2011年 12月 15日
シューマンのピアノ五重奏 |
テレビで二楽章だけ抜粋して放送していたのを見た。
2007年のヴェルビエ音楽祭の録画。
Piano: Hélène Grimaud
Violins: Renaud Capuçon, Sayaka Shoji
Viola: Lars Anders Tomter
Cello: Mischa Maisky
10分にも満たない楽章なのにかなりの充実感。
こういう演奏を聞くと、室内楽って面白いなぁと思う。
うまく言えないけれど、丁々発止の妙とでも言おうか。
一人一人は抑え気味で全体としてそつなくまとめてくるタイプの演奏もある。
反対に、このクィンテッドのように各奏者がしっかりと主張するタイプもある。
面白いと思うのは、後者のタイプ。
各演奏者の個性がぶつかりあって、火花をちらしつつ全体を練り上げていく面白さ。
楽器の音や動き、演奏者の個性がいきいきと拮抗する。
今回のように、それぞれがソリストとして活躍できる演奏者が集まると更に面白い。
緊張感張りつめる演奏でありながら、
演奏者は楽しくて楽しくてたまらないという演奏ぶり。
(5'20から5'30あたりの映像でちょっと垣間見られる)
生演奏でなくても、こういう演奏風景を見られるのはやっぱり嬉しい。
このヴィオラ奏者のことは初めて知った。
音の好き嫌いはあるかもしれないけれど、これがいってみればヴィオラらしい音で、音量もあって頼もしい。ヴィオラがちゃんと聞こえると弦楽合奏はぐっと安定感が増す。
室内楽の魅力を感じるとともに各演奏者に対する興味も増した、エキサイティングな演奏だった。
2007年のヴェルビエ音楽祭の録画。
Piano: Hélène Grimaud
Violins: Renaud Capuçon, Sayaka Shoji
Viola: Lars Anders Tomter
Cello: Mischa Maisky
10分にも満たない楽章なのにかなりの充実感。
こういう演奏を聞くと、室内楽って面白いなぁと思う。
うまく言えないけれど、丁々発止の妙とでも言おうか。
一人一人は抑え気味で全体としてそつなくまとめてくるタイプの演奏もある。
反対に、このクィンテッドのように各奏者がしっかりと主張するタイプもある。
面白いと思うのは、後者のタイプ。
各演奏者の個性がぶつかりあって、火花をちらしつつ全体を練り上げていく面白さ。
楽器の音や動き、演奏者の個性がいきいきと拮抗する。
今回のように、それぞれがソリストとして活躍できる演奏者が集まると更に面白い。
緊張感張りつめる演奏でありながら、
演奏者は楽しくて楽しくてたまらないという演奏ぶり。
(5'20から5'30あたりの映像でちょっと垣間見られる)
生演奏でなくても、こういう演奏風景を見られるのはやっぱり嬉しい。
このヴィオラ奏者のことは初めて知った。
音の好き嫌いはあるかもしれないけれど、これがいってみればヴィオラらしい音で、音量もあって頼もしい。ヴィオラがちゃんと聞こえると弦楽合奏はぐっと安定感が増す。
室内楽の魅力を感じるとともに各演奏者に対する興味も増した、エキサイティングな演奏だった。
by poirier_AAA
| 2011-12-15 20:20
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