2010年 01月 26日
クラシックチャンネルの愉しみ |
以前にも少し書きましたが、我が家では「Mezzo」というチャンネルを視聴しています。このチャンネル、すごく大雑把に分けるなら6割がクラシックのリサイタルやコンサート、1割がオペラ、1割がバレエの舞台、2割がジャズ、といった感じの番組構成で、家にいながらホールの臨場感も味わえるという、とてもありがたい局なのです。しかも月間の視聴料は2ユーロ。バゲット2本の値段です。
今月はロシアがテーマのようで、昨夜はオール・チャイコフスキー・プログラムのコンサートの生中継(ゲルギエフ指揮、マリインスキー劇場管弦楽団、於サル・プレイエル)に続いて、ダヴィッド・オイストラフのドキュメンタリーが放送されました。今夜はボリショイ・バレエのジゼル、アバド指揮ベルリン・フィルのチャイコフスキーの交響曲第5番、ハイティンク指揮ベルリン・フィルの春の祭典が予定されています。好きな人にとってはたまりませんよね。
解説とか座談会みたいなものを一切排して、ひたすら音楽(映像)を流してくれるような局は、ラジオにしろテレビにしろ貴重だと思います。下手に「初心者にも門戸を開くための入門番組」がないのも有難い。本物の演奏を観て聴いて好きになり、あとは自分で開拓していくというのが一番の近道だと思っているからです。
このくらい集中して観られると、いろいろな愉しみ方ができるものですね。
指揮者の振り方の個性とか (ゲルギエフの指揮って本当にわかりにくそう)
映像担当者の個性とか (全体をくまなくゆっくりと見せるタイプ、ピンポイントで激しく視点が動くタイプ、なぜか特定の人ばっかり映すタイプ、とかね)
ヨーロッパの劇場の内装とか (やはり歴史あるホールって美しい)
未知の演奏家の発見とか (たくさんの若手がでてきます)
日本に比べてアマチュア音楽家が気軽に集まって楽しめるような場所が少ないのは残念ですが、歴史的なものから生中継に至るまで様々な演奏会の記録を簡単に視聴できるというのは確かにヨーロッパに住むメリットかな、と思います。
今月はロシアがテーマのようで、昨夜はオール・チャイコフスキー・プログラムのコンサートの生中継(ゲルギエフ指揮、マリインスキー劇場管弦楽団、於サル・プレイエル)に続いて、ダヴィッド・オイストラフのドキュメンタリーが放送されました。今夜はボリショイ・バレエのジゼル、アバド指揮ベルリン・フィルのチャイコフスキーの交響曲第5番、ハイティンク指揮ベルリン・フィルの春の祭典が予定されています。好きな人にとってはたまりませんよね。
解説とか座談会みたいなものを一切排して、ひたすら音楽(映像)を流してくれるような局は、ラジオにしろテレビにしろ貴重だと思います。下手に「初心者にも門戸を開くための入門番組」がないのも有難い。本物の演奏を観て聴いて好きになり、あとは自分で開拓していくというのが一番の近道だと思っているからです。
このくらい集中して観られると、いろいろな愉しみ方ができるものですね。
指揮者の振り方の個性とか (ゲルギエフの指揮って本当にわかりにくそう)
映像担当者の個性とか (全体をくまなくゆっくりと見せるタイプ、ピンポイントで激しく視点が動くタイプ、なぜか特定の人ばっかり映すタイプ、とかね)
ヨーロッパの劇場の内装とか (やはり歴史あるホールって美しい)
未知の演奏家の発見とか (たくさんの若手がでてきます)
日本に比べてアマチュア音楽家が気軽に集まって楽しめるような場所が少ないのは残念ですが、歴史的なものから生中継に至るまで様々な演奏会の記録を簡単に視聴できるというのは確かにヨーロッパに住むメリットかな、と思います。
by poirier_AAA
| 2010-01-26 20:15
| 聴く
|
Comments(0)