2011年 08月 16日
ポルトガルから戻って |
今朝、パリに戻ってきました。
ポルトガルの家を発ったのが日曜日の朝8時半頃。ちょうど一番暑い盛りに、道中で最も暑いスペインの平野を横切ることになりました。去年より気温は低いと言うものの、スペインの日射しはやっぱり強かった。フライパンの上の目玉焼きの気分で午後の数時間を過ごしました。
それとくらべると、パリの日射しは柔らかいです。今日は良く晴れて青空が広がっているけれど、日射しの強さで言ったらもう完全に初秋。多少遠慮して言うなら晩夏の気配でしょうか。「あぁもう夏は終わって行くんだ」とゆく季節を惜しむ気持ちで一杯になります。
そんなものさみしい8月半ばのパリですが、はるばるポルトガルから運んで来たものが「どっこい、まだまだ夏だぜ」の雰囲気を家の中で放っているのであります。 (比較としておいてあるのは500g入りのマカロニ。右側のトマトが減っているのは、マカロニ用のトマトソースを作るために失敬したからです)
上の写真は知人から貰ったプチトマト。巨大なタッパーウェアに2つもあります。その知人の家に招かれた時、家庭菜園でたくさんのミニトマトが実っているのを見つけた息子たちが、好きなだけとって食べていいよと言われて狂喜乱舞して穫っては食べ穫っては食べしたのです。その食べっぷりの良さを見た知人が出発前に運んで来てくれました。この他に1人に1袋ずつのミニトマト(1袋500gはあったはず)をドライヴのお供として貰いました。
恐る恐る重さを量ったらひとパックで4キロもありました。プチトマト8キロ、いくらトマトを愛する男たちが揃っている家とはいえ、食べ尽くすには1週間はかかるでしょう。でも、このトマトの熟し具合から考えると1週間は保たないかもしれない。全部食べ切るつもりで頑張るか、早々に意を決して半分くらい保存食として加工してしまうか、思案のしどころであります。
トマトはこの他にも義父母の菜園の巨大トマトも貰ってきました。こちらはわざと熟し切っていないものを持って来たので、じっくりと熟すのを待って食べるのです。
他にも干ダラあり、菜園の野菜あり、ポルトガルワインあり、ポルトガルでは欠かせないおつまみの類いもたくさんありで、こんなモノをごっそり運んでいる最中のパンクだったら大変だったよねぇ(言い換えればパンクしたのが往きで良かったよね)と思ったのでした。しばらくはポルトガルを思い出しながらの食卓になりそうです。 左上はドライ無花果。その隣はサラダに使う豆。左下から松の実、南瓜の種を炒ったもの、フランス語ではリュパンと呼ばれる植物の実(夫はこれをポルトガルの枝豆と呼んでいます。ちょっと塩味でぴゅっと皮から押し出して食べるところが似ているんだとか)。豆は料理に使いますが、それ以外はアペリティフとして供されます。こういうのをぽりぽりと齧りながら延々とおしゃべりをするのがポルトガル(の田舎)流です。
ポルトガルの家を発ったのが日曜日の朝8時半頃。ちょうど一番暑い盛りに、道中で最も暑いスペインの平野を横切ることになりました。去年より気温は低いと言うものの、スペインの日射しはやっぱり強かった。フライパンの上の目玉焼きの気分で午後の数時間を過ごしました。
それとくらべると、パリの日射しは柔らかいです。今日は良く晴れて青空が広がっているけれど、日射しの強さで言ったらもう完全に初秋。多少遠慮して言うなら晩夏の気配でしょうか。「あぁもう夏は終わって行くんだ」とゆく季節を惜しむ気持ちで一杯になります。
そんなものさみしい8月半ばのパリですが、はるばるポルトガルから運んで来たものが「どっこい、まだまだ夏だぜ」の雰囲気を家の中で放っているのであります。
上の写真は知人から貰ったプチトマト。巨大なタッパーウェアに2つもあります。その知人の家に招かれた時、家庭菜園でたくさんのミニトマトが実っているのを見つけた息子たちが、好きなだけとって食べていいよと言われて狂喜乱舞して穫っては食べ穫っては食べしたのです。その食べっぷりの良さを見た知人が出発前に運んで来てくれました。この他に1人に1袋ずつのミニトマト(1袋500gはあったはず)をドライヴのお供として貰いました。
恐る恐る重さを量ったらひとパックで4キロもありました。プチトマト8キロ、いくらトマトを愛する男たちが揃っている家とはいえ、食べ尽くすには1週間はかかるでしょう。でも、このトマトの熟し具合から考えると1週間は保たないかもしれない。全部食べ切るつもりで頑張るか、早々に意を決して半分くらい保存食として加工してしまうか、思案のしどころであります。
トマトはこの他にも義父母の菜園の巨大トマトも貰ってきました。こちらはわざと熟し切っていないものを持って来たので、じっくりと熟すのを待って食べるのです。
他にも干ダラあり、菜園の野菜あり、ポルトガルワインあり、ポルトガルでは欠かせないおつまみの類いもたくさんありで、こんなモノをごっそり運んでいる最中のパンクだったら大変だったよねぇ(言い換えればパンクしたのが往きで良かったよね)と思ったのでした。しばらくはポルトガルを思い出しながらの食卓になりそうです。
by poirier_AAA
| 2011-08-16 00:00
| 歴史と文化を学ぶ
|
Comments(4)
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saheizi-inokori at 2011-08-17 09:42
トマトやさんができますね^^。
こちらも楽しいポルトガル紀行をありがとう。
こちらも楽しいポルトガル紀行をありがとう。
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poirier_AAA at 2011-08-17 10:38
>saheiziさん、おはようございます。
ミニトマト8キロ、早くも4割ほど食べました。我が家族のトマト摂取スピードは異常ですよ、もう保存食を作る必要も感じません。
ポルトガル紀行、まだまだ写真がたくさんあるのでもうちょっと続けるかも、です。
ミニトマト8キロ、早くも4割ほど食べました。我が家族のトマト摂取スピードは異常ですよ、もう保存食を作る必要も感じません。
ポルトガル紀行、まだまだ写真がたくさんあるのでもうちょっと続けるかも、です。
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coco
at 2011-08-17 17:32
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巨大なタッパと言うより、もうバケツでしょこれはー!!
どれもしっかり色づいて本当に美味しそうですね~。
冷やしてこれだけをつまんでも十分美味しそうですが
やっぱどどーんとソースですかね??
うぅ、食べに行きたい!!
どれもしっかり色づいて本当に美味しそうですね~。
冷やしてこれだけをつまんでも十分美味しそうですが
やっぱどどーんとソースですかね??
うぅ、食べに行きたい!!
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poirier_AAA at 2011-08-17 20:23
>cocoさん、こんにちは。
バケツですかぁ?やっぱり日本人の目には巨大サイズですよね。言われてみれば確かに、わたしのサイズなら足湯も出来る大きさなのでした。
トマトがね、甘いんですよ。トマトによっては甘味より酸味の方が強かったりしますけれど、このトマトはソースにすると甘くて酸味がなくなるのです。まるでフルーツのソースみたい。お日さまの力って偉大だなぁと思いましたよ。
バケツですかぁ?やっぱり日本人の目には巨大サイズですよね。言われてみれば確かに、わたしのサイズなら足湯も出来る大きさなのでした。
トマトがね、甘いんですよ。トマトによっては甘味より酸味の方が強かったりしますけれど、このトマトはソースにすると甘くて酸味がなくなるのです。まるでフルーツのソースみたい。お日さまの力って偉大だなぁと思いましたよ。