2011年 10月 07日
ジャズの夜 |
最近、思いがけずジャズづいています。
皮切りになったのは先週のある夜のこと。
いつものように夜10時くらいにテレビをつけたら、ジャズのコンサートをやっていました。普段ならジャズだとふ〜んという感じて別なチャンネルに切り替えてしまうのですが、何故かこの日は引き込まれました。上手く言えないんですが、ただならぬ気迫というか緊張感があったのです。
なんだこれは!?
そう思ってよく観てみたら、中央に小柄なトランぺッターの姿がありました。それがマイルス・デイビス。1987年のミュンヘン・ライヴの録画でした。
マイルスといえば、泣く子も黙るジャズ界のカリスマ。目隠しして聴いていても、そういう人の演奏はやっぱりただならぬものを伝えるんだと、あらためて思いました。
そして、昨夜もまたジャズ・コンサートが放送されていました。このときはマイルスはいなかったけれど、でも、これも素通りできない「何か」があって、やっぱり聴いてしまいました。番組表によるとヨーロッパ・ジャズ・フェスティバルでのロン・カーター・クァルテットのコンサートでした。タイトルは「Dear Miles」。そういえばロン・カーターって、マイルス・デイビスと一緒に演奏していたコントラバス奏者でした。
このコンサートの演奏者は
Ron CARTER (コントラバス)
Stephen SCOTT (ピアノ)
Payton CROSSLEY (ドラムス)
Rolando MORALES-MATOS (パーカッション)
というメンバーでした。トランペットとかサックスのような花形楽器を入れない編成のジャズが、個人的には好きです。だからこれもとても良かった。
ロン・カーターの演奏で、こんなのを見つけました。
ジャズはあまり聴きませんが、ときどき聴くとハッとするほど新鮮です。
どんな演奏もパフォーマンスも、話だってそうだと思いますが、発信する側の真剣さや緊張感、気迫は間違いなく受け手に伝わるものですよね。そんなことを実感した演奏でした。
最後にこちらを。季節的にもちょうど似合いますね。
皮切りになったのは先週のある夜のこと。
いつものように夜10時くらいにテレビをつけたら、ジャズのコンサートをやっていました。普段ならジャズだとふ〜んという感じて別なチャンネルに切り替えてしまうのですが、何故かこの日は引き込まれました。上手く言えないんですが、ただならぬ気迫というか緊張感があったのです。
なんだこれは!?
そう思ってよく観てみたら、中央に小柄なトランぺッターの姿がありました。それがマイルス・デイビス。1987年のミュンヘン・ライヴの録画でした。
マイルスといえば、泣く子も黙るジャズ界のカリスマ。目隠しして聴いていても、そういう人の演奏はやっぱりただならぬものを伝えるんだと、あらためて思いました。
そして、昨夜もまたジャズ・コンサートが放送されていました。このときはマイルスはいなかったけれど、でも、これも素通りできない「何か」があって、やっぱり聴いてしまいました。番組表によるとヨーロッパ・ジャズ・フェスティバルでのロン・カーター・クァルテットのコンサートでした。タイトルは「Dear Miles」。そういえばロン・カーターって、マイルス・デイビスと一緒に演奏していたコントラバス奏者でした。
このコンサートの演奏者は
Ron CARTER (コントラバス)
Stephen SCOTT (ピアノ)
Payton CROSSLEY (ドラムス)
Rolando MORALES-MATOS (パーカッション)
というメンバーでした。トランペットとかサックスのような花形楽器を入れない編成のジャズが、個人的には好きです。だからこれもとても良かった。
ロン・カーターの演奏で、こんなのを見つけました。
ジャズはあまり聴きませんが、ときどき聴くとハッとするほど新鮮です。
どんな演奏もパフォーマンスも、話だってそうだと思いますが、発信する側の真剣さや緊張感、気迫は間違いなく受け手に伝わるものですよね。そんなことを実感した演奏でした。
最後にこちらを。季節的にもちょうど似合いますね。
by poirier_AAA
| 2011-10-07 18:55
| 聴く
|
Comments(4)
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saheizi-inokori at 2011-10-07 22:26
「真夏の夜のジャズ」と言いましたか、映画をみてジャズっていいなあと思いました。
スイングジャズはグレンミラーとかベニーグッドマン、サッチモなども映画で好きになりましたよ。大学時代はセロニアスモンク、リーモーガン、、ジャズ喫茶にもときどき行きました。
スイングジャズはグレンミラーとかベニーグッドマン、サッチモなども映画で好きになりましたよ。大学時代はセロニアスモンク、リーモーガン、、ジャズ喫茶にもときどき行きました。
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poirier_AAA at 2011-10-08 01:56
>saheiziさん、こんにちは。
そういえば、「スイング・ガールズ」という結構楽しい邦画もありましたよね。
大学時代、夏の高原でのジャズ・フェスティバルでアルバイトをしたことがあります。そのときのバイト仲間たちが筋金入りのジャズファンばかりで‥‥たまたま手伝いに行ったわたしは本当に場違いでした。それ以降、ジャズが好きとは簡単に口に出せなくなってしまいましたよ。
そういえば、「スイング・ガールズ」という結構楽しい邦画もありましたよね。
大学時代、夏の高原でのジャズ・フェスティバルでアルバイトをしたことがあります。そのときのバイト仲間たちが筋金入りのジャズファンばかりで‥‥たまたま手伝いに行ったわたしは本当に場違いでした。それ以降、ジャズが好きとは簡単に口に出せなくなってしまいましたよ。
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mtonosama at 2011-10-08 07:14
調子あわせてるみたいで、なんなんですが…
マイルスは日本公演へ行きましたよ。
「どーや。わい、すごいだろ」という無愛想顔もしっかりこの目で
見ました。
ロン・カーターいいですねぇ♪
私はソニー・クラーク「クール・ストラッティン」とか、
やっぱ、なんといってもコルトレーン様「My favorite things」とか、聴いています。
最近(といっても2~3年前ですが)気にいっているのが
Monica Zetterlundという北欧のシンガーの「Waltz for Debby」
です。
音楽の趣味がこのところ偏ってきて、ラヴェル、ドビュッシー、サティ、バッハ、ボサノバ、ジャズを愛好しています。
あ、私もジャズ喫茶入り浸り人間でした。
追伸:私の映画好きは映画館が近かったということもありますが、
母方の祖父が活動映画の弁士だったからだと思います。
もちろん、祖父の活弁は聞いたことはありませんが。
マイルスは日本公演へ行きましたよ。
「どーや。わい、すごいだろ」という無愛想顔もしっかりこの目で
見ました。
ロン・カーターいいですねぇ♪
私はソニー・クラーク「クール・ストラッティン」とか、
やっぱ、なんといってもコルトレーン様「My favorite things」とか、聴いています。
最近(といっても2~3年前ですが)気にいっているのが
Monica Zetterlundという北欧のシンガーの「Waltz for Debby」
です。
音楽の趣味がこのところ偏ってきて、ラヴェル、ドビュッシー、サティ、バッハ、ボサノバ、ジャズを愛好しています。
あ、私もジャズ喫茶入り浸り人間でした。
追伸:私の映画好きは映画館が近かったということもありますが、
母方の祖父が活動映画の弁士だったからだと思います。
もちろん、祖父の活弁は聞いたことはありませんが。
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poirier_AAA at 2011-10-08 18:35
>mtotnosamaさん、こんにちは。
殿はジャズもお好きだったんですね。
マイルスって、こうして冷静に観てみると有り得ないくらい無愛想で、聴衆に失礼じゃないの?というような態度なんですよね。それでも許せてしまうのが、マイルスのマイルスたる由縁かと今回つくづく思いました。生マイルスをお聴きになったなんて、うらやましい。
さっき、そのMonica ZetterlundをYoutubeで聴いてきました。ビル・エヴァンスとエディー・ゴメスと一緒の「Waltz for Debby」だったんですけど、この顔ぶれがすごく好みです。こういう感じが好きなんですよ。他のもきいてみなくっちゃ。
殿の映画好きは血筋だったんですね。わたし、弁士付きで観たのはリリアン・ギッシュの「散りゆく花」くらいです。すごく新鮮に感じたのを今でも覚えています。
殿はジャズもお好きだったんですね。
マイルスって、こうして冷静に観てみると有り得ないくらい無愛想で、聴衆に失礼じゃないの?というような態度なんですよね。それでも許せてしまうのが、マイルスのマイルスたる由縁かと今回つくづく思いました。生マイルスをお聴きになったなんて、うらやましい。
さっき、そのMonica ZetterlundをYoutubeで聴いてきました。ビル・エヴァンスとエディー・ゴメスと一緒の「Waltz for Debby」だったんですけど、この顔ぶれがすごく好みです。こういう感じが好きなんですよ。他のもきいてみなくっちゃ。
殿の映画好きは血筋だったんですね。わたし、弁士付きで観たのはリリアン・ギッシュの「散りゆく花」くらいです。すごく新鮮に感じたのを今でも覚えています。