃない。
やれやれと夫と2人で顔を見合わせました。
2人とも怖いことは大嫌いなのです。それは変わりません。
ただし、怖い目にあったときの反応が違うのがそれぞれの個性です。
Aは怖いということすら口に出せない。全部呑み込んでしまうのです。
一方Bはストレートに出してくる。泣いて、文句を言って、具合が悪くなる。
こんな乗り物に乗りたいと言い出すなんて、去年までは考えられませんでした。
少しは成長した証だろうと安心して試してしまったけれど、
ひょっとしてトラウマになってしまうかもしれない。
調子に乗り過ぎてしまったかもしれないな、と反省しました。
それで子どもたちの前では一切その話を口にするのは止めて、
せっせと別なことを話し、気分を変えるように努めました。
30分ほど経過して、ようやく2人の唇の色が戻ってきて、
なんとか普通の会話ができるようになったので、
最後に絶対に怖くない乗り物に乗って落ち着かせてから、遊園地を後にしました。
車に乗って4人だけの閉ざされた世界になったとき、
一気に子どもの口が開きました。
あの乗り物、あんなに怖いのにどうして乗りたい人がいるの?
あれ、なんていう名前なの?
ぼく、乗っている時に○○って思ったんだ。
自分たちから話をしたがる様子をみて、心底ほっとしました。
それから今日まで、2人とも遊園地のことが頭から去りません。
持っているおもちゃを駆使してジェットコースター作り、
きゃああああ〜きゃああああ〜とお客さんの叫びを真似して遊んでいます。
遊園地の地図を熟読してアトラクションの名前を覚え込み、
それぞれのアトラクションの身長制限まで全部そらんじている。
今度あそこに行く時には、これとこれに乗っても良い?
そんな話ばかりです。
怖いモノは大嫌いな2人だけれど、
怖いことは怖いがそれ以上のことはない、とわかったのでしょうか。
お化け屋敷は絶対に2度と入りたくないと言い続けているいるのに、
こちらは再挑戦してみたいと思う怖さなのでしょうか。
そんな、柄にもなくチャレンジ精神を発揮しちゃって、大丈夫かいな〜。
最初はトラウマを心配していたわたしたち夫婦ですが、
今は、次回どうやったらジェットコースターにつきあわずに済むか、
言い訳ばかりを考えている次第です。
by poirier_AAA
| 2013-11-25 21:16
| 子どもと暮らす
|
Comments(8)
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saheizi-inokori at 2013-11-25 21:36
私は今でもお化け屋敷はいやです。
不快な怖さと快感につながる怖さがあるのでしょうね。
不快な怖さと快感につながる怖さがあるのでしょうね。
0
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poirier_AAA at 2013-11-25 21:44
>saheiziさん、こんにちは。
わたしはどちらもいやです〜。今回は前にも乗ったことがある乗り物で、これならなんとかいけるという自信があったので乗りましたけれど、初体験の乗り物なら断固拒否すると思います。
そういえば、義両親もジェットコースターと知らずに同じ乗り物に乗ってしまったことがあるんだそうです。どうやら子どもたちより余程トラウマ度が大きそうな話し振りでした。
わたしはどちらもいやです〜。今回は前にも乗ったことがある乗り物で、これならなんとかいけるという自信があったので乗りましたけれど、初体験の乗り物なら断固拒否すると思います。
そういえば、義両親もジェットコースターと知らずに同じ乗り物に乗ってしまったことがあるんだそうです。どうやら子どもたちより余程トラウマ度が大きそうな話し振りでした。
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fusk
at 2013-11-26 00:15
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私は20歳位迄、乗り物酔いに悩まされたので。
とてもとてもジェットコースターの同伴は出来ません。見ただけでも目が回る。
息子はコインを入れて動くだけの乗り物でも弱かったので。
コインを入れずに動かさないで乗ってました。なんと安上がりの子供。笑。
とてもとてもジェットコースターの同伴は出来ません。見ただけでも目が回る。
息子はコインを入れて動くだけの乗り物でも弱かったので。
コインを入れずに動かさないで乗ってました。なんと安上がりの子供。笑。
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Mtonosama at 2013-11-26 12:23
昔、ディズニーランドでスペースマウンテンに乗ったとき、
大人のわたしが怖くて必死。
後の方から子どもの泣き声が聞こえて
「かわいそうに!やっぱり子どもも怖いんだ」
などと思いながらも、首が後ろ方向にもぎとられそうになるような
感覚に必死でたえていました。
ほうほうのていでスペースマウンテンから降りた時、
泣いていたのがうちの長男であることが判明……
ディズニーランドはホーンテッドマンションだけ行けばいいかな。
大人のわたしが怖くて必死。
後の方から子どもの泣き声が聞こえて
「かわいそうに!やっぱり子どもも怖いんだ」
などと思いながらも、首が後ろ方向にもぎとられそうになるような
感覚に必死でたえていました。
ほうほうのていでスペースマウンテンから降りた時、
泣いていたのがうちの長男であることが判明……
ディズニーランドはホーンテッドマンションだけ行けばいいかな。
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poirier_AAA at 2013-11-26 18:04
>fuskさん、こんにちは。
車酔いする方なら試したくない乗り物ですよね。
わたしは乗り物酔いはしないのですが目が回りやすいので、あまり無理はしないように気をつけています。
我が家も(大人2人が)チケットを買ってまでは行きたくない派なので、遊園地はチケットが手に入った(貰った)ときだけの贅沢なんですよ(笑)。たまにいくからこそ楽しい。行列を作って待つのもジャンクフードしか食べるものがないのも、1年に1回だから受け入れられるので、しょっちゅう行きたい場所ではないですね。
車酔いする方なら試したくない乗り物ですよね。
わたしは乗り物酔いはしないのですが目が回りやすいので、あまり無理はしないように気をつけています。
我が家も(大人2人が)チケットを買ってまでは行きたくない派なので、遊園地はチケットが手に入った(貰った)ときだけの贅沢なんですよ(笑)。たまにいくからこそ楽しい。行列を作って待つのもジャンクフードしか食べるものがないのも、1年に1回だから受け入れられるので、しょっちゅう行きたい場所ではないですね。
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poirier_AAA at 2013-11-26 18:10
>mtonosamaさん、こんにちは。
スペースマウンテン、わたしも1度だけ乗ったことがありますが、もう2度と試したくないです。あれで絶対2ヶ月分くらい寿命が縮んだと思いますもん。
で、実はお化け屋敷も苦手なんです。前に子どもと一緒に仮設遊園地のなんちゃってお化け屋敷に入ったときも、入ってから出るまでずっと目をつぶっていて、「大人のくせに何も見てないの?」と子どもに笑われました。まぁそういう子どもたちだって、怖くて半分以上目をつぶっていたはずなんですけど。
スペースマウンテン、わたしも1度だけ乗ったことがありますが、もう2度と試したくないです。あれで絶対2ヶ月分くらい寿命が縮んだと思いますもん。
で、実はお化け屋敷も苦手なんです。前に子どもと一緒に仮設遊園地のなんちゃってお化け屋敷に入ったときも、入ってから出るまでずっと目をつぶっていて、「大人のくせに何も見てないの?」と子どもに笑われました。まぁそういう子どもたちだって、怖くて半分以上目をつぶっていたはずなんですけど。
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saheizi-inokori at 2013-11-27 09:43
ちょっと言葉たらずでした。
私も高所恐怖症ですからジエットコースターにも乗りたくないのです。
でもその半面あのスピード感とか眺めとかにあこがれる気持ちもある。
一方お化け屋敷はなんかわからないひとが触ってくるんじゃないかといういうような不快感があって全然魅力を感じないのです。
狭い所に閉じ込められる遊びなども魅力ゼロですね。
私も高所恐怖症ですからジエットコースターにも乗りたくないのです。
でもその半面あのスピード感とか眺めとかにあこがれる気持ちもある。
一方お化け屋敷はなんかわからないひとが触ってくるんじゃないかといういうような不快感があって全然魅力を感じないのです。
狭い所に閉じ込められる遊びなども魅力ゼロですね。
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poirier_AAA at 2013-11-27 16:55
>saheiziさん、こんにちは。
あぁそういえば、前にも高いところは苦手とおっしゃっていましたよね。それだと更に乗りたくないでしょうねぇ。
お化け屋敷は気持ち悪くて怖いですが、たぶん闇で何も見えないと状態がそもそも嫌いなのです。例えば、ものすごく照明を落としてあるレストランや居酒屋とか、ここはきちんと掃除されているのであろうかと考え始めると落ち着いて座っていられない、足を床に置くのも躊躇われる、そんな気持ちになります。正体のはっきりみえない存在への恐怖とともに、おばけとは全然関係のない実に現実的な不信感が混ざり合った、それがわたしのお化け屋敷嫌いの理由ですね。。。
あぁそういえば、前にも高いところは苦手とおっしゃっていましたよね。それだと更に乗りたくないでしょうねぇ。
お化け屋敷は気持ち悪くて怖いですが、たぶん闇で何も見えないと状態がそもそも嫌いなのです。例えば、ものすごく照明を落としてあるレストランや居酒屋とか、ここはきちんと掃除されているのであろうかと考え始めると落ち着いて座っていられない、足を床に置くのも躊躇われる、そんな気持ちになります。正体のはっきりみえない存在への恐怖とともに、おばけとは全然関係のない実に現実的な不信感が混ざり合った、それがわたしのお化け屋敷嫌いの理由ですね。。。