2011年 04月 25日
署名のお願い |
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)が、「子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求する」との主旨でオンライン署名を集めています。
こちらをご覧下さい。
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/post-4f83.html
締め切りは本日25日の23時です。
ブログを使って具体的な行動を促すことは、例えその主旨が善意のものであっても止めよう。そういう線引きを自分なりにしてこの40日余りを過ごしてきました。今でもそれは変わりません。
しかし、今回だけはこれを破ることにします。
わたしは「フクロウの会」を直接知りません。また読んで下さっている皆様がどのような方たちかも存じあげておりません。そうである以上、こうした顔の見えないお願いをするのは失礼なことだと自分でも理解しているつもりです。ただ、今回だけはどうしても皆様のお力を貸していただきたいと思いました。ご協力いただけましたら、心から感謝致します。
日本の将来を担う、大切な子どもたちの健康を守るためです。
子どもは自分で自分の身を守れません。
守ってやるのは大人の仕事です。
すべての大人が、人に守ってもらってここまで大きくなったのです。
わたしたちも同じように子どもを守らなければ。
放射能が健康に与える影響は正確に立証されていない、と言う人もいます。
しかし、良くわからないならば尚のこと用心しなければなりません。
やり過ぎかと思うくらい神経質になったって構わないのです。
後で「こうしておけば」と思っても間に合わないからです。
「年間20mSv」という数値は、大人にとっても危険が増すかもしれない数値です。(そうでないとはいわせません。危険がないなら放射線管理区域の認定基準がとっくの昔に20mSvまであがっていたはずですからね)しかも、子どもは地面に近いのです。背の高さが80㎝にも満たない赤ちゃんが、つかまり立ちし、パタンと座り込む。まわりの地面を触って、その手を口に入れる。四つん這いになってはいはいする。すべてを汚染された地表のごく近くでやるのです。それを何とも思わずに見ていられますか?子どもたちが、砂埃を立ててサッカーをしたり、校庭で追いかけっこをしたりボール遊びをしたり、それをまったく安全であるというのですか。
子ども、そして国民の健康を守るため、放射線と今後どのように付き合って行くべきかという問題が真剣に議論されなければなりません.できるだけ被曝を避け、健康にリスクを負わない範囲で“人間らしく”生活を続けるための方法を探らなければなりません。国民の質問に対して、政府は真摯な回答を出さなければなりません。そうしていくつもの質問と回答を繰り返すことで、風評被害などというものも収まって行くのです。議論の場を与えず「心配ありません」「福島の人たちを温かく迎えて欲しい」と発表するだけでは責任を果たしたことにはなりません。問題が起きた時、最終的なゴールがどこになるか、そこに至るためにどのような道をとるか、具体的な方法はどうするか、あらゆる可能性まで含めて、責任ある立場の人たちは真剣に頭を使って考えるべきです。それが責任者の義務です。義務を果たさずして地位と報酬だけを受け続けるのは組織の原則に反します。
大人たちはすでに子どもたちに残す世界を取り返しがつかないほど汚してしまったのです。子どもたちは生まれたときから、この汚れまくった世界で祖父母や両親が享受して来たあらゆるもののツケを払わされることが決まっているのです。そのうえ更に健康まで損なわせるようなことはしてはなりません。
国民はあなたたちのやることをきちんと見ている。
それを示したいのです。
こちらをご覧下さい。
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/post-4f83.html
締め切りは本日25日の23時です。
ブログを使って具体的な行動を促すことは、例えその主旨が善意のものであっても止めよう。そういう線引きを自分なりにしてこの40日余りを過ごしてきました。今でもそれは変わりません。
しかし、今回だけはこれを破ることにします。
わたしは「フクロウの会」を直接知りません。また読んで下さっている皆様がどのような方たちかも存じあげておりません。そうである以上、こうした顔の見えないお願いをするのは失礼なことだと自分でも理解しているつもりです。ただ、今回だけはどうしても皆様のお力を貸していただきたいと思いました。ご協力いただけましたら、心から感謝致します。
日本の将来を担う、大切な子どもたちの健康を守るためです。
子どもは自分で自分の身を守れません。
守ってやるのは大人の仕事です。
すべての大人が、人に守ってもらってここまで大きくなったのです。
わたしたちも同じように子どもを守らなければ。
放射能が健康に与える影響は正確に立証されていない、と言う人もいます。
しかし、良くわからないならば尚のこと用心しなければなりません。
やり過ぎかと思うくらい神経質になったって構わないのです。
後で「こうしておけば」と思っても間に合わないからです。
「年間20mSv」という数値は、大人にとっても危険が増すかもしれない数値です。(そうでないとはいわせません。危険がないなら放射線管理区域の認定基準がとっくの昔に20mSvまであがっていたはずですからね)しかも、子どもは地面に近いのです。背の高さが80㎝にも満たない赤ちゃんが、つかまり立ちし、パタンと座り込む。まわりの地面を触って、その手を口に入れる。四つん這いになってはいはいする。すべてを汚染された地表のごく近くでやるのです。それを何とも思わずに見ていられますか?子どもたちが、砂埃を立ててサッカーをしたり、校庭で追いかけっこをしたりボール遊びをしたり、それをまったく安全であるというのですか。
子ども、そして国民の健康を守るため、放射線と今後どのように付き合って行くべきかという問題が真剣に議論されなければなりません.できるだけ被曝を避け、健康にリスクを負わない範囲で“人間らしく”生活を続けるための方法を探らなければなりません。国民の質問に対して、政府は真摯な回答を出さなければなりません。そうしていくつもの質問と回答を繰り返すことで、風評被害などというものも収まって行くのです。議論の場を与えず「心配ありません」「福島の人たちを温かく迎えて欲しい」と発表するだけでは責任を果たしたことにはなりません。問題が起きた時、最終的なゴールがどこになるか、そこに至るためにどのような道をとるか、具体的な方法はどうするか、あらゆる可能性まで含めて、責任ある立場の人たちは真剣に頭を使って考えるべきです。それが責任者の義務です。義務を果たさずして地位と報酬だけを受け続けるのは組織の原則に反します。
大人たちはすでに子どもたちに残す世界を取り返しがつかないほど汚してしまったのです。子どもたちは生まれたときから、この汚れまくった世界で祖父母や両親が享受して来たあらゆるもののツケを払わされることが決まっているのです。そのうえ更に健康まで損なわせるようなことはしてはなりません。
国民はあなたたちのやることをきちんと見ている。
それを示したいのです。
by poirier_AAA
| 2011-04-25 17:37
| 世情を考える
|
Comments(6)
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by
stanislowski at 2011-04-25 18:47
署名してきました。
それから、リンクいただいていきますね。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
それから、リンクいただいていきますね。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
0
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kanafr at 2011-04-25 22:34
私もこの事のお知らせを同じブログ朋より連絡を貰い、即、動いたのに、どういう訳かシステムエラーになり、なかなか署名できず、これって何かの妨害か!?って思ったりしましたが、やっと署名できました。
小さな力が集まれば大きな力になりますね。
小さな力が集まれば大きな力になりますね。
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coco
at 2011-04-25 22:54
x
本当にその通り!!!
特に日本国中どこでもこのとき“お母さん”という存在は
一番に子供の事を考えたと思うんです。そういうパワーを
ちょっと収まったから私達は大丈夫なんて思わないで
福島の子供に向けてあげて欲しいと思う。土壌まで汚染されて
もう人事じゃないですもん!!!チェルノブイリに出向いてた
日本の医師が言ってました。食物連鎖と同じ、汚染された土壌
から全ては広がり最後には私達の口に必ず入る!
まず、今一番危機に迫っている福島の子供たちから!
特に日本国中どこでもこのとき“お母さん”という存在は
一番に子供の事を考えたと思うんです。そういうパワーを
ちょっと収まったから私達は大丈夫なんて思わないで
福島の子供に向けてあげて欲しいと思う。土壌まで汚染されて
もう人事じゃないですもん!!!チェルノブイリに出向いてた
日本の医師が言ってました。食物連鎖と同じ、汚染された土壌
から全ては広がり最後には私達の口に必ず入る!
まず、今一番危機に迫っている福島の子供たちから!
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poirier_AAA at 2011-04-26 05:20
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by
poirier_AAA at 2011-04-26 05:27
>kanafrさん、こんばんは。
そう、大きな力にしていけたら良いと思います。
何もしなければ黙認していることになりますものね。わたしたちはきちんと意思を持っているのだと、きちんと政治家にわからせなければいけないと思っています。
そう、大きな力にしていけたら良いと思います。
何もしなければ黙認していることになりますものね。わたしたちはきちんと意思を持っているのだと、きちんと政治家にわからせなければいけないと思っています。
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by
poirier_AAA at 2011-04-26 05:42
>cocoさん、こんばんは。
子どもだけはと考えるのが親の本能ですよね。自分の子に限らず、孫や友人知人の子ども、親戚の子や近所でみかける子どもたちと考えていったら、どんな人も到底無視できない問題だと思うのです。でも、それにしても理解できないのは、こんなにわかりやすい「生命の危機」に際しても、政治家たちがまったく動じていない(危険を感じていない)ことです。動物的な本能が、欲と経済効率という2つの影響で、すっかり鈍ってしまっているんでしょうか?
子どもだけはと考えるのが親の本能ですよね。自分の子に限らず、孫や友人知人の子ども、親戚の子や近所でみかける子どもたちと考えていったら、どんな人も到底無視できない問題だと思うのです。でも、それにしても理解できないのは、こんなにわかりやすい「生命の危機」に際しても、政治家たちがまったく動じていない(危険を感じていない)ことです。動物的な本能が、欲と経済効率という2つの影響で、すっかり鈍ってしまっているんでしょうか?