2009年 08月 14日
バカンス中のパリ |
パリの住人のバカンスも8月のこの時期がピークのようです。
街はがらがら。いつもは気になって仕方ない歩き煙草の煙もほとんどなし。路上駐車のスペースも空きが目立ち、公園に行けば居残り組の外国人家庭の子ばかり。いつものマルシェは生鮮食品の店が軒並み休みで衣料品のスタンドに入れ替わっていて、休まず営業している店の人たちが通路越しに「毎年8月15日前後ってほんっとに最悪だよな〜」と話している。近所のパン屋は思いつく限り(10軒)回ってようやく2軒営業中のところをみつけられたといった具合。新聞を買いたくても本屋もキオスクもお休み中。アパルトマンのエレベーターも動く音がほとんど聞こえない。テレビをつければピンチヒッターのキャスターがニュースを読んでいる。アジアの水害のニュースが流れたかと思うと、次の瞬間には「規模が小さい農家では交代人員の確保もできず、この時期にバカンスをとるゆとりがない。なんとか解決策を探している」などという話が飛び出す。
もう見渡す限りの国中が、ただいまバカンス中〜、というのんびりモードなのです。いささかヒステリックで騒々しい住人たちがいない間、街も束の間の息抜きをしているかのような静けさ、これはこれで悪くありません。唯一の問題はお気に入りのパンが食べられないということなのだけれど、それさえクリアできるのなら遠出せずに静かなパリでゆっくりのんびり非日常を味わう休みもいいんじゃないかな、とすら思うのでした。
街はがらがら。いつもは気になって仕方ない歩き煙草の煙もほとんどなし。路上駐車のスペースも空きが目立ち、公園に行けば居残り組の外国人家庭の子ばかり。いつものマルシェは生鮮食品の店が軒並み休みで衣料品のスタンドに入れ替わっていて、休まず営業している店の人たちが通路越しに「毎年8月15日前後ってほんっとに最悪だよな〜」と話している。近所のパン屋は思いつく限り(10軒)回ってようやく2軒営業中のところをみつけられたといった具合。新聞を買いたくても本屋もキオスクもお休み中。アパルトマンのエレベーターも動く音がほとんど聞こえない。テレビをつければピンチヒッターのキャスターがニュースを読んでいる。アジアの水害のニュースが流れたかと思うと、次の瞬間には「規模が小さい農家では交代人員の確保もできず、この時期にバカンスをとるゆとりがない。なんとか解決策を探している」などという話が飛び出す。
もう見渡す限りの国中が、ただいまバカンス中〜、というのんびりモードなのです。いささかヒステリックで騒々しい住人たちがいない間、街も束の間の息抜きをしているかのような静けさ、これはこれで悪くありません。唯一の問題はお気に入りのパンが食べられないということなのだけれど、それさえクリアできるのなら遠出せずに静かなパリでゆっくりのんびり非日常を味わう休みもいいんじゃないかな、とすら思うのでした。
by poirier_AAA
| 2009-08-14 06:35
| 日々の断片
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