2012年 10月 05日
うらしまたろう |
子どもに「うらしまたろう」を読んでやった。
パリのブック○フで偶然見つけた福音館書店の本。
浦島の話はまだしたことがなかったから、ちょうどいいと思って買った。
それが想像以上に良かった。
幼い頃に親しんだ昔話も、大人になって読み直すと変な部分が気になったりする。
易しく子ども向けに書かれた作品などを読むと、
あまりの甘ったるい可愛らしさにゾッとすることがある。
でも、この「うらしまたろう」にはそういう甘さがなかった。
甘さは媚びだと思う。
媚が多い文章は、子どももすぐにそれと感じるのではないか。
甘くない浦島の話を読み始めるや否や、子どもが緊張して聞き始めたのがわかった。
たろうは くるひも くるひも さかなを つっては それを うり、
としおいた りょうしんを やしなっていた。
最初の見開きの頁には、粉雪の舞う曇った空と灰色の荒れた海が広がっている。
太郎は子どもに虐められていた亀を、その日の収穫を全部差し出すことで助ける。
その亀が、実は乙姫であった。
乙姫は太郎を竜宮に誘う。
もう、おまえは ひとのこではない。りゅうおうのこに なったのだ。
いつまでも ここで、 おとひめと しあわせに くらすがよい。
竜王の言葉通り乙姫と楽しく暮らす太郎は、ある日ひとつの部屋に案内される。
そこは四方に窓があって、
東の窓からは春の景色が
南の窓からは夏の景色が
西の窓からは秋の景色が
北の窓からは冬の景色がみえた。
ふるさとのふゆのうみが みえた。
こなゆきが まい、 きたかぜが ふきあれていた。
たろうは きゅうに りょうしんのことを おもいだした。
太郎に里心を起こさせたのは、花盛りの桜でもなく、蝉の声でも紅葉でもなく
荒れて雪の舞う冬の海の景色であった。
そして、太郎は言う。
ずいぶん たのしく くらしたが、わたしは じぶんのさとへ もどろうとおもう。
竜宮に案内される時は相手のなすがままに従っていた男が、
ここでははっきりと自分の意志を言葉に出す。
泣き言でもなければ我が儘でもない。自分はこうしようと思う、受け入れておくれ。
太郎の心が変わらないと知った乙姫は、玉手箱を持たせて地上に返す。
竜宮で過ごした3年のあいだに、地上では300年がすぎていた。
もはや両親の家のあったところには跡形もなく、草が生い茂っている。
太郎は悲しみにうちひしがれ、思わず手にしていた玉手箱を開けてしまう。
読み終わったとき、子どもがすぐに言った。
どうしておじいさんになってしまったの?
どうして箱を開けてしまったの?
乙姫は、どうしてそんな箱を太郎にあげたの?
子どもの頃は、わたしも変な話だなぁと思っていた。
大人になった今は、こうかな、と思うことがある。
でも、それは子どもには言わない。
子どもが自分の頭で考えて、いつかこの話をする機会が来れば良いなぁと思う。
決して開けないで、といいながら玉手箱を与えた乙姫には、
わたしは誠実さと愛情を感じる。悪意なんてないのだ。
玉手箱の中には太郎の地上での300年が入っている。
それは他ならぬ太郎の時間であって、乙姫のものではない。だから返す。
人間は若さが欲しいから時間を返されることを意地悪と感じる。
でも、乙姫は太郎との思い出だけとって、太郎の時間までとらなかったのだ。
これはあなたの時間です。
地上の自分に戻りたければ玉手箱を開ければ良い。
でも、できることなら玉手箱を開けずに、もう一度ここに戻って欲しい。
そんな気持ちを感じる。
浜に戻った太郎は、そこに自分の居場所がないことに気がついて茫然とする。
両親も、家も、自分の生活も、見知った人も何もない。
途方に暮れる中で唯一確かに思われたのが、
竜宮城で乙姫と過ごした思い出だったのではないか。
だから、思わず知らず、しかし藁にもすがる思いで玉手箱に手を伸ばした。
そうして太郎は自分の失った時間を取り戻した。
時間を取り戻した太郎が、それを幸せと感じたか不幸と感じたかはわからない。
話の結末は読む者の想像力にゆだねられている。
ある意味とても哲学的な話じゃなかろうかと思う。
禁止されたことを、ついしてしまう。
そんな昔話のお約束も、この本を読んでいると弱さこそ人の証という気もする。
長く伝えられて来た話には、やっぱり人間の本質があるんだろうと思った。
パリのブック○フで偶然見つけた福音館書店の本。
浦島の話はまだしたことがなかったから、ちょうどいいと思って買った。
それが想像以上に良かった。
幼い頃に親しんだ昔話も、大人になって読み直すと変な部分が気になったりする。
易しく子ども向けに書かれた作品などを読むと、
あまりの甘ったるい可愛らしさにゾッとすることがある。
でも、この「うらしまたろう」にはそういう甘さがなかった。
甘さは媚びだと思う。
媚が多い文章は、子どももすぐにそれと感じるのではないか。
甘くない浦島の話を読み始めるや否や、子どもが緊張して聞き始めたのがわかった。
たろうは くるひも くるひも さかなを つっては それを うり、
としおいた りょうしんを やしなっていた。
最初の見開きの頁には、粉雪の舞う曇った空と灰色の荒れた海が広がっている。
太郎は子どもに虐められていた亀を、その日の収穫を全部差し出すことで助ける。
その亀が、実は乙姫であった。
乙姫は太郎を竜宮に誘う。
もう、おまえは ひとのこではない。りゅうおうのこに なったのだ。
いつまでも ここで、 おとひめと しあわせに くらすがよい。
竜王の言葉通り乙姫と楽しく暮らす太郎は、ある日ひとつの部屋に案内される。
そこは四方に窓があって、
東の窓からは春の景色が
南の窓からは夏の景色が
西の窓からは秋の景色が
北の窓からは冬の景色がみえた。
ふるさとのふゆのうみが みえた。
こなゆきが まい、 きたかぜが ふきあれていた。
たろうは きゅうに りょうしんのことを おもいだした。
太郎に里心を起こさせたのは、花盛りの桜でもなく、蝉の声でも紅葉でもなく
荒れて雪の舞う冬の海の景色であった。
そして、太郎は言う。
ずいぶん たのしく くらしたが、わたしは じぶんのさとへ もどろうとおもう。
竜宮に案内される時は相手のなすがままに従っていた男が、
ここでははっきりと自分の意志を言葉に出す。
泣き言でもなければ我が儘でもない。自分はこうしようと思う、受け入れておくれ。
太郎の心が変わらないと知った乙姫は、玉手箱を持たせて地上に返す。
竜宮で過ごした3年のあいだに、地上では300年がすぎていた。
もはや両親の家のあったところには跡形もなく、草が生い茂っている。
太郎は悲しみにうちひしがれ、思わず手にしていた玉手箱を開けてしまう。
読み終わったとき、子どもがすぐに言った。
どうしておじいさんになってしまったの?
どうして箱を開けてしまったの?
乙姫は、どうしてそんな箱を太郎にあげたの?
子どもの頃は、わたしも変な話だなぁと思っていた。
大人になった今は、こうかな、と思うことがある。
でも、それは子どもには言わない。
子どもが自分の頭で考えて、いつかこの話をする機会が来れば良いなぁと思う。
決して開けないで、といいながら玉手箱を与えた乙姫には、
わたしは誠実さと愛情を感じる。悪意なんてないのだ。
玉手箱の中には太郎の地上での300年が入っている。
それは他ならぬ太郎の時間であって、乙姫のものではない。だから返す。
人間は若さが欲しいから時間を返されることを意地悪と感じる。
でも、乙姫は太郎との思い出だけとって、太郎の時間までとらなかったのだ。
これはあなたの時間です。
地上の自分に戻りたければ玉手箱を開ければ良い。
でも、できることなら玉手箱を開けずに、もう一度ここに戻って欲しい。
そんな気持ちを感じる。
浜に戻った太郎は、そこに自分の居場所がないことに気がついて茫然とする。
両親も、家も、自分の生活も、見知った人も何もない。
途方に暮れる中で唯一確かに思われたのが、
竜宮城で乙姫と過ごした思い出だったのではないか。
だから、思わず知らず、しかし藁にもすがる思いで玉手箱に手を伸ばした。
そうして太郎は自分の失った時間を取り戻した。
時間を取り戻した太郎が、それを幸せと感じたか不幸と感じたかはわからない。
話の結末は読む者の想像力にゆだねられている。
ある意味とても哲学的な話じゃなかろうかと思う。
禁止されたことを、ついしてしまう。
そんな昔話のお約束も、この本を読んでいると弱さこそ人の証という気もする。
長く伝えられて来た話には、やっぱり人間の本質があるんだろうと思った。
by poirier_AAA
| 2012-10-05 18:53
| 日本語を読む
|
Comments(12)
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Mtonosama at 2012-10-05 19:44
「乙姫さまはどうして太郎にそんな箱をあげたの?」
私もそう思います。
乙姫さま、過ぎてしまった300年の時は、海の水の中に溶かしこん
でしまってくれればよかったのに・・・・・
だって、太郎さんにとって、異次元で過ごした楽しいだけの時間は
夢と同じことなんじゃないのかなぁ。
若いまま300年後の粉雪舞い散る故郷に戻った太郎さんは、今度こそ辛酸をなめつつ生きていかなくっちゃ。
318歳になった太郎さんは現世の苦労を味わうことなく竜宮城の
楽しい思い出だけを胸に死んでいけてしまうではないですか。
乙姫さまって、優しいのか、嫉妬深いのか、わかりませんね。
150歳のわたしをこんなに悩ませるなんて、確かに「浦島太郎」
は罪なお話です。
私もそう思います。
乙姫さま、過ぎてしまった300年の時は、海の水の中に溶かしこん
でしまってくれればよかったのに・・・・・
だって、太郎さんにとって、異次元で過ごした楽しいだけの時間は
夢と同じことなんじゃないのかなぁ。
若いまま300年後の粉雪舞い散る故郷に戻った太郎さんは、今度こそ辛酸をなめつつ生きていかなくっちゃ。
318歳になった太郎さんは現世の苦労を味わうことなく竜宮城の
楽しい思い出だけを胸に死んでいけてしまうではないですか。
乙姫さまって、優しいのか、嫉妬深いのか、わかりませんね。
150歳のわたしをこんなに悩ませるなんて、確かに「浦島太郎」
は罪なお話です。
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korima
at 2012-10-05 22:46
x
こんばんは。コメントをつけるのは久しぶりです。
玉手箱の中に「封じ込め」られていた時間…
乙姫が託したもの…のところ
とてもすてきでした。
むかしは太郎さんが可哀想だったんですが
いまは別の考え方をしてるみたいです。
おばばになると色々違ってみえます。
玉手箱の中に「封じ込め」られていた時間…
乙姫が託したもの…のところ
とてもすてきでした。
むかしは太郎さんが可哀想だったんですが
いまは別の考え方をしてるみたいです。
おばばになると色々違ってみえます。
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kanafr at 2012-10-06 07:19
浦島太郎って、小さい時に読んですっかり内容が頭に入っていると思っていましたが、梨の木さんの今回の記事で、眼からウロコでした。、
>太郎に里心を起こさせたのは、花盛りの桜でもなく、蝉の声でも紅葉でもなく荒れて雪の舞う冬の海の景色であった。
何だかジーンとしました。
浦島太郎ってこんなお話だったんですね。
子供のころ読んだ昔話、もう一度じっくり読んでみたくなりました。
>太郎に里心を起こさせたのは、花盛りの桜でもなく、蝉の声でも紅葉でもなく荒れて雪の舞う冬の海の景色であった。
何だかジーンとしました。
浦島太郎ってこんなお話だったんですね。
子供のころ読んだ昔話、もう一度じっくり読んでみたくなりました。
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poirier_aaa at 2012-10-06 19:59
>mtonosamaさん、こんにちは。
太郎は、実は竜宮城に行く前に辛酸をなめているんですよ。貧しい漁村で、魚を釣って毎日日銭を稼いでは年老いた両親を養っているんです。荒れた海では魚も釣れず、何日も空腹を抱えたこともあったでしょう。だから竜宮城で過ごした時間は夢のようだったと思います。(でも、その間は両親のことを忘れていたみたいです)
でも、そうですね。乙姫様も所詮は人ならぬ存在ですから。泉鏡花の「天守物語」ではありませんけれど、人ならぬ者の考えることはやっぱり人の想像を超えるんだと思います。150歳のとのさんを悩ませちゃうのも、これは仕方のないことでありましょう。
太郎は、実は竜宮城に行く前に辛酸をなめているんですよ。貧しい漁村で、魚を釣って毎日日銭を稼いでは年老いた両親を養っているんです。荒れた海では魚も釣れず、何日も空腹を抱えたこともあったでしょう。だから竜宮城で過ごした時間は夢のようだったと思います。(でも、その間は両親のことを忘れていたみたいです)
でも、そうですね。乙姫様も所詮は人ならぬ存在ですから。泉鏡花の「天守物語」ではありませんけれど、人ならぬ者の考えることはやっぱり人の想像を超えるんだと思います。150歳のとのさんを悩ませちゃうのも、これは仕方のないことでありましょう。
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wildrose53 at 2012-10-06 20:03
こんにちは。
福音館書店の絵本はいいですね。私も馴染み深いです。
パリにもブック○フがあるんだ!^^
この、四方の窓からそれぞれの季節が見えるという部屋。
このくだりはまったく記憶にありませんでした。
冬の荒涼とした眺めに郷愁を感じるというところ、これはわかるような気がします。
比喩ではなく、ふるさとの景色がそこに見えたからでしょうけれど
もっとも親しい懐かしい存在を思い出す時、小さく切ない背中ばかり浮かんだりします。
「ずいぶん たのしく くらしたが、わたしは じぶんのさとへ もどろうとおもう。」
なんだかぐっときてしまいました。
大人になった今こそ読んでみたい気がしました。
福音館書店の絵本はいいですね。私も馴染み深いです。
パリにもブック○フがあるんだ!^^
この、四方の窓からそれぞれの季節が見えるという部屋。
このくだりはまったく記憶にありませんでした。
冬の荒涼とした眺めに郷愁を感じるというところ、これはわかるような気がします。
比喩ではなく、ふるさとの景色がそこに見えたからでしょうけれど
もっとも親しい懐かしい存在を思い出す時、小さく切ない背中ばかり浮かんだりします。
「ずいぶん たのしく くらしたが、わたしは じぶんのさとへ もどろうとおもう。」
なんだかぐっときてしまいました。
大人になった今こそ読んでみたい気がしました。
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poirier_aaa at 2012-10-06 20:05
>korimaさん、こんにちは。
太郎は、実際のところ幸福だったんでしょうか、それとも不幸だったんでしょうか。わたしはまだよくわからないでいます。
乙姫が箱を渡した気持ちはなんとなく想像できても、自分が太郎だったらと考えると悩ましいです。ちょっと楽しい思いをしている間に青年から老人になってしまったわけで、一番充実するはずの時間を奪われた無力感があるだろうと思うのです。
でも、こういう読み方ができるようになるんですから、年をとるのも面白いものですね。
太郎は、実際のところ幸福だったんでしょうか、それとも不幸だったんでしょうか。わたしはまだよくわからないでいます。
乙姫が箱を渡した気持ちはなんとなく想像できても、自分が太郎だったらと考えると悩ましいです。ちょっと楽しい思いをしている間に青年から老人になってしまったわけで、一番充実するはずの時間を奪われた無力感があるだろうと思うのです。
でも、こういう読み方ができるようになるんですから、年をとるのも面白いものですね。
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poirier_aaa at 2012-10-06 20:14
>kanafrさん、こんにちは。
そうなんですよ。わたしも、子どもがいなかったら「浦島太郎」なんて今更手に取ろうとも考えなかったと思います。
でも、この本は文章がかなり良くて、読みながらぐっと来ました。それも、冬の景色を見て故郷を思い出すところです、kanaさんと同じように。春の楽しい風景ではなく、冬の荒れた海を食い入るように眺める太郎の絵があって、涙ぐみそうになりました。この感覚はきっと子どもにはわからないでしょうね。
子どもの頃に親しんだ話も、大人になると別な面が見えて来るのが面白いです。昔話、侮るべからず、ですね。
そうなんですよ。わたしも、子どもがいなかったら「浦島太郎」なんて今更手に取ろうとも考えなかったと思います。
でも、この本は文章がかなり良くて、読みながらぐっと来ました。それも、冬の景色を見て故郷を思い出すところです、kanaさんと同じように。春の楽しい風景ではなく、冬の荒れた海を食い入るように眺める太郎の絵があって、涙ぐみそうになりました。この感覚はきっと子どもにはわからないでしょうね。
子どもの頃に親しんだ話も、大人になると別な面が見えて来るのが面白いです。昔話、侮るべからず、ですね。
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poirier_aaa at 2012-10-06 20:44
>wildroseさん、こんにちは。
わたしも福音館書店の本は大好きです。さすが老舗の風格がありますよね。
昔話ですからいろいろなバージョンが存在しているわけですが、それを集めて比べてエッセンスを取り出して、そして書き上げられたようです。こういう文体や話の運びを選んだのは、だから筆者の力量なのでしょうね。絵もいいです。
最近目にする日本語が、かなり情緒(感情)面に流れているような気がするのです。子ども向きの本も甘いのです。それが時々まとわりつかれるように重く感じられることがあります。でも、この本で久しぶりに日本語の良さを教えられた気がしました。
わたし、あれこれ言っても、やっぱり書いたり読んだりすることが好きで離れられないみたいです。なんだかんだと言いながら、いつもここに舞い戻っています。ハルさんもそういうところ、おありなのではないかなぁと思っているんですが。。。
わたしも福音館書店の本は大好きです。さすが老舗の風格がありますよね。
昔話ですからいろいろなバージョンが存在しているわけですが、それを集めて比べてエッセンスを取り出して、そして書き上げられたようです。こういう文体や話の運びを選んだのは、だから筆者の力量なのでしょうね。絵もいいです。
最近目にする日本語が、かなり情緒(感情)面に流れているような気がするのです。子ども向きの本も甘いのです。それが時々まとわりつかれるように重く感じられることがあります。でも、この本で久しぶりに日本語の良さを教えられた気がしました。
わたし、あれこれ言っても、やっぱり書いたり読んだりすることが好きで離れられないみたいです。なんだかんだと言いながら、いつもここに舞い戻っています。ハルさんもそういうところ、おありなのではないかなぁと思っているんですが。。。
浦島太郎のお話は本当に面白いと私も最近知りました。
なんて奥が深いんでしょうね。
昔の人がタイムスリップなど考え付いたのでしょうか。
亀がタイムマシンで、このお話はSFですよね。
しかも魔法の玉手箱まであります。
昔話が言い伝えを元にしているとすると、何かそのような摩訶不思議なことがその昔あったのではないかなどど、私の妄想は膨らんでいきます。
楽しい!
なんて奥が深いんでしょうね。
昔の人がタイムスリップなど考え付いたのでしょうか。
亀がタイムマシンで、このお話はSFですよね。
しかも魔法の玉手箱まであります。
昔話が言い伝えを元にしているとすると、何かそのような摩訶不思議なことがその昔あったのではないかなどど、私の妄想は膨らんでいきます。
楽しい!
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by
poirier_AAA at 2012-10-07 18:59
>古代の宇宙人ことgutsuriさん?こんにちは。
言われてみると、たしかにこのお話はタイムスリップものですねぇ。そうか、浦島は昔のSFですね。
昔話に出てくる鬼や山姥は、共同体に属さないで生きる人達のことだと聞いたことがあります。してみると、竜宮城というのは何だったのでしょう?神隠しということはあったようですが、浦島の場合は時間も越えていますものねぇ。考え始めると面白くてやめられなくなりそうです。
gutsuriさんも、こういう話がお好きなんですね。昔話は奥が深い。昔話を集めながら昔の日本のことをもっと良く知りたい、などと思いました。
言われてみると、たしかにこのお話はタイムスリップものですねぇ。そうか、浦島は昔のSFですね。
昔話に出てくる鬼や山姥は、共同体に属さないで生きる人達のことだと聞いたことがあります。してみると、竜宮城というのは何だったのでしょう?神隠しということはあったようですが、浦島の場合は時間も越えていますものねぇ。考え始めると面白くてやめられなくなりそうです。
gutsuriさんも、こういう話がお好きなんですね。昔話は奥が深い。昔話を集めながら昔の日本のことをもっと良く知りたい、などと思いました。
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by
saheizi-inokori at 2012-10-07 21:56
昨夜孫に「桃太郎」を読んでやりました。
朗読って楽しいな。
朗読って楽しいな。
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by
poirier_AAA at 2012-10-08 21:08
>saheiziさん、こんにちは。
朗読、楽しいですよね。わたしも好きです。
でも、落語の話だけはやっぱり読むのじゃなく話術で聞くべきだと思いました。このあいだ「まんじゅうこわい」を読んでやりながら、すごい欲求不満に陥ってしまったのです。
朗読、楽しいですよね。わたしも好きです。
でも、落語の話だけはやっぱり読むのじゃなく話術で聞くべきだと思いました。このあいだ「まんじゅうこわい」を読んでやりながら、すごい欲求不満に陥ってしまったのです。