2011年 03月 16日
忘れちゃいけない |
現実生活で毎日小さい子どもとつきあっていると、何かの時にもひょっと子どものことが気になるものです。子どもの姿があると無意識のうちに目の端っこで追ってしまったり、子どもの声がすると途端に母親モードのスイッチが入ってしまうような、そんな何とも説明の出来ない感覚です。
そんなわたしですので、この数日間は映像を見るたびに子どもの姿を捜し、子どもを連れて避難しているお母さんたちの大変さを考えないではいられませんでした。
(なんだかんだ言いながらも、やっぱり離れられないこの話題)
大きな災害に遭ったために、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を抱えてしまう子どもたちも出てきます。子どもたちを心的外傷後ストレス障害から守ろうという記事を読んでいたところ、これはPTSDだけの話じゃないよねぇという気がして来ました。その部分を抜粋してみますね。
記事の全文はこちらで読めます。
http://woman.excite.co.jp/News/column/20110315/Allabout_20110315_3.html
(前省略)
子どものPTSD対応として以下のことがあげられます。
■子どもに安心感を与える
・一人にしないようにし、家族で一緒に食事をしたり、遊んだりする
・抱きしめるなど、スキンシップをする
・悲しみ、怒り、不安を感じることは普通のことであると教える
・自分を責めている子どもには「あなたが悪いのではない」と話す
・「頑張って」「我慢して」ではなく、「守ってあげるよ」「大丈夫だよ」と言葉をかける
・楽しかった時の思い出を語る
・赤ちゃん返りをしても叱らない
■子どもが混乱している内容を整理する
・苦しい思い出や不安が何なのかをしっかりと確認し、ごまかしたり一般化したりしない
・子どもが同じことを繰り返し質問しても、丁寧に答える
■じっくりと子どもの気持ちを受け止める
・子どもが話しているときは、目線を合わせ、目を見て、相づちを打ちながら、話をさえぎらないで、じっくりと聞く
・無理に聞き出さない
■子どもに活動の場を与える
・子どものペースに合わせて、スポーツなど友達とのコミュニケーションの場に参加させる
・お絵かき、作文などで自由に気持ちを表現させる
・人の役に立っているという感情は前向きな気持ちにさせるので、負担にならない程度の手伝いをさせる
■大人も無理せず、できることから対応を
大人が心的外傷を受けた場合、現実の体験を客観視することができますが、子どもは衝撃を主観的に受け止め、精神を直撃するため、その影響が深刻になります。大人が不安を抱えたまま子どもに対応していれば、子どもの症状が悪化したり、大人を安心させるため、自分の不安や恐怖を押さえ込んでしまう場合もあります。
(抜粋終わり、後略)
今回のような災害はもちろんですが、日常生活の中で経験する様々なことでも、子どもの心が傷ついてしまうことってあると思うのです。友達と喧嘩したとか、両親が大喧嘩するとか。自分の子ども時代を振り返ってもそうでした。ほんのちょっとの心のすれ違いが、子どもの目にはこの世の終わりのように絶望的に見えたりするんです。
わたし自身がパニックを起こしていたせいで、この数日間子どもときちんと向き合ってやれなかったなぁと猛烈に反省しています。食事も手抜きだったし、子どもの話も上の空で聞いてたような。子どもたちはさぞ当惑していたことでしょう。悪いことしてしまった。「ちゃんと話を聞く」とか「大丈夫だよと安心させる」とか、「誤摩化したり一般化したりしない」とか「同じことを繰り返し質問しても丁寧に答える」とか、普段の生活の中でもきちんと意識していないとなぁ、と思いながら読んだことでした。
よし、じゃあ今日から心を入れ替えよう、そう思ったところで息子Bがどうやら中耳炎です。遊び相手がいないので息子Aもふて寝を始めるし、久しぶりに手をかけた食事を作っても夫はなかなか帰って来ないし。何事もなかなか思うようにはいきません。。。
そんなわたしですので、この数日間は映像を見るたびに子どもの姿を捜し、子どもを連れて避難しているお母さんたちの大変さを考えないではいられませんでした。
(なんだかんだ言いながらも、やっぱり離れられないこの話題)
大きな災害に遭ったために、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を抱えてしまう子どもたちも出てきます。子どもたちを心的外傷後ストレス障害から守ろうという記事を読んでいたところ、これはPTSDだけの話じゃないよねぇという気がして来ました。その部分を抜粋してみますね。
記事の全文はこちらで読めます。
http://woman.excite.co.jp/News/column/20110315/Allabout_20110315_3.html
(前省略)
子どものPTSD対応として以下のことがあげられます。
■子どもに安心感を与える
・一人にしないようにし、家族で一緒に食事をしたり、遊んだりする
・抱きしめるなど、スキンシップをする
・悲しみ、怒り、不安を感じることは普通のことであると教える
・自分を責めている子どもには「あなたが悪いのではない」と話す
・「頑張って」「我慢して」ではなく、「守ってあげるよ」「大丈夫だよ」と言葉をかける
・楽しかった時の思い出を語る
・赤ちゃん返りをしても叱らない
■子どもが混乱している内容を整理する
・苦しい思い出や不安が何なのかをしっかりと確認し、ごまかしたり一般化したりしない
・子どもが同じことを繰り返し質問しても、丁寧に答える
■じっくりと子どもの気持ちを受け止める
・子どもが話しているときは、目線を合わせ、目を見て、相づちを打ちながら、話をさえぎらないで、じっくりと聞く
・無理に聞き出さない
■子どもに活動の場を与える
・子どものペースに合わせて、スポーツなど友達とのコミュニケーションの場に参加させる
・お絵かき、作文などで自由に気持ちを表現させる
・人の役に立っているという感情は前向きな気持ちにさせるので、負担にならない程度の手伝いをさせる
■大人も無理せず、できることから対応を
大人が心的外傷を受けた場合、現実の体験を客観視することができますが、子どもは衝撃を主観的に受け止め、精神を直撃するため、その影響が深刻になります。大人が不安を抱えたまま子どもに対応していれば、子どもの症状が悪化したり、大人を安心させるため、自分の不安や恐怖を押さえ込んでしまう場合もあります。
(抜粋終わり、後略)
今回のような災害はもちろんですが、日常生活の中で経験する様々なことでも、子どもの心が傷ついてしまうことってあると思うのです。友達と喧嘩したとか、両親が大喧嘩するとか。自分の子ども時代を振り返ってもそうでした。ほんのちょっとの心のすれ違いが、子どもの目にはこの世の終わりのように絶望的に見えたりするんです。
わたし自身がパニックを起こしていたせいで、この数日間子どもときちんと向き合ってやれなかったなぁと猛烈に反省しています。食事も手抜きだったし、子どもの話も上の空で聞いてたような。子どもたちはさぞ当惑していたことでしょう。悪いことしてしまった。「ちゃんと話を聞く」とか「大丈夫だよと安心させる」とか、「誤摩化したり一般化したりしない」とか「同じことを繰り返し質問しても丁寧に答える」とか、普段の生活の中でもきちんと意識していないとなぁ、と思いながら読んだことでした。
よし、じゃあ今日から心を入れ替えよう、そう思ったところで息子Bがどうやら中耳炎です。遊び相手がいないので息子Aもふて寝を始めるし、久しぶりに手をかけた食事を作っても夫はなかなか帰って来ないし。何事もなかなか思うようにはいきません。。。
by poirier_AAA
| 2011-03-16 08:08
| 世情を考える
|
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