2010年 05月 19日
きのこ、きのこ、きのこ! |
今朝も快晴で太陽がまぶしいパリです。
こんな日は普通に道を歩くだけでも気分が浮き立つようですが、今日は朝からものすごく嬉しいことがありまして、道を歩きながら大声で歌ったり独り言を言ったり、ガハハと1人笑いしたくなるくらい気分が高揚しております。
なぜなら
じゃーん!
今朝のマルシェでの収穫です。
まずは、青いかごに入っているきのこセット。中身は左からしめじが3種類、えのき茸3袋、エリンギ、椎茸です。日本に住んでいる方は全然感動しないと思いますが、こちらでこれだけのきのこを揃えるのは大変なことなのです。椎茸はわりと見つけやすいのでときどき買います。でもそれ以外のきのこは、アジア食材店に行って日本での値段を考えないようにしてえいやっと買わないとならないので、我が家にとっては贅沢品なのです。食べたいけれど考えないようにしていたきのこたちが、山盛りになって揃ってわたしを呼んでいる!ためらわずに購入しました。値段も割安でした。
きのこの上にのっている緑色の茎状のものは、野生のアスパラガス(asperge sovage)とか。存在は知っていましたが、この目で見るのは初めてです。あまり出回らないもののようで、わたしの行動範囲内では他に扱っているお店を見たことがありません。興味津々で買ってみました。
そして手前の赤いのがフランス産のおいしい苺、ガリゲットです。日本の苺の濃厚な甘さに慣れていると、ちょっと酸っぱさを感じるかもしれません。でも非常に自然な味です。父の庭の苺のような、甘さも酸味もまったく手を加えていない野生の味とでもいいましょうか。値段が安くて大粒なスペイン産が水っぽくてしまりのない味であるのに比べると、値段は高いし小粒だけけれど、キリリとしまった味がします。
今朝の大収穫は、このきのことアスパラガスでした。通い慣れたマルシェで、ほとんどいつも同じようなものしか買わないのですが、ときどきこういった珍しいものもあるし、何と言っても季節感が感じられて楽しいので、わたしにとっては趣味と実益を兼ねた大事な外出先です。
きのこのケースが新聞紙の四つ折り程度とかなりの大きさ、これを片手でウェイトレスのように捧げ持ち、その他にいつものように大量に仕入れた野菜の重い袋を2つ、もう一方の手に持ちました。馴染みの八百屋のおじさんから「大丈夫?頑張って帰って下さいよ」と励まされで帰途につきました。周囲の人から見たら、あの小柄なアジア人は何故あんなに荷物を抱えているんだと滑稽に見えたかもしれません。しかし、きのこに興奮しているわたしには「重い」という言葉はありません。これほど身動きのとれない状態でなかったら、スキップしちゃいそうなくらい嬉しかったのです。
さて、今晩はきのこ尽くしです。それから珍しいアスパラガスもあります。
気分的には大饗宴、です。
こんな日は普通に道を歩くだけでも気分が浮き立つようですが、今日は朝からものすごく嬉しいことがありまして、道を歩きながら大声で歌ったり独り言を言ったり、ガハハと1人笑いしたくなるくらい気分が高揚しております。
なぜなら
今朝のマルシェでの収穫です。
まずは、青いかごに入っているきのこセット。中身は左からしめじが3種類、えのき茸3袋、エリンギ、椎茸です。日本に住んでいる方は全然感動しないと思いますが、こちらでこれだけのきのこを揃えるのは大変なことなのです。椎茸はわりと見つけやすいのでときどき買います。でもそれ以外のきのこは、アジア食材店に行って日本での値段を考えないようにしてえいやっと買わないとならないので、我が家にとっては贅沢品なのです。食べたいけれど考えないようにしていたきのこたちが、山盛りになって揃ってわたしを呼んでいる!ためらわずに購入しました。値段も割安でした。
きのこの上にのっている緑色の茎状のものは、野生のアスパラガス(asperge sovage)とか。存在は知っていましたが、この目で見るのは初めてです。あまり出回らないもののようで、わたしの行動範囲内では他に扱っているお店を見たことがありません。興味津々で買ってみました。
そして手前の赤いのがフランス産のおいしい苺、ガリゲットです。日本の苺の濃厚な甘さに慣れていると、ちょっと酸っぱさを感じるかもしれません。でも非常に自然な味です。父の庭の苺のような、甘さも酸味もまったく手を加えていない野生の味とでもいいましょうか。値段が安くて大粒なスペイン産が水っぽくてしまりのない味であるのに比べると、値段は高いし小粒だけけれど、キリリとしまった味がします。
今朝の大収穫は、このきのことアスパラガスでした。通い慣れたマルシェで、ほとんどいつも同じようなものしか買わないのですが、ときどきこういった珍しいものもあるし、何と言っても季節感が感じられて楽しいので、わたしにとっては趣味と実益を兼ねた大事な外出先です。
きのこのケースが新聞紙の四つ折り程度とかなりの大きさ、これを片手でウェイトレスのように捧げ持ち、その他にいつものように大量に仕入れた野菜の重い袋を2つ、もう一方の手に持ちました。馴染みの八百屋のおじさんから「大丈夫?頑張って帰って下さいよ」と励まされで帰途につきました。周囲の人から見たら、あの小柄なアジア人は何故あんなに荷物を抱えているんだと滑稽に見えたかもしれません。しかし、きのこに興奮しているわたしには「重い」という言葉はありません。これほど身動きのとれない状態でなかったら、スキップしちゃいそうなくらい嬉しかったのです。
さて、今晩はきのこ尽くしです。それから珍しいアスパラガスもあります。
気分的には大饗宴、です。
by poirier_AAA
| 2010-05-19 18:57
| 味わう
|
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