2009年 11月 21日
晩秋のパリ |
ここ数日、パリは穏やかに晴れて暖かい日が続いている。
風も寒くないし、日差しは穏やかで温かいし、高い秋空の下に黄色く色づいた葉が舞っている様子を眺めながら散歩するのは、こころがウキウキして鼻歌が出ちゃうくらいくらい気持ちがいい。(この間観た映画の影響か、チャイコフスキーばっかり歌ってしまう‥)
考えてみると、パリは秋がきちんと存在する街だ。
例えば東京なんかだと、9月はまだ夏の暑さを引きずっていて秋にはほど遠く10月にようやく季節が変わった感じを覚え、11月にやっと秋冬物を着る気になり12月はクリスマス前で完全に冬の気分、だったような記憶がある。
パリの9月はもう夏じゃない。そして10月にはちゃんと秋冬物を用意しないと風邪を引いてしまうほど寒くなる。9月からマロニエの葉や実が落ち始めて、10月頃から紅葉も始まり、11月にはプラタナスの大きな葉っぱを始めとして街中が落ち葉に埋もれる感じ。秋が長いのである。
晩秋のパリの公園。子どもの姿もまばらで、しんと静まり返っている。
春から夏にかけて太陽を求める人でごった返していたのが嘘のように、今は静寂が満ちる。ここでは気持ちがすっと落ち着く。せわしなく、短気なパリだからこそ、公園の静けさが嬉しい。
風も寒くないし、日差しは穏やかで温かいし、高い秋空の下に黄色く色づいた葉が舞っている様子を眺めながら散歩するのは、こころがウキウキして鼻歌が出ちゃうくらいくらい気持ちがいい。(この間観た映画の影響か、チャイコフスキーばっかり歌ってしまう‥)
考えてみると、パリは秋がきちんと存在する街だ。
例えば東京なんかだと、9月はまだ夏の暑さを引きずっていて秋にはほど遠く10月にようやく季節が変わった感じを覚え、11月にやっと秋冬物を着る気になり12月はクリスマス前で完全に冬の気分、だったような記憶がある。
パリの9月はもう夏じゃない。そして10月にはちゃんと秋冬物を用意しないと風邪を引いてしまうほど寒くなる。9月からマロニエの葉や実が落ち始めて、10月頃から紅葉も始まり、11月にはプラタナスの大きな葉っぱを始めとして街中が落ち葉に埋もれる感じ。秋が長いのである。
晩秋のパリの公園。子どもの姿もまばらで、しんと静まり返っている。
春から夏にかけて太陽を求める人でごった返していたのが嘘のように、今は静寂が満ちる。ここでは気持ちがすっと落ち着く。せわしなく、短気なパリだからこそ、公園の静けさが嬉しい。
by poirier_AAA
| 2009-11-21 00:15
| 日々の断片
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