2010年 12月 18日
こういう日もある |
子供部屋のベッドを入れ替えることにしました。ちょっと手間のかかりそうな作業だったので、夫が平日1日休みをとり、子どもが戻る前にすっかり作業を終わらせる綿密な計画を立てました。今日がその日でした。
久しぶりに父母連れ立って幼稚園に送りにいき、先生に子どもの健康状態の説明をして、さあ家に戻って働くぞ〜と夫とうなづきあった次の瞬間です。息子にビズをするためにかがみこんだ夫の腰に激痛が。
なんと、まさかのぎっくり腰。
その後も歩けたので軽い方なんだとは思います。しかし、どう考えても重いものを運ぶとか、立ったり座ったりを繰り返すのは無理だねという状態です。
夫はしかし、根性で古いベッドのネジ外しと新しいベットのネジ嵌めをし(それ以外は全部わたし。ねじだけは力が要るから)、しかるのちにベッドに倒れ込みました。
古いベッドの部品を車で運び出してしまうはずだったのに。
それ以外のカーヴの粗大ゴミも処分してしまうつもりだったのに。
ついでに車でまわって買ってきたいものもあったのに。
子どものお迎えに行ってもらうはずだったのに。
まぁ、でも別に今日でなければという話ではないし。
せめて年内に不要品の処分だけは終わらせたいね、また年内に休みとれるでしょ、そういう話だったよねと話しかけるわたしに、夫がぽつり。人に先を越されて(休みをとられて)しまったのでボクはカレンダー通りに働かないといけないんだ。
腰痛にも負けずに働いてくれた夫に対しては感謝と同情でいっぱいだったんです。
が、わたし、これを聞いて怒髪天を衝きましてございます。
完全な八つ当たりだと自分でもわかっていながら、本人に向っては言えない言葉がふつふつと頭の中にわき上がってくるのを抑えられません。
肝心の時に使いものにならんとは、気合いが足りんのだ!
武士に二言はないんだぞ!
どうして君はそんなにいつものんびりとしているのだ!
休暇の権利まで人に先を越されちゃってるじゃないか!
あぁ、すっきりした。
冗談でなく、ついさっきまで髪の毛が逆立っていたんですけれど、こうやって書いてみるとしゅうっと冷静になれるものですね。ちゃんとわかってはいるんです。
ぎっくり腰は気合いとは無関係です。
休みだって確定していたわけじゃない。
のんびりしている人だから私みたいな貧乏くじを引き当ててくれたわけだし。
人のものを奪って平気な人より、惜しみなく人に与えられる人の方が良いし。
考えてみたら、別にしゅんしゅんと湯気を立てて怒るほどのことではないのです。わたしの“綿密な”計画が予定通りに遂行されなかったという、それだけのことです。フランスでは午前ひとつ午後ひとつ以上の予定を入れてはいけない、1日に3つ用事が片付いたら拍手喝采ものだということをすっかり忘れ果て、日本式にみっちり計画を立てたわたしが悪い。ここは慌てず、騒がず、ZENの境地でいかないと。
あらためて、年内に不要品を片付ける計画を練り直すことにしましょう。
夫もちゃんと労って大事にします。
久しぶりに父母連れ立って幼稚園に送りにいき、先生に子どもの健康状態の説明をして、さあ家に戻って働くぞ〜と夫とうなづきあった次の瞬間です。息子にビズをするためにかがみこんだ夫の腰に激痛が。
なんと、まさかのぎっくり腰。
その後も歩けたので軽い方なんだとは思います。しかし、どう考えても重いものを運ぶとか、立ったり座ったりを繰り返すのは無理だねという状態です。
夫はしかし、根性で古いベッドのネジ外しと新しいベットのネジ嵌めをし(それ以外は全部わたし。ねじだけは力が要るから)、しかるのちにベッドに倒れ込みました。
古いベッドの部品を車で運び出してしまうはずだったのに。
それ以外のカーヴの粗大ゴミも処分してしまうつもりだったのに。
ついでに車でまわって買ってきたいものもあったのに。
子どものお迎えに行ってもらうはずだったのに。
まぁ、でも別に今日でなければという話ではないし。
せめて年内に不要品の処分だけは終わらせたいね、また年内に休みとれるでしょ、そういう話だったよねと話しかけるわたしに、夫がぽつり。人に先を越されて(休みをとられて)しまったのでボクはカレンダー通りに働かないといけないんだ。
腰痛にも負けずに働いてくれた夫に対しては感謝と同情でいっぱいだったんです。
が、わたし、これを聞いて怒髪天を衝きましてございます。
完全な八つ当たりだと自分でもわかっていながら、本人に向っては言えない言葉がふつふつと頭の中にわき上がってくるのを抑えられません。
肝心の時に使いものにならんとは、気合いが足りんのだ!
武士に二言はないんだぞ!
どうして君はそんなにいつものんびりとしているのだ!
休暇の権利まで人に先を越されちゃってるじゃないか!
あぁ、すっきりした。
冗談でなく、ついさっきまで髪の毛が逆立っていたんですけれど、こうやって書いてみるとしゅうっと冷静になれるものですね。ちゃんとわかってはいるんです。
ぎっくり腰は気合いとは無関係です。
休みだって確定していたわけじゃない。
のんびりしている人だから私みたいな貧乏くじを引き当ててくれたわけだし。
人のものを奪って平気な人より、惜しみなく人に与えられる人の方が良いし。
考えてみたら、別にしゅんしゅんと湯気を立てて怒るほどのことではないのです。わたしの“綿密な”計画が予定通りに遂行されなかったという、それだけのことです。フランスでは午前ひとつ午後ひとつ以上の予定を入れてはいけない、1日に3つ用事が片付いたら拍手喝采ものだということをすっかり忘れ果て、日本式にみっちり計画を立てたわたしが悪い。ここは慌てず、騒がず、ZENの境地でいかないと。
あらためて、年内に不要品を片付ける計画を練り直すことにしましょう。
夫もちゃんと労って大事にします。
by poirier_AAA
| 2010-12-18 08:13
| 日々の断片
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